Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月18日、日本初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の金星周回軌道投入を12月7日に実施すると発表した。 発表によると、金星を周回する軌道に入るための軌道制御エンジン(OME)の噴射を12月7日8時49分に開始し、約12分間にわたって行った後、さらに姿勢変更を実施し、「あかつき」は同日21時頃に金星の周回軌道に投入される予定だという。 「あかつき」は重さ約500kgの金星探査機で、2010年5月21日に種子島宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げられた。金星周回軌道に投入された後、「あかつき」は赤外カメラや赤外イメージャー、雷/大気光カメラなどを使って、約2年間にわたって金星の地表面や大気などを観測する。 ■JAXA|あかつき特設サイト http://www.jaxa.jp/countdown/f17/