JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、11月4日(木)に観測ロケットSS-520-3号機の打ち上げに成功したと発表しました。 SS-520-3号機は、ノルウェーにあるアンドーヤスペースセンタースバルバードロケット実験場から打ち上げられ、950秒後に同実験場南南西海上へ落下したということです。この実験は高緯度領域に存在するカスプ領域と呼ばれる場所にロケットを打ち上げて、同領域におけるプラズマ流出現象の解明を目的としており、日本、ノルウェー、アメリカの3カ国共同で実施されました。今後は観測結果などを分析し、論文などにまとめて公開するとのことです。