宇宙に飛び立つロケットの重量のほとんどは、ロケット本体とペイロード(荷物)を宇宙へ飛ばすための燃料で占められます。 一度に運べるペイロードの量を増やすためにも、エネルギー効率の良いロケットが求められています。 そんな中、イギリスのグラスゴー大学(The University of Glasgow)理工学部に所属するクシシュトフ・ブズディク氏ら研究チームは、自分を食べるロケット「オートファジー・ロケットエンジン」を開発中です。 この新しいロケットは、燃料を消費し空になった胴体(タンク)すら、推進剤として使用することができます。 研究の詳細は、2024年1月8日~12日に開かれる航空宇宙分野における世界最大級の学会「AIAA SCITECH 2024 Forum」で発表されます。 SELF-EATING ROCKET COULD HELP UK TAKE A BIG BITE OF SPACE
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