連日、熱い闘いを繰り広げているプロ野球ペナントレース。巨人や阪神をはじめ、ソフトバンク、楽天などふだん何気なく目にしている球団名だが、プロ野球の誕生以来、球団の親会社はさまざまな変遷を繰り返してきた。一番新しいところでは2012年の横浜DeNAベイスターズの誕生。 当時、ネットゲーム企業の「DeNA」がプロ野球球団のオーナーになるということで大きな話題を集めた。このケースが物語るように、プロ野球球団の親会社の業種は時代を映す鏡でもある。2リーグ制のペナントレースがスタートした1950年当時からの球団保有企業の変遷を振り返ってみた。 リーグ制スタートの年の親会社構成には隔世の感が セ・パ2リーグによるペナントレースがスタートした1950年、参加した15球団の名前を見てみると、現在も残っているのは「巨人、阪神、中日、広島」の4球団のみ。パ・リーグの球団はすべて親会社が変わり、違う球団名となって