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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/mit_sloan (6)

  • 何か大きなことを成し遂げるときに、最初にやること - My Life After MIT Sloan

    私が今書いてる修士論文を書き始めたときに、指導教官がした話が面白かったので書いてみる。 ビジネススクールは、卒業時に論文を書くのは前提ではないので、自分で指導教官を選んで、概要を書いて持っていき、指導教官となることをお願いする。 私は、修士論文の内容を元にを書きたい、と常々思っていたので、そのの構想を章立てにして、細かく概要を書いて持っていった。 分かっていた反応ではあったが、先生の反応は「これは多すぎる」というものだった。 「これが博士論文であれば、私はこれほど素晴らしい概要は無い、と言うだろう。 でも短期間で書き上げる修士論文としては、あまりに壮大すぎる。」 (そして、この内容なら素晴らしい博士論文が書けるから、と博士課程に進むことを強く勧められた) 私は、「多すぎるのは分かっている。実はこういう内容のを近い将来書きたいと考えているのだ。 そう考えたとき、私は修士論文では何をすべ

  • Twitterに学ぶオープン・イノベーション・モデル - My Life After MIT Sloan

    ではTwitter利用人口が増え、米国利用者の半数に達したとか、ミクシィを越えたとかいう話も飛び交っている。 今回は、そんなTwitterを、利用者としての視点でなく、イノベーション創出の視点から見てみる。 ミクシィやFacebookのような、ネット上で他の個人とネットワークするためのサービスを、業界用語ではSNS(Social Network Service)と呼ぶ。 Twitterが他のSNSと大きく違うのは、重要なコア機能の多くが第三者によって提供されている、というところだ。 インターフェース(API)が非常にオープンなので、第三者が自由に機能を付け加えることが出来るのだ。 Twitter自身が提供している機能は、@をつけると返信出来るとか、RTを押すとRetweetできるなどといった機能しかない。 Twitterが使いやすい理由の大部分は、第三者が提供してくれる機能によるものな

  • 「一流企業の正社員」も流動化ができる社会へ - My Life After MIT Sloan

    先日の「日企業が復活するためには、労働の流動化は必須」には、コメント等色々反応を頂きました。 はてなTwitterなど、アクセスログからたどれるものも大体読みました。 皆さん、有難うございます。 私は、労働問題は素人で、新聞を読んで分かる程度の知識しかないです。 ただ、企業の組織変革をどう進めるか、を考えると、どうしても避けられない問題だから、ここで議論してます。 更に今はアメリカにいるから、日でどういう議論が行われてるか、ってことも全部は把握してないし。 だから、皆さんのコメントや専門家の方の記事はとても参考になります。 あまり労働問題に踏み込むと、企業変革の話から外れてしまうので、外れない範囲でもう一度議論してみようと思います。 1. まず、既に流動化が進んでる「派遣・請負」分野と、進んでない分野を分けて議論したい 進ませるべきは、来なら新しい事業を起こせる力を持った人たちの流

  • コネが重要な国・アメリカ-就活でのネットワーキング - My Life After MIT Sloan

    アメリカに暮らし始めて一番びっくりしたのは、この国ではコネが非常に重要だ、ということ。 何か、公明正大で機会均等の国だと思っていたイメージが全く覆された。 日常生活でも、「知り合いからの紹介」だと、提供されるサービスの質や早さが全く違ったりする。 就職活動でも同じ。 就活の最初の面接で会ってもらえるか、から、最後に誰を採用するか、というところまでコネは重要な役割をもたらす。 その会社の人たちがたくさんいるコミュニティに出入りして知られている、とか、 MBAの出身校が同じ、とか、 パーティであったことあるとか、 そういう理由だけで、普通は会ってもらえないものも会ってもらえたりするし、「実はこのポジションが空いてるよ」情報を教えてもらえたりするし、最終的な採用にも影響する。 知り合いの知り合いの知り合いが、狙ってる企業の採用担当者だったりして、わらしべ長者的に内定ゲットすることだってまれじゃな

    コネが重要な国・アメリカ-就活でのネットワーキング - My Life After MIT Sloan
  • 初期の無名のGoogleがどうやって世界中の天才を集めたか - My Life After MIT Sloan

    今日は、韓国人のクラスメートのWが我が家に遊びに来た。 彼は、先学期のクラスで私のチームメートでもあった戦友。 某一流投資銀行を経て、ケンブリッジ大学で博士号を取り、うちのコンサルのロンドンオフィスへ。 その後、韓国に戻って携帯アプリの会社を立ち上げ、IPOした後、ベンチャーキャピタルを自分で立ち上げた人。 一言で言えば、一般的なMBA生が卒業したらなりたいものを、全てやってきたような人。 私としては、彼に会うと常に面白い話のネタをくれるので、話すのは当に楽しい。 Wは「外でべよう」と言っていたらしいが、ルームメートのYEが、「うちに遊びに来てよ」と無理やり誘ったらしい。 しかし、彼女は自分では料理を作らんので、私に何か作ってくれという。 取り急ぎビーフカレーを準備。 しかし、カレーだって出来るのに1時間はかかる。 作り始めて10分くらいしてから、 「え、そんなに時間かかるの?でもWK

    初期の無名のGoogleがどうやって世界中の天才を集めたか - My Life After MIT Sloan
  • ノーベル物理学賞-「光」なのに日本人がいないのは納得いかない - My Life After MIT Sloan

    毎年楽しみにしているこの一週間。(といっても最初の3日だけだが) 昨日はついに物理学賞の発表。 今年の受賞者は、「光」の分野で貢献した人たちに贈られた、ということでした。 CCDを世界で始めて作った元ベル研究所のボイルとスミス。 それから、光ファイバの長距離化を可能にして、実用化の鍵を担ったカオ博士。 CCDは、デジタルカメラの原理になっているもので、おおざっぱに言うと、光を受けて、それを電気信号に変えるデバイス。 (ちなみにCCDを初めて商品化したのはソニーのデジタルカメラですね。) 光ファイバーは、もう日人にはインターネットなどでおなじみだけど、光の信号を何千メートルも中継点無しで伝えることが出来る技術。 さて、光ファイバについて、日のメディアは「東北大学の西澤教授が受賞しなかったのは何故だ」と騒いでいるが、 私に言わせれば今回のノーベル賞の問題はそこではない。 まず、「光」関係の

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