「間違い」に「正しい間違い」も「良い間違い」もありません。「間違い」は「間違い」です。「結果として影響がなかったからよかった」ということはありうるかもしれませんが、事前に予見できるものではない以上、「良い間違い」を仮定して間違いを正当化することは、「嘘も方便」を認めることになり、科学コミュニケーションとしていかがなものか、という事態になります。 また、人の発言から都合のよい部分だけを引用するのは、明らかに間違った悪い行為です。 なお、この話は、論点がどんどんずれていき、最後には、この人の統計学への無理解が(またもや)暴露されることになりました。 要約 「震度8」は間違い。 統計的な説明をせずに「上昇しない/する」という言い方をするのは間違い。 林氏の引用の仕方は間違い。 間違いは正しくないし良くない。