台湾のライトノベルを日本にも広めるべく、翻訳版を小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿するなど、布教活動を続けている原子アトムさんという人がいます。 原子さんは8月、署名サイト「Change.org」を活用し、台湾のオリジナルラノベ『在坐寫輕小説的各位全都有病』(ラノベを書くやつは全員イカれてる)の出版を日本の出版社に求める署名活動を呼びかけていました。しかし、700人以上の署名を集めることに成功したものの、その努力もむなしく、出版社からは「海外作品の翻訳出版をする予定はない」と、取り合ってもらえませんでした。 日本で台湾のラノベを普及させるにはどうすれば良いのか? そもそも台湾で流行ってるラノベってどんな作品なの? 原子さんと台湾の「尖端出版」編集者に取材しました。 ※編集部注:一部固有名詞の簡体字を常用漢字に置き換えて表記しています。 署名サイト「Change.org」で700人以上か