「買い物弱者」の分布マップを作成 対策への活用に期待 農林水産政策研究所は近年問題になっている「買い物弱者」が全国のどこに存在するのかを示すツールとして、GIS(地理情報システム)を活用した「食料品アクセスマップ」を作成、5月15日に公開した。 このマップは各都道府県の市区町村で生鮮品販売店舗への徒歩でのアクセスが困難な人口割合を表したもの。ここでは「買い物弱者」を店舗までの距離が直線で500m以上離れていることとし、約500m四方の区画ごとにその人口割合を推計し、頻度を色分けして地図上に落とし込んだ。 日常の買い物を不便とする買い物弱者は全国に約600万人いるとされるが、実際にどの地域にどれだけの人がいるのか、これまでわからなかった。同研究所は今回マップを作成したことで、地方自治体には実情の把握を、店舗運営する事業者側へはマーケティングデータとしての活用を期待したいとする。 ◆都市近郊に
【シリーズ・安全な食とは】第2回 消費者の要望無視する食品表示の新たな仕組み 市民バイオテクノロジー情報室代表・天笠啓祐 昨年9月から、消費者庁は「食品表示一元化検討会」を開催してきたが、現在その検討が最終段階にさしかかっている。食品表示一元化とは、これまでの食品表示が、複数の省庁、法律をまたがって存在していたところから、それを消費者庁が一手に掌握して、新しく法律を作ろうというものである。 ◆強い加工食品の原料原産地表示の要望 具体的には、食品衛生法、JAS法、健康増進法の3つの法律の中の食品表示に関する部分を集め、新しい法律を作るというもの。 検討会はすでに5月上旬までに8回開催されている。3月に開かれた6回目の検討会で「中間とりまとめ」が出され、それについて一般からの意見が募集され、3月23日には、誰でも発言できる意見交換会が開催された。 その意見募集の全体像がまとまり、発表された。そ
TPP、情報開示の必要性を強調 鹿野農相 鹿野農相は5月25日の会見で、玄葉外相に米国から自動車分野で10項目の要求が出ているとの報道についての事実関係を確認したことを報告するとともに、TPP交渉について「なあなあということではだめ」となし崩し的な交渉入りにならないよう要望し、情報開示と国民的な議論の必要性を強調した。 ◆米国の正式な要求はまだない―農相 鹿野農相は22日の会見で自動車分野で10項目の要求が米国から出されていることについて玄葉外相に直接、確認したい意向を示していた。 農相によると、23日には電話で、25日には閣議前に確認し、玄葉外相は「関心は表明されたがリストの提示があったわけではない」と説明した。 そのうえで農相は外相に対して▽しっかりと情報を把握していく必要がある、▽できるだけ情報は提示していくべき、と強く要請したという。とくに5月8日から18日まで行われた米国ダラス
「今、改めてTPPを考える」 農業協同組合研究会 第8回研究大会 農業協同組合研究会(会長:梶井功東京農工大名誉教授)は5月19日、東京都内で第8回研究大会を開いた。テーマは「いま改めてTPPを考える」。報告は▽米国は日本の医療の何を狙っているのか(日本文化厚生農協連・武藤喜久雄代表理事理事長)、▽ミニTPPとしての米韓FTAの実態(立教大学経済学部・郭洋春教授)の2つ。大妻女子大学の田代洋一教授が解題と議論の進行を務めた。 個別業界の利害追求を鮮明にする米国 東アジアを視野に入れた日本の選択を ◆TPP、何が腑に落ちないのか? 語り尽くされたともいえるTPP問題だが、「今なお分からない、情報がない」という国民の声が絶えない。 田代教授は解題で、国民がTPPについてどう判断すればいいか「分からない」とする疑問点について次のように整理した。 ▽中国や北朝鮮が威嚇的、領土拡張的になっているの
茨城県のご当地ヒーロー「イバライガー」が、東日本大震災での被災者支援をきっかけに、商品デザインなどによる企業の協力を得て注目を集めている。26日には、常磐道の主要なサービスエリア(SA)などにイバライガーとコラボした紙コップ式自動販売機が設置され、クッキーやサイダーなど新商品の発売が始まった。コラボ企業はシラス、卵など食品関連から大手携帯電話会社まで20社を超える。自治体の補助を受けない自主活動へのこだわりが、活動の幅を広げている。【佐久間一輝】 イバライガーはこの日、笠間市の常磐道友部サービスエリア(SA)で開催された「つながる5県ハイウェイドライブフェスタin友部SA」のショーに登場し、北関東道や常磐道の利用促進をPRした。SAなどの商業施設を管理する「ネクセリア東日本」の田代順三・水戸支店長は「イバライガーとのコラボで、この夏は家族連れの他県からのお客様に来てもらいたい」と期待を込め
昨年の5月から準備してきた科学解説書 『重力とは何か ― アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る』 が、5月30日に幻冬舎新書から出版されます。 昨年のノーベル物理学賞が、「遠方の超新星爆発の観測による宇宙の加速膨張の発見」に与えられたことに象徴されるように、宇宙物理学の発展は、これまで私たちの知らなかった宇宙の姿を明らかにしつつあります。 これにより、これまですべての物質の元であると考えられてきた原子は、実は宇宙のたった4パーセントに過ぎない。宇宙の大部分は「暗黒物質」や「暗黒エネルギー」など、まだ正体のわかっていないものでできていることが明らかになりました。 このような発見の基礎となっている物理学は、「物質」とそこの間に働く「力」によって自然を理解する学問です。 宇宙を理解するためには、それがどのような「物質」からできているかを知るだけでなく、それらの間に働く「力」を解明しなけ
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 統合失調発症の遺伝子配列を特定 藤田保衛大 2012年5月30日 02時06分 日本人の統合失調症の発症に関係する遺伝子の配列を、藤田保健衛生大(愛知県豊明市)の岩田仲生教授や池田匡志講師らの研究チームが特定し、29日の米精神医学誌「モレキュラー・サイカイアトリー」電子版に発表した。発症の原因は不明のままだが、統合失調症が遺伝子異常による疾患であることを科学的に証明することにつながるという。 岩田教授らは、2010年に白人の統合失調症患者に関わる遺伝子「NOTCH4」が、日本人にも同様に関係することを発見。この遺伝子の配列に注目し、名古屋大や理化学研究所(埼玉)など8カ所の共同研究施設と協力し、東日本、西日本、四国の患者をさらに調査した。 グループは、統合失調症の患者6668人と健康な人1万2791人に同意を得て採血し、遺伝子を
フグと同じ猛毒のテトロドトキシンを持ち、主に西太平洋の熱帯・亜熱帯の海に生息するヒョウモンダコが今年2月と3月、三重県南部の熊野灘沿岸で相次いで見つかっていたことがわかった。 寒い時期にこの地方で見つかるのは珍しく、専門家は「温暖化による海水温の上昇で、生息場所が北上しているのではないか」と指摘している。 ヒョウモンダコは、三重県水産研究所(志摩市)の職員が2月16日、大紀町沿岸の水深約10メートルの海底で発見した。3月7日にも志摩市浜島町の水深約7メートルの岩場に生息しているのを見つけ、採取した。いずれも体長約10センチの成体だった。 ヒョウモンダコの唾液にはテトロドトキシンが含まれ、かまれると嘔吐(おうと)やしびれ、けいれんなどの症状が出る。 オーストラリアでは死亡例もあるといい、同研究所では「見つけても絶対に素手で触らないで」と注意を呼びかけている。
沖縄本島北部だけに生息する国の天然記念物ヤンバルクイナの自然繁殖が先月、沖縄県東村高江地区で確認された。 繁殖南限ラインから約3キロ南にあたり、確認したNPO法人「どうぶつたちの病院沖縄」(うるま市)は、「国などによるマングースの防除事業が奏功し、繁殖域が拡大している」とみている。 同法人によると、農道近くの山林で4月21日、定点観測用カメラに親鳥1羽と孵化(ふか)後約2週間のヒナ4羽が歩く姿が映っていた。今月2日には親鳥がヒナに餌を与える様子も確認された。 環境省によると、1985年には約1800羽が生息していたが、マングースに襲われたり車にひかれたりして約1000羽に減少。レッドリストの「絶滅危惧1A類」で、2003年に確認した同村北部が繁殖南限とされていた。
福島県内の大気中の放射性セシウム降下量と濃度が約40日周期で高くなる傾向があることが、福島大の渡辺明教授(気象学)の調査でわかった。 茨城県つくば市で29日に開かれた日本気象学会春季大会で発表された。渡辺教授は「放射性物質がもともと大気中を固まりで動いているのか、大気の運動として放射性物質が固まる仕組みがあるのかなど、現時点ではわからない」としている。 渡辺教授は、福島県が昨年3月から今年4月まで、原子力センター福島支所(福島市方木田)で計測した放射性セシウム降下量のデータについて解析した。 その結果、時間の経過とともに数値自体は下がっているが、東京電力福島第一原発からの風向きなどにかかわらず、平均値より高い数値がほぼ40日ごとに規則的に見られた。特に今年1月以降は傾向が顕著だったという。
自民、公明両党の幹事長、国会対策委員長らは30日午前、東京都内のホテルで会談し、中国大使館1等書記官が農林水産省の事業に関与していた疑惑について、国会審議で鹿野農相や筒井信隆農水副大臣を追及していく方針を確認した。 公明党の漆原良夫国対委員長は会談後、記者団に「重大な関心を持って成り行きを見ていく」と語り、衆院農水委員会などでただしていく考えを示した。会談では、農相の責任問題を念頭に「(前田国土交通相、田中防衛相に続く)第3の問責決議案になる可能性がある」との声も出た。 藤村官房長官は30日午前の記者会見で、同書記官による外国人登録法違反事件について、「現在捜査中なので、きちんと捜査してもらうということだ」と述べた。事件に関連して農林水産省から機密文書が流出したことについては、「農水省で事実関係をきちんと把握してもらう」と語り、農水省に対応を委ねる考えを示した。
中国大使館1等書記官(45)による外国人登録法違反事件で、農産物の対中輸出促進事業に関する農林水産省の機密文書が外部に漏れ、書記官も内容を把握していた疑いがあることが分かった。 この事業は民主党の筒井信隆・農水副大臣が主導しており、書記官は副大臣室に出入りしたり、中国の国有企業を日本側に紹介したりするなど、事業に深く関わっていた。警視庁公安部は書記官の諜報(ちょうほう)活動の一環だった可能性があるとみて関心を寄せている。 問題の事業は、一般社団法人「農林水産物等中国輸出促進協議会」が、日本の農産物などを北京の施設で展示・販売する計画。中国の国有企業と提携し、協議会に参加する日本の農業団体や企業に、中国進出の足がかりを提供することを目的としていた。筒井副大臣は、自ら訪中して国有企業側と覚書を締結するなど同事業を主導してきた。 関係者の証言や協議会の資料によると、事業の事務は、鹿野農相グループ
タイトルの件について、福島県の子供の病死者数について、政府の統計データを調べてみました。 「人口動態調査」 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001028897 からデータを得ました。 福島県の子供の原発事故後の病死者数の変化については、次の様な解析が出されています。 ・「福島県の子ども」の病死者数について http://dl.dropbox.com/u/17135518/nakate.pdf このレポートは英訳されて『Fukushima Voice』というサイトにも紹介されています。 ・Report regarding the number of deaths due to illnesses in "Fukushima children" Changes since the Fukushima accident ba
ミツバチがいなくなっている原因ともされる新農薬ネオニコチノイドについて、未来に向けたみんなの意見を全4回のアドボカシーカフェ連続企画を通じてつくります。「美味しんぼ」原作者である雁谷哲、田中優も登場!〒160-0021 新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル5F TEL:03-5941-7948 FAX:03-3200-9250 neonico@socialjustice.jp|地図|お問合せ 新農薬ネオニコチノイドについて“未来に向けたみんなの意見”づくり大公開 フォーラム「ねねね、ネオニコチノイドってなあに?」 -新農薬ネオニコチノイドについて“未来に向けたみんなの意見”づくり大公開- ~「美味しんぼ」105 巻を読んで、みんなで語ろう!~ 「ミツバチが大量死する」という現象を耳にしたことはありますか? いま、かのレイチェルカーソンが指摘した「沈黙の春」や「実りのない秋」が
行って良かった!「農業体験BEST47――全国各地のおすすめスポットを一挙公開!」 今、農業をはじめとする第一次産業(農業、林業、水産漁業、畜産業)が再び注目を浴びています。林業男子や林ガール、ノ(農)ギャル、ウ(魚、海)ギャルなどなど、自ら志してアグレッシブな活動している若者が増えています。 そこで、今回は全国各地で農林水産漁業が体験できるスポットや、実際に従事している若者の生の声をお届けします! 「農業、ちょっと興味あるんだけど大変そう…。実際のところどーなの?」 そんな疑問を持つあなたにぜひ読んでほしい特集企画。 全国の農村へ派遣されている「地域おこし協力隊」や「緑のふるさと協力隊」、「田舎で働き隊」に参加する若者からのレポートも届いています。農業をやりたいと思った理由や、実体験を通じて感じた生の声をお届けします。 「農業体験BEST47」では編集部一押しの全国の体験スポ
社会貢献意識を持った若者が増加している。東日本大震災以降、その傾向は顕著に表れている。『絶望の国の幸福な若者たち』の著者で社会学者である古市憲寿氏(27)は、その要因としてリアリティが欠けて、自分探しをしていることと見る。社会貢献を通じた自分探しをする若者たちを古市氏はどう分析しているのか伺った。(聞き手・オルタナS副編集長=池田真隆、オルタナS特派員=河合和香) ■日本では生きている実感を感じられず、海外でリアリティを感じる ——社会貢献活動が若者たちの間で広まっています。なぜ、ここまで社会貢献意識を持った若者が増えているのでしょうか。 古市:まず、マクロに考えると、ある程度は自分の周辺のことに不便しないくらい日本が豊かな国になったことがあると思います。基本的に自分のことで精一杯だったら、社会貢献なんてしようとは思えません。 社会が豊かになりすぎたが故に、生きている実感を持ちにく
本発明は、樹皮や茶殻(茶飲料製造後の残渣)などに多量に含まれるポリフェノールの一成分であるガリック酸から、プラスチックやフィルム、接着剤などの原料になるPDC(2-ピロン-4,6-ジカルボン酸)という物質を製造する技術です。樹皮や茶葉には多量のポリフェノール成分が含まれており、その中にガリック酸も多く含まれています。これまではこのガリック酸を有効に利用する方法がなく、樹皮や茶殻を工業原料として活用する手立てがありませんでした。そこで、簡単な抽出処理(熱水やアルカリ水で煮出す)によって樹皮や茶殻などからガリック酸を抽出し、組換え微生物を用いた発酵によってPDCに変換する技術を開発しました。得られたPDCはバイオマス由来の環境に優しいバイオプラスチック原料として様々な製品へと加工できるため、本発明は地球に優しく資源をリサイクルできる技術として期待されます。
「G空間(情報)」は、将来が期待される重要科学分野の一つである「地理空間情報技術(=Geospatial Technology)の頭文字のGを用いた、「地理空間(情報)」の愛称です。 G空間EXPOは、地理空間情報高度活用社会(G空間社会)の実現へ向けて、産学官が連携し、地理空間情報と衛星測位の利活用を推進する場として開催されるイベントです。 「G空間(情報)」は、将来が期待される重要科学分野の一つである「地理空間情報技術(=Geospatial Technology)の頭文字のGを用いた、「地理空間(情報)」の愛称です。 G空間EXPOは、地理空間情報高度活用社会(G空間社会)の実現へ向けて、産学官が連携し、地理空間情報と衛星測位の利活用を推進する場として開催されるイベントです。
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。
[フードエイジ] プロローグ「農高生の視点」 自給の重み知る一口 日本農業新聞は年間キャンペーン報道「フードエイジ」を始める。消費者や若い世代を含め国民全体で食料生産の大切さを共有し、国産農畜産物の利用拡大やその先にある食料安全保障の確立につながる動きや課題をさまざまな角度から探る。初回はプロローグとして「農高生の視点」で食と農の関係を考えた。現場を体験し、食料を自給する重みを実感するようになった若者の姿を見た。 国産囲み農家に感謝 栃木県立鹿沼南高 くつくつと音を立て、すき焼き鍋が煮えてきた。箸を入れ、口に運んだのは「とちぎ和牛」の霜降り肉。栃木県立鹿沼南高校食料生産科の1年生、小野寺煌さん(16)は家族と鍋を囲み「んー。やっぱり柔らかい」と顔をほころばせた。この1年で牛を育てる大変さを知り「よりおいしく感じる」と打ち明けた。 小野寺さんはサラリーマン家庭の生まれ。授業でブラウンスイス種
ゲームでもっとも多かったのは『牧場物語』 パルシステム生活協同組合連合会は、“農業に興味がある学生の実態調査”を2012年5月1日~5月6日の6日間、携帯電話によるインターネットリサーチ“モバイルリサーチ”で実施し、農業やその周辺産業に関わる仕事や職業に興味がある学生1000名(調査対象者:12歳~22歳の学生)の有効サンプルを集計。その調査結果を公開した。 今回公開された調査結果によると、農業に興味がある学生(農業やその周辺産業に関わる仕事や職業に興味がある学生)1000名に対し、農業に興味を持つにあたり、影響を受けたものを複数回答形式で質問したところ、1位“実際の体験”(43.3%)、2位“テレビ番組”(41.9%)、3位“学校の授業”(31.0%)、4位“親”(30.1%)という結果に。また、メディア(“テレビ番組”、“アニメ・漫画”、“有名人”、“インターネットサイト”、“ゲーム”
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トクホ(特定保健用食品)で新たなヒット商品が誕生した。キリンビバレッジのトクホコーラ「キリン メッツ コーラ」が発売後わずか2週間で、年間販売目標の100万ケースを突破。小売りからの注文に供給が追いつかず、キリンは緊急増産対応を決定し、お詫びのリリースを掲出するに至っている。「ここまで売れたのはヘルシア緑茶(花王)や黒烏龍茶(サントリー)以来」(飲料総研の宮下和浩氏)と業界でも驚きの声が上がる。 ヒットの理由は明快だ。これまでもトクホの飲料は数多くあれど、どれもヘルシアや黒烏龍茶を超えるには至らなかった。メッツコーラは「トクホとコーラという意外性のある組み合わせで、ユーザーの興味を引く戦略」(キリンビバレッジ)が奏功し、ヒットに結びついた。 メッツコーラの特徴は、「難消化性デキストリン」(以下、難デキ)が、食事に含まれる脂肪の吸収を抑制するというもの。難デキはトウモロコシ由来の食物繊維で、
グローバル市場で勝ち抜くために、日本企業で2つの経営強化の手法が目立っている。1つは、海外企業の大型M&A(合併・買収)による世界展開の加速。第一三共によるインド製薬大手ランバクシー・ラボラトリーズの買収などはその典型だ。もう1つは、「事業の選択と集中」による本業の絞り込み。2012年3月期に過去最大の赤字を計上したソニーは関連分野である化学事業を売却したり、収益性が低い中小液晶パネルを同業他社と統合したりするなど本業回帰を急ぐ。 だが、こうした動きとは一線を画す日本企業がある。味の素だ。 同社は今年に入り、M&A案件を次々と出している。ただ、どちらも売り手である。 2012年5月には、傘下の飲料大手カルピスを売却すると発表した。この4月には、情報システム子会社である「味の素システムテクノ(AJITEC)」の株式の過半数を野村総合研究所(NRI)に売却した(4月1日付で「NRIシステムテク
日本有数のイチゴ生産者と会食した。「田村さん、農業って特殊な産業に思われているかもしれないけど、単に製造業なんだよ。農業の大敵はなんだと思う。農業の敵はエネルギー価格なんだよ」と切り出された。 農業は大量の重油や電力を消費する製造業なのだ。今の資源価格の上昇はかなり日本の農業者を苦しめている。「またこれから電気代が上がっていったら致命的だよ」という。 日本の競争力ある農業者の間では「これだけ人件費とエネルギーコスト高いところで勝負すべきか?」との思いが芽生えているという。遠藤社長は「当たり前だよね。だってわれわれは製造業なんだから。トヨタや松下がやっていることをやるのは当然だよ。安く作れるところで作って高く売りたいんだよ」と語る 円高の今こそ海外へ日本の農業者が世界へ出るべきだと思う。日本の農業者の技術力は高い。これが海外の土地代と人件費と気候とスケールで活用できたら怖いものなしだと思う。
米国ウイスコンシン大学から投稿された河岡義裕教授らの論文が、多くの論議の末、5月初旬に科学雑誌『Nature』に掲載された。 世界の感染症に関する中心的情報発信の役割を担っている、米国ミネソタ大学の感染症研究と対策センター(CIDRAP)がその背景について論評している。 ■Report details changes that may boost H5N1 spread in mammals: (ほ乳類に拡大する可能性ある作成H5N1ウイルス研究論文の詳細が変更されて発表) その概要は以下の通りである。 ウイスコンシン大学の研究チームが作成したウイルスの遺伝子は、7個のH1N1ウイルス由来の遺伝子(2009年の新型インフルエンザ)と1個のH5N1鳥インフルエンザウイルス由来の遺伝子(ヘマグルチニン遺伝子:細胞に感染する際に働く)で構成されている。 作成ウイルスは人体モデルとされるフェレット
GEPRを支援する研究者の論考を提供する。(GEPR版) MITの自然放射線研究の紹介 最近、放射線の生体影響に関する2つの重要なリポートが発表された。一つは、MIT(マサチューセッツ工科大学)の専門家チームが発表した研究成果(「放射能に対する生物学的解析の統合研究~ネズミへの自然放射線比400倍の連続照射でDNAの損傷は検出されず」(英語要旨)「MITニュースの解説記事」)である。 同じ放射線量を被ばくする場合でも、短期(1回)に被ばくする場合と、長期に被ばくする場合では、その生体への影響に大きな違いがある(長期被ばくの場合がはるかに影響が小さい)。この論文は「線量率効果」の存在を、がん化メカニズムの基本であるDNA損傷の面から検証したものである。 MITの研究ではネズミを自然放射線の400倍程度の放射線量に5週間さらしたが、DNAの損傷は観察されなかった。過度の放射線は、DNAを損傷さ
2023.12.26 サステナビリティ レゾナックと「うんこドリル」がコラボ!うんこ先生と一緒にプラスチックの再生を学ぶ冊子を制作 2023.12.21 研究・開発 AI・ディープラーニングを活用して材料の開発期間を大幅に短縮 ~ ケモインフォマティクスを自社開発、物性計算の速さは従来に比べ数千倍に ~ 2023.12.14 サステナビリティ レゾナック初のサステナビリティ説明会を開催 ~CEO髙橋、CFO染宮、CHRO今井、新CSuO松古、社外取締役常石氏等がレゾナックの"今"と"これから"を語る~ 2023.12.14 スポーツ レゾナック バドミントン部 S/JリーグⅡ完全勝利で優勝、1部リーグ復帰 2023.12.13 事業・製品 世界初!船舶へのアンモニア燃料供給の実現に向けて日本郵船・JERAと共同契約を締結 ~海上輸送の脱炭素化に貢献~ 2023.12.12 事業・製品 次世
本年度で白熱灯の生産が中止されることにより、電照栽培での農作物の光源に白熱灯の代わりとして、LEDライトが有望視されている。しかし、導入が進んでいるとの話は聞かず、家庭用と比較しても格段に導入が遅れている。 遅れている理由を検証すると、まっ先にどの波長が必要なのかが理解されていない所に大きな問題があり、これは光の世界をイメージできないところに起因していると考えられる。 白熱灯での栽培から単波長光源での栽培となると、照射される特定の光の量が格段に多くなる。その中で効果のある波長と効果のない波長が仕分けされるのは、植物の波長に対する対応です。 あまりに頼りない光であっても、植物には十分すぎる光の量であり、逆に成育障害を起こしているケースも見受けられる。これを正しく評価できないと、この光は効果のない光だと判断される。 何も知らない純粋に先入観のない状態で考えれば、花芽抑制に効果のある波長は660
五所神社例大祭で浦安の舞を披露 泉小の山本さんと鈴木さん―熱海 / 伊豆新聞デジタル 熱海市立泉小の(中略)は、神奈川県湯河原町で1、2日に開かれた五所神社例大祭で「浦安の舞」の舞姫を務めた限定記事。6年生と5年生 「稚児舞」26年ぶり復活へ 会津美里、伊佐須美神社で7日・七夕祈願祭:地域ニュース:福島民友新聞社 会津美里町の伊佐須美神社で7日に行われる七夕祈願祭で、子どもたちによる「稚児舞」が26年ぶりに復活する。稚児舞を通じて町の地域振興につなげようと、神社関係者や町内の女性有志が立ち上がった。町内の小学生らが女性有志の指導を受けながら、本番に向けて練習に励んでいる。既出。6年生(11)は「緊張するが、思いっ切り踊りたい」と意気込みを 巫女舞と天狗や岡目など4つの里神楽で夏の興を味わって 三田天満神社で「夏祭」開催 三田市 | Kiss PRESS(キッスプレス) 天神にある『三田天満
すべてのカテゴリーフード・フードサービスヘルスケア医薬品・メディカル化粧品・トイレタリー産業機器・制御機器電子機器・電子部品ICTソリューション・サービスケミカル・マテリアルエネルギー環境・社会・インフラ建築・住宅自動車・輸送その他 富士経済グループ富士経済富士キメラ総研富士経済ネットワークス 日付指定なし
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県内で初めて結実したリンゴ品種「紅魁(べにさきがけ)」の実3個が1877(明治10)年8月15日、弘前市内の屋敷畑で収穫された。それから146年後の今年8月15日、同市茂森新町の工藤農園(工藤貴久代表取締役)の園地で、4年前に接ぎ木し、今年初めて実を付けた紅魁の収穫作業が行われた。弘前藩士を先祖に持つ工藤代表取締役は真っ赤に色づいた実を手に、「感慨深い。青森リンゴの原点を、これからも大事に守っていく」と意気込む。 青森リンゴの歴史は、1875(明治8)年春、明治政府の政策の一環で、当時の内務省勧業寮が配布した西洋リンゴの苗木3本を県庁構内に栽植したことから始まった。 同年秋に県が苗木75本を受領すると、旧藩士や篤農家が試植。弘前市相良町の養蚕家山野茂樹氏の屋敷畑(現在の弘前大学医学研究科)に紅魁1本が植えられ、2年後の77年に結実した。「果実3個が初生りし、8月15日に収穫した。実の重さは
県内で初めて結実したリンゴ品種「紅魁(べにさきがけ)」の実3個が1877(明治10)年8月15日、弘前市内の屋敷畑で収穫された。それから146年後の今年8月15日、同市茂森新町の工藤農園(工藤貴久代表取締役)の園地で、4年前に接ぎ木し、今年初めて実を付けた紅魁の収穫作業が行われた。弘前藩士を先祖に持つ工藤代表取締役は真っ赤に色づいた実を手に、「感慨深い。青森リンゴの原点を、これからも大事に守っていく」と意気込む。 青森リンゴの歴史は、1875(明治8)年春、明治政府の政策の一環で、当時の内務省勧業寮が配布した西洋リンゴの苗木3本を県庁構内に栽植したことから始まった。 同年秋に県が苗木75本を受領すると、旧藩士や篤農家が試植。弘前市相良町の養蚕家山野茂樹氏の屋敷畑(現在の弘前大学医学研究科)に紅魁1本が植えられ、2年後の77年に結実した。「果実3個が初生りし、8月15日に収穫した。実の重さは
高機能自閉症を抱える関東地方の当時小学6年の男児(12)が3月、ほぼ全教科の成績を斜線(評価なし)とする3学期の通知表を渡されていたことが分かった。男児はクラスの授業に出られなくなっていたが、ほぼ毎日登校。発達障害児らを支援する「通級指導教室」(通級)は週3時間しかなく、保健室や図書室で過ごしていた。専門家は「学習支援が不十分で、通知表の評価が全くできないほど放置していたのは問題」と批判している。 母親(41)によると、男児は集団行動や字を書くのが苦手な一方、知能指数は高く、年500冊以上の本を読む。通級では算数や図工、集団行動などを学んだ。通知表は所見欄に「毎日少しでも教室で過ごそうと取り組んだ3学期でした」などと記されたが、国語以外の学科評価は斜線だった。母親は「存在を否定されたようでショックだった」と話す。 校長は「国語だけ評価材料がそろった」と説明。毎日新聞に対し、校長は「取材は受
伝統的稲作を復活させようと26日、河北町谷地の谷地八幡宮奉納御神田で、約60年ぶりとなる「お田植え祭」が開かれた。谷地八幡宮の役員OBたちが中心の「巴会」が企画して復活させた。 押切子供会の田植え踊りのあと、白地に黄と赤がまぶしい早乙女衣装に菅笠(すげがさ)姿の小学生から20代前半の早乙女たち11人が約15アールの水田に裸足で入り、苗を一つ一つ丁寧に手で植えていった。 早乙女の一人、山形ガールズ農場、平元沙恵子さん(22)は「手植えをすると昔の人の大変さがよく分かる」と話し、テンポ良く苗を植えていた。 巴会では、11月の収穫祭までに、かかし作りや台風などの被害から稲を守るための風祭など、伝統稲作行事を行うという。【横田香奈】
国の特別天然記念物のトキが36年ぶりに自然界でふ化したことを受け、環境省が絶滅の恐れがある野生生物のレッドリストで、現在「野生絶滅」に指定されているトキを1ランク下げ、絶滅の危険性が高い「絶滅危惧1A類」への変更を検討していることが29日、分かった。「絶滅」または「野生絶滅」の鳥類が回復した例は、過去にないという。 環境省は、絶滅の恐れがある野生生物の保護につなげるため、91年からリストを作成。危険度に応じて、絶滅▽野生絶滅▽絶滅危惧1(A・B)類−−など8ランクに分類。トキは、国内で絶滅したと思われる「絶滅」に次ぐ、野生下で絶滅した「野生絶滅」に指定されている。分類変更は、ほぼ5年に1度、専門家による分科会の決定を経て認定。今年度が見直しの時期にあたっている。 トキは81年、新潟県佐渡市で最後に残った野生トキ5羽を捕獲するも、03年に絶滅。現在、野生下には今季ふ化した8羽を含め53羽が確
Good(良い)Agricultural(農業の)Practice(やり方)、つまり農業生産現場の適切な工程管理基準を示すGAP。活字でこう記すと、これだけで難解なイメージを受けるかもしれない。しかし実は、多くの農家が日常業務のなかで当たり前に実践していることを、目に見える形にまとめた「仕事の模範」のようなものなのである。「やり方を押し付けられるのはごめんだ」とアレルギーを起こす向きも少なくないが、ただの押し付けに終わるか、経営の品質を向上させる切り札になるかは、GAPを「道具」として使いこなせるかどうかにかかっている。今回の特集でGAPの本質や意義を冷静に理解し、GAPに対する「食わず嫌い」を見直してみてはいかがだろうか。 本誌が最初にGAPの特集をお届けしたのは、2006年のこと。当時はGAPという言葉が登場したばかりで、聞き慣れない横文字の響きに戸惑った読者も多かったのではないだろう
【『農業経営者』定例セミナー】 “Made by Japanese” 事例紹介2(中国編)/「高級トマトを突破口にした中国市場開発」 雲の上のトマト 代表 高見澤憲一 第61回 2011年12月02日 音声 無料会員 ゴールド 雑誌購読 プラチナ 動画 無料会員 ゴールド 雑誌購読 プラチナ 第61回定例セミナーで、中国進出の事例発表をしていただいた雲の上のトマトの高見澤憲一氏の講演を収録。夏場だけの収入に頼るリスクの大きい経営から、年間を通して作れる作物を模索、トマトの生産を試みる。そんな中、トマトを食べた中国人貿易関係者から上海でトマトを生産してほしいとの要望を受ける。中国現地での農業生産における苦労と成果を語っていただく。
【『農業経営者』定例セミナー】 “Made by Japanese” 事例紹介1(中国編)/「中国で“日本人ブランド”のイチゴプロジェクト」 (有)ストロベリーフィールズ 社長 遠藤健二 第61回 2011年12月02日 音声 無料会員 ゴールド 雑誌購読 プラチナ 動画 無料会員 ゴールド 雑誌購読 プラチナ 第61回定例セミナーで、中国進出の事例発表をしていただいた有限会社ストロベリーフィールズの遠藤健二氏の講演を収録。遠藤氏は、1999年に新規参入した生産者。参入した当初から「いろいろな場所で農業に挑戦したい」とイメージしていたことが契機となり、現在はイチゴによる中国進出を計画中だ。昨年から北京へ足を運んで現地の視察や、市場や生産条件の調査を開始し、今年の四月からは同社のスタッフが現地で栽培にも取り組んでいる。
東大生産技術研究所が開発したセシウム吸着ぞうきん=同研究所提供 放射性セシウムを効率よく吸い取る安価なぞうきんを、東京大学生産技術研究所が開発した。福島県飯舘村で雨どいから流れる汚染水や池の水で効果を確認した。使用済みぞうきんの回収、処分をどうするかが課題だが、今後、自治体に働きかけて除染に役立てていきたいという。 迫田章義教授らが28日午前、発表した。 セシウムが、プルシアンブルー(紺青)と呼ばれる顔料によくくっつく性質を利用した。紺青を作るときに使う2種類の溶液に順に布を浸すと、紺青が布にしっかり付着し、固定された。飯舘村で採取した雨どいの水をバケツにためて、この布20グラムを一晩つけると、水のセシウム濃度は1キログラムあたり約20ベクレルから8ベクレル以下になった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で
ツナ缶、値上げのピンチ 原料のカツオやキハダ漁獲減少 関連トピックス タイ王国 ツナ缶原料の国際相場 ツナ缶の値上げが迫っている。原料となるカツオやキハダマグロの漁獲が減り、価格が高騰しているからだ。過去にない不漁の原因は、海水温が低下するラニーニャ現象だけではなさそうだ。大衆品の値上げは難しいが、利益を圧迫される企業はそろそろ限界に近づいている。 ツナ缶原料の国際指標となるタイ・バンコクの相場では、カツオが2011年11月まで1トンあたり1千ドル台だったのが、年末から2千ドルを突破した。11年春まで1千ドル台だったキハダも11年秋に3千ドルをつけ、現在も2千ドル台後半の高い水準だ。 カツオの国内漁獲量も減っている。農林水産省の統計などによると、11年はここ10年間で最も少ない約26万4千トン。仕入れ値も上昇傾向だという。 続きを読む この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です
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