美味しくてやめられない食べ物の「中毒」だ、いう言い方をよく耳にするが、ニコール・アビーナ博士は、ある特定の食べ物に関する人々の行動や態度が依存症に見られるパターンとよく似ていることを発見した。
研究者をしていて一番うれしいのは、自分の書いた論文が科学雑誌に掲載されたときだ。それは体を張って集めたデータ、頭の痛かった統計解析、苦吟を重ねた英文が、ついに実を結んだ瞬間である。少し大げさに言えば、私の頭の中だけにあったものが人類共通の知見に昇華した瞬間である。 私の最新の論文が本日、『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』に掲載された。『PNAS』といえば私の研究分野では(というよりほとんどの研究分野において)、『Nature』、『Science』に次ぐ地位を占める堂々たる東の大関だ。このクラスの科学雑誌に論文が掲載されると、世界中のおびただしい研究者や科学ジャーナリストに読まれ、したがってその科学的な成果が広く認知される。しかしその分、論文掲載をめぐる競争の熾烈さといったら、ほとんどの原稿はろくすっぽ審査されることなく門前払いされるほどだ。一部のトップ研究者はさておき、私程度の研究者に
4月21 エキゾチック・フラーレン カテゴリ:元素科学炭素材料 今年2015年は、フラーレンことC60の発見から30年、大量合成法の発見から25年目に当たります。発見直後のようなフィーバーはおさまったものの、今も数多くの関連論文が発表されており、物質科学全体に与えた影響は甚大です。 フラーレン フラーレン研究にもいろいろの方向がありますが、そのひとつに「炭素以外の元素でフラーレンはできるか」というものがあります。これは90年代からいろいろ理論計算が行われていて、たとえば金原子が32個集まったものが安定に存在しうるといった話がありました。C60のようなサッカーボール型ではなく、三角形から成る60面体形です。 純金?のフラーレンAu32 その他の元素も、フラーレンのような球状のクラスターを作り得るはずです。たとえば、多くの多面体型クラスターを作るホウ素などは、非常に有力な候補と思えます。 ホウ
コロンビアの太平洋沖にあるウランバ・バイア・マラガ自然公園で、海面から飛び出すザトウクジラ(2013年7月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/Luis ROBAYO 【4月21日 AFP】米海洋大気局(National Oceanic and Atmospheric Administration、NOAA)は20日、長年にわたって絶滅危惧種と位置づけてきたザトウクジラについて、大半の地域では個体数の回復がみられ、もはや同等レベルでの保護は不要との考えを示した。 NOAAは、ザトウクジラを14の異なる個体群区分に分類し直し、「個別の必要性により配慮した保護の取り組み」を提言している。これにより、10区分については絶滅危惧種リストから外れる見通しだ。 NOAAは声明を発表し、「過去40年間にわたる保護と回復の取り組みにより、多くの地域では個体群での生息数と成長速度の上昇がみられる」と述べ、ま
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設で、人工衛星の追跡・管制や宇宙探査機に向けて動作指令を送信したりするなど、宇宙開発を支えている宇宙通信所や観測所。これらの施設には一般の方も見学が可能な展示施設が併設されているところがあります。そんな全国の通信所の展示施設で「アンテナカード」の配布がはじまりました! 今まで知らなかった「アンテナ」の魅力満載……! ファン!ファン!JAXAマスコットキャラ、ホシモ君といっしょに。 「アンテナカード」がもらえるのは勝浦宇宙通信所(千葉県勝浦市)、臼田宇宙空間観測所(長野県佐久市)、増田宇宙通信所(鹿児島県熊毛郡)、沖縄宇宙通信所(沖縄県国頭郡)の4か所(2015年4月現在)。「アンテナカード」は通信所の展示施設を見学して、アンケートに答えることでもらうことができます。正面には各地で仕事をしているアンテナの、四季折々・朝昼夜のさまざまな表情をとらえた写真が。
シベリア奥地の湖に浮かぶポル=バジンは、一見したところ城塞にも監獄にも見える。だが、1300年前に作られたと思われるこの長方形の島について、はっきりしたことは何一つ分かっていない。誰が建て、なぜ放棄されたのか、その使用目的すら謎に包まれている。 歴史家と科学者からは様々な見解が示されており、人を収監するのではなく、むしろ人を呼び込むための施設との説、あるいは離宮、修道院、天文観測所なのではないかと推測する専門家もいる。
STAP細胞問題とはいったい何だったのか? 「事件」ともいえるこの問題にはあまりにも多くの側面があり、一言で表現するのは不可能である。しかしながら、現時点で1つはっきりしていることは、小保方晴子氏だけでなく理化学研究所(以下、理研)幹部を含む当事者たちは、科学という営みの前提であるはずの「信頼」を内部から崩壊させたということであろう。 この問題のおかげで2014年は、最初から最後までSTAP細胞に振り回された年だった。その余波は2015年のいまも続いている。 昨年1月末、このSTAP細胞という新しい“万能細胞”の作成成功が報じられたとき、筆者がまず気になったのは、胎盤にも分化できることなど、iPS細胞とは性質が異なるといわれているこの細胞を研究したり臨床応用したりすることには、何からの生命倫理的な問題−−より適切にはELSI(倫理・法律・社会的問題。「エルシー」と発音)−−はないのか、とい
今、日本ではがんになる人が増えています。一生のうち2人にひとりはがんになり、3人にひとりはがんで亡くなっています。 理由はいろいろ考えられますが、私は日本人が生体のリズムを無視した生活をしていることが、がん発生の一因になっていると思っています。近年の研究により、体内時計を無視した生活が発がんを促していることが明らかにされてきたからです。 私たちの体は、約60兆個の細胞によって構成されています。一つひとつの細胞核のなかには「生物の設計図」と言われる膨大な数の遺伝子が詰め込まれています。その一部には、「時計遺伝子」と呼ばれる十数個の遺伝子が含まれています。がん細胞は、時計遺伝子に異常が起こると発生することがわかってきたのです。 人間の体を構成する60兆個の細胞は、細胞分裂によって日々、新しいものへと入れ替わり、働きを維持しています。これを新陳代謝といいます。1日に新旧が入れ替わる細胞は全体の約
2015年4月21日 理化学研究所 エコール・ポリテクニーク 原子核研究所宇宙物理センター/パリ第7大学 トリノ大学 カリフォルニア大学 アーバイン校 要旨 理化学研究所(理研)戎崎計算宇宙物理研究室の戎崎俊一主任研究員、光量子工学研究領域光量子技術基盤開発グループの和田智之グループディレクターらの共同研究グル―プ※は、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の除去技術を考案しました。数センチメートル(cm)サイズの小さなスペースデブリを除去する方法の提案は、初めてです。これはエコール・ポリテクニークと原子核研究所宇宙物理センター/パリ第7大学(フランス)、トリノ大学(イタリア)、カリフォルニア大学アーバイン校(米国)との共同研究による成果です。 スペースデブリは、地球衛星軌道を周回する不要な人工物体です。近年宇宙開発の活発化に伴い増え続けています。2000年から2014年の間にスペースデブリの量は約2
統一地方選は後半戦に入った。19日告示の市区長選などに続き、21日には町村長選や町村議選もスタート。選挙カーが駆け抜け、街中にポスターが登場する。大正時代に選挙運動の決まりができてから90年。昔ながらのルールのもとで、今も選挙戦が繰り広げられている。 「サトウ、サトウ、サ・ト・ウをお願いします」 選挙期間に突入すると、どこからともなく聞こえてくる候補者名の連呼。選挙カー乗車歴24年の安東美智子さん(46)は、約250の選挙でマイクを握った。「指の間から票が逃げないように」と、手を振る時は必ず指を閉じて。いつもの験担ぎだ。 でも、そんなに名前ばかり繰り返さなくてもいいのに――。いや、繰り返すしかないのだ。 理由は公職選挙法にある。走行中の選挙カーで演説などの選挙運動をすることは原則禁止されているが、例外として連呼は認められている。1964年、ポスター掲示などをめぐる規制が強化されたのと同時に
米グーグルが提供する地図検索サービス「グーグルマップ」で20日、多数の地図表記が改ざんされた。東京都の警視庁本部は「恒心教警視庁サティアン」、広島市の原爆ドームは「核実験場」などと表示された。グーグルは悪質ないたずらとみて順次もとの表記に戻すが、改ざんされる施設も次々と増えており、20日夜の時点では修復作業が追いついていない。 ほかに金沢市の金沢城公園、滋賀県彦根市の彦根城、大阪市の大阪城、兵庫県姫路市の姫路城、島根県出雲市の出雲大社などで「サティアン」の文字が書き込まれた。皇居の一部施設は「オウム真理教皇居支部道場」に書き換えられていた。改ざんは世界各国にも広がり、米ケネディ宇宙センターは「恒心教宇宙開発局」に、銃撃事件にあったフランスの新聞社「シャルリー・エブド」本社は「恒心教パリ総合サティアン」などと表示された。 グーグルマップの地図上の表示は、利用者が変更や加筆を自由に申請すること
コオロギの素揚げ、蜂の子のつくだ煮……。「ゲテモノ」と毛嫌いされがちな昆虫食をテーマに、兵庫県の伊丹市昆虫館が開いた企画展が好評だ。2カ月で予想を上回る約1万7千人が来館し、会期は3週間延長されて今月27日までに。「食わず嫌い」のあなたも、ぜひ。 タイトルは「昆虫食 とる・つくる・たべる」。国内をふくむ世界各地で食べられている約40種類の昆虫料理を、タイやカンボジアの露店などで買い付けた実物やそのレシピ、写真などで紹介する。2月4日に開幕し、会期は当初、今月6日までの予定だった。 「虫を食べている地域の多さに驚いた」「カメムシが食べられる、とは知らなかった」「ぼくも虫を食べてみたい」。アンケートでは、初めて来館した人や県外から訪れた人が多いことがわかった。テーマが特殊だったため、来館者数の落ち込みを心配したが取り越し苦労で、会期延長が決まった。 企画したのは副館長の坂本昇さ… こちらは有料
国立がん研究センターは20日、胃がん検診として、推奨していたエックス線検査に加え、新たに内視鏡を使った検査も推奨するとのガイドライン(指針)を公表した。胃がんによる死亡率を減らすとの科学的な証拠が得られたため。また、現在は40歳以上にエックス線検査を行う方法が標準的だが、エックス線、内視鏡とも50歳以上が望ましいとした。指針は10年前に作ったが、内視鏡による検査により、新潟県と鳥取県で行われた
衛生仮説とは、簡単に言えば、過度に衛生的な環境がアレルギー性疾患のリスクを増やすという話。こちらの先生は衛生仮説に批判的である。 ■衛生仮説はガセネタだろう?!(Dr Blue) 衛生仮説というのをご存知だろうか?これが今のアレルギーの話しでトレンドである。しかも、この類いの話しで本を書いて儲けている医学者が居る。曰く、今はあまりにも清潔なので、かえってアレルギーが増える。小さい時に寄生虫に寄生されたり、沢山の感染症にかかることで免疫反応が正常化して過敏症やアレルギーは減るという仮説。だからあまりにクリーンな環境だからこそアレルギーや過敏症が増えるといもの。 私はこれは怪しげだと思っている。確かにそのような要因がある可能性は否定できない。しかし、あまりにもクリーンだからアレルギーや過敏症が増えるというのは直感的に信じられない。感染症をコントロールすることで如何に病気が減ったか?という事実を
参考・引用元: いがらしゆみこ・井澤満『ジョージィ!』.いがらしゆみこ『メイミー♥エンジェル』以上、すべて講談社.いがらし奈波『わが輩は「男の娘」である!』実業之日本社 今回の取材先 r.gnavi.co.jp 作者:田中圭一 サラリーマン兼業マンガ家、最近は京都精華大学の特任准教授も兼任している。代表的な著作に「神罰」「死ぬかと思ったH」など (制作:編集プロダクション studio woofoo) Twitter:はぁとふる売国奴(keiichisennsei) Facebook:http://www.facebook.com/keiichisennsei これまでの「ペンと箸」はこちらから。 【田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-】第一話:ちばてつやの「こづゆ」 - みんなのごはん 【田中圭一のペンと箸-漫画家の好物-】第二話:手塚治虫の「チョコレート」 - みんなのごはん 【田中圭一
参考・引用元: 魔夜峰央『パタリロ!』.魔夜峰央『親バカの壁』どちらも白泉社 今回の取材先 橘寿司 住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-3-9 TEL:03-3467-8488 アクセス:東京メトロ千代田線代々木公園駅1番口 徒歩1分 r.gnavi.co.jp あわせて読みたい! こちらでは、田中圭一が魔夜峰央先生に直接、インタビューしています! booklive.jp 作者:田中圭一 サラリーマン兼業マンガ家、最近は京都精華大学の特任准教授も兼任している。代表的な著作に「神罰」「死ぬかと思ったH」など (制作:編集プロダクション studio woofoo by GMO) Twitter:はぁとふる売国奴(keiichisennsei) Facebook:http://www.facebook.com/keiichisennsei これまでの「ペンと箸」はこちらから。 r.gnavi.co.j
NHK NEWSWEB @nhk_NEWSWEB 今夜のネットナビゲーターはライターで編集者の橋本麻里さん。番組で取り上げる主な内容は nhk.jp/S0fDEq でお知らせします。質問・疑問などをツイートでお寄せください。番組で紹介していい場合は #nhk24 をつけてください。 2015-04-20 18:40:31 NHK NEWSWEB @nhk_NEWSWEB 月曜ナビ 橋本さんの「シェアしたい!」は…最悪、死に至ることもある「E型肝炎」。患者は去年150人近くに上り、豚の生肉や生レバーが原因とみられるケースが最も多かった。対策は。nhk.jp/N4Iq4DWu 番組で紹介していい場合は #nhk24 をつけてください。 2015-04-20 18:46:00
2015年06月08日 農業におけるIT化・工業化の最新動向 2015年05月25日 農業IT・環境制御における製品開発の差別化とは 2015年05月11日 タイの農業事情からみる海外ビジネスの可能性(2) 2015年04月06日 植物工場ビジネスの最新海外動向 2015年03月23日 中国における人工光植物工場ビジネスの最新動向 2015年03月09日 世界における人工光植物工場ビジネスの最新動向 2015年02月23日 最新のオランダ式栽培技術について 2015年02月09日 ロボット、データを駆使する、最新オランダ式植物工場栽培技術 2015年01月05日 人工光型植物工場のイチゴ栽培 ― 技術課題や参入事例 2014年12月22日 人工光型植物工場のイチゴ栽培 2014年12月15日 オーストラリアの植物工場 2014年12月08日 香港における植物工場 2014年12月01日 都
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