美容室で髪を染める女性たち。韓国ソウルで(2001年2月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/CHOO YOUN-KONG 【3月2日 AFP】髪の色つやが失われる原因となる遺伝子を突き止めたとの研究結果が1日、発表された。今後、髪染めは、白髪を食い止めるための唯一の選択肢ではなくなるかもしれない。 今回の研究で分かったのは、白髪への変化において役割を担っているのが遺伝子IRF4だということ。同遺伝子については、これまでの研究で、髪の色に影響を及ぼすことが知られていた。 研究チームによると、遺伝子IRF4の正確な機能に関する研究を重ねることで、白髪化を遅らせたり、さらには食い止めたりする技術や治療法の開発につながる可能性があるという。 研究を率いた英ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(University College London、UCL)遺伝学研究所のアンドレ・ルイス・リナレス(