東シベリアのブリャート共和国のバイカル国家生物圏保護区で、食用魚オームリをバイカル湖に放流するイベントに出席したウラジーミル・プーチン大統領(2017年8月4日撮影)。(c)AFP/Alexey NIKOLSKY 【8月5日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は4日、シベリア(Siberia)地方のバイカル湖(Lake Baikal)を訪問し、この湖が極めて高い汚染状態にあると警鐘を鳴らした。 バイカル湖は世界最大の淡水湖で、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage Site)に登録されている。水深は約1700メートルで世界の湖の中で最も深い。2500万年以上前から存在する最古の湖でもある。この湖特有の野生生物や透明な水を見ようと大勢の観光客が訪れている。 当局者との会議の席上、プーチン大統領は部屋の中