日本酒が世界に羽ばたく一方、海外の三つ星レストランなどで日本酒に親しんだ外国人は訪日するとその安さに驚くという。最近は1万円を超える商品も増えているなか、日本酒の価格について考えてみた。「日本酒は味が良いのに安すぎる」。日本ソムリエ協会の田崎真也会長はこう語る。ワインで有名な田崎氏だが、自宅には日本酒専用の冷蔵庫も保有。新酒から古酒、速醸から山廃・生酛(きもと)まで製法や熟成期間の差による味の
2017年3月に小学校および中学校の新学習指導要領が公示されました。新しい学習指導要領では、小学校の学習指導要領第4学年理科において「(3) 雨水の行方と地面の様子」が新設され、<雨水の行方と地面の様子について、流れ方やしみ込み方に着目して、それらと地面の傾きや土の粒の大きさとを関係付けて調べる活動>が明記されております。 日本土壌肥料学会は、土壌教育委員会内に作業部会を設置して新しく加わった「土の粒」に関する指導内容の検討を重ね、このたび指導案「地面をつくる土の粒と雨水の行方」を公開いたしました。 新しい学習指導要領は小学校において2020年度から全面実施の予定です。土の粒に関する教育が小学校で実施される際に、本指導案が少しでも先生方のお役に立つようであれば幸いです。 指導案「地面をつくる土の粒と雨水の行方」のダウンロード pdf ファイル(94 KB) |docxファイル(33 KB)
【読売新聞】 スマートフォンユーザーの多くが使っている無料通信アプリ「LINE」(ライン)。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)として、日本の「コミュニケーションインフラ」の地位を獲得したかのように見えるが、若者の間では
(この話に登場する人物にモデルはいますが、仮名を使うなどご本人とわからないように詳細は変えて書いています) 医師は誰しも過去に苦々しい経験をしています。もちろん私にも、どうしても忘れられない出来事があります。 それは、外科医のように上手くいかなかった手術や、内科医のように病気を見過ごしてしまった出来事ではありません。以前働いていたホスピスで、患者の死に加担してしまったのかもしれないという疑念を、今もずっと振り払えないでいるのです。 ホスピスに入院してきた末期がんの患者ホスピスでは毎日のように末期のがん患者が亡くなっていきます。医師である私は、患者が苦痛なく最期の日が迎えられるように、できる限りの治療をしてきました。 「緩和ケアは死を早めたり、引き延ばしたりしない」ように治療、ケアにあたるのが、ホスピスで働く上で大切なことでした。無理な延命治療で、患者の苦痛を長引かせてはなりません。また反対
堆肥化試験で温度調整などに使われる箱形をしたチャンバー=栃木県那須塩原市の農業・食品産業技術総合研究機構畜産研究部門で2017年11月20日、山田研撮影 宮城・登米市と協定 モデルケース目指す 東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質に汚染された牧草について、国立研究開発法人「農業・食品産業技術総合研究機構」(茨城県つくば市)が宮城県登米市と協定を結び、栃木県那須塩原市にある畜産研究部門で堆肥(たいひ)化の試験を進めている。同機構は家畜の排せつ物を加えるなどしながら、汚染牧草を新たな資源として有効活用することを目指す。【山田研】 20日、記者は那須岳に連なる広大な敷地の一角にある家畜ふん尿調製利用実験棟を訪ねた。この施設では9月から、汚染された牧草や堆肥などを使った堆肥化の試験が続けられている。案内してくれた同部門飼養管理技術研究領域作業技術ユニット長の阿部佳之さんは「やっかいものの埋
埼玉県志木市は、家庭で出る落ち葉を市に搬入してポイントをためると、堆肥(たいひ)などと交換できる「落ち葉銀行」を先月から始めた。ごみの資源化と減量化を図るのが目的で来年3月末まで。【橋本政明】 可燃ごみとして焼却処分していた落ち葉や剪定(せんてい)枝を回収し、45リットルごみ袋2袋で堆肥1キロや同市の飲料水ペ…
大部分の水が抜かれた「東の池」で外来生物の捕獲などが行われた=神奈川県大磯町生沢で2018年1月17日、渡辺明博撮影 3年前から水面を覆っていたハスの花が咲かなくなった神奈川県大磯町生沢のため池「東の池」で、水質改善などを目的に池の水を抜く「かいぼり」が行われ、町職員らが17日、大部分の水が抜かれた池で水質検査や外来生物の調査と駆除をした。 東の池は広さ約4000平方メートルで、江戸時代に農業用水確保のために造られた。かつては初夏に池一面にハスの花が咲き、多くの見物客が訪れていた。しかし、3年前から花が咲かなくなり、昨年は水面に見えていたハスの葉もほとんど消えてしまった。この異変に農家などから水質の変化を心配する声が出ていたと…
高橋源一郎 @takagengen この前、ある人から「高橋ゼミの方針は何ですか?」と訊かれました。一つあるとしたら、「論破禁止」ですね。だって、誰かを論破しようとしている時の人間の顔つきは、自分の正しさに酔ってるみたいで、すごく卑しい感じがするから。そうならないようにです。もちろん、これは自戒としていうのだけど。 2018-01-15 18:50:41 ホッパー、キリコ&ルオー @meidai2004 @takagengen 確かに仰る通りです❗論破した人の“”してやったり“”の表情と言ったら……(苦笑)。でも大抵の場合、実は論破しているのではなく、頑なに自分の意見を曲げない頑迷さに、周囲がうんざりして折れているだけのような気がします。本人だけは得意満面ですが(笑)。 2018-01-15 21:00:02
徳島県は、女性の視点を農業の魅力向上に生かそうと、女性の農業者や加工業者らでつくるネットワーク「阿波アグリガールズラボ」を発足させた。16日には初の会合・農業女子会を開き、地域おこし協力隊を含め、20~40代の女性計16人が参加。料理の写真撮影のこつを学んだり、県産農産物の魅力に関する意見を交わしたりした。今後、輪を広げていくとともに、農業技術の研修などにも取り組む。 県内の若手女性農業者から「農業技術をもっと勉強したい」「県産食材をPRしたい」といった声が上がったのが、会結成のきっかけ。2017年6月に5人で結成し、阿波踊り期間中に農産物をテント販売するなど、活動をスタートさせた。 農水省の15年農林業センサスによると、県内の女性農業者は1万4932人で、全体の49・4%を占める。重要な担い手となっていることから、県も活動をサポートすることになった。 青果物をレシピ付きで販売したり、女性
茨城県農業総合センター園芸研究所(同県笠間市)は、炭酸ガスや発光ダイオード(LED)を使いバラの生産量を増やす技術を発表した。需要は大きいものの収穫量が落ち込む冬季の生産効率を高め、生産者の収益の増加につなげてもらう狙いだ。2014年度から取り組んでいた実証実験の結果を発表した。光合成に必要な炭酸ガスを温室内に取り入れた場合、バラの収穫量は2~3割増加。LEDで採光を補った場合も同様に収穫量が
1月17日、インドア・ファーミング(室内農業)を手掛ける米スタートアップ企業プレンティは、中国の都市部で新たな農業用地を積極的に探している。発光ダイオード(LED)を利用したハイテク設備で有機野菜を栽培する世界的な取り組みの一環。写真は室内での野菜栽培の様子。シンガポールで2016年6月撮影(2018年 ロイター/Edgar Su) インドア・ファーミング(室内農業)を手掛ける米スタートアップ企業プレンティは、中国の都市部で新たな農業用地を積極的に探している。発光ダイオード(LED)を利用したハイテク設備で有機野菜を栽培する世界的な取り組みの一環。 同社の共同創設者で最高経営責任者(CEO)のマット・バーナード氏は17日、ロイターに対し、中国では少なくとも300の農地が見つかる可能性があると述べた。 現在、中国で採用活動を行っており、北京、上海、深センで農地や販売業者を探しているという。
【動画】グレート・バリア・リーフ北部のアオウミガメ調査。海水温の上昇でウミガメがメス化している。(字幕は英語です) オーストラリア北東部のグレート・バリア・リーフは、太平洋で最大かつ最も重要なアオウミガメの繁殖地だ。ウミガメはこの餌場で海藻を食べて何年も過ごし、成長すると繁殖地まで泳いで行って、交尾し産卵する。そのうちの、どれがメスでどれがオスなのだろうか。それを調べた驚くべき研究結果が、1月8日付の生物学専門誌「Current Biology」に発表された。(参考記事:「壊れゆくサンゴの王国グレート・バリア・リーフ」) ウミガメの性別を見た目で判断するのは難しい。そこで研究者が考えついたのは、ボートに乗って泳ぐウミガメを追いかけ、海に飛び込んで甲羅をつかまえるという作戦だ。そしてそのままウミガメをやさしく浜へと誘導する。陸に上がってから、DNAと血液サンプルを採取し、さらに腹腔鏡を使って
Micrathena sagittata は、鮮やかな色で獲物を引きつける一方、外側に並ぶトゲで身を守っている。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN KOLBY) 「ポケモン」は実在しないが、このクモが代わりになるかもしれない。 中米ホンジュラスのジャングルで調査を行っていたときのこと。ナショナル ジオグラフィックが支援するエクスプローラー、ジョナサン・コルビー氏は、「ポケットモンスター」の人気のキャラクター「ピカチュウ」にそっくりな自然の創造物に出会った。(参考記事:「ポケモンGO自然の中でも、国立公園関係者が注目」) このコガネグモ科のクモ Micrathena sagittataの腹部には、鮮やかな黄色の模様があり、後ろ側に先端が黒くなった長いトゲが2本生えている。少々恐ろしげなのは、ピカチュウ部分の下側にもトゲが並んでいるところ。体のそのほかの部分は明るい赤みを帯びた色を
アゴダチグモ科の新種、Eriauchenius workmani。タワーのように頭部が高くなっており、あごが下に向かって伸びる。体長約1センチで、米粒よりわずかに大きいだけだが、科の中では今のところ最も大きい。(PHOTOGRAPH BY HANNAH WOOD, SMITHSONIAN) マダガスカルの熱帯雨林には、クモを狙う殺し屋がうろついている。 フクロウのように静かで、コブラのように素早く、米粒のように小さい。狙いを定めた相手をあごで突き刺すが、あごというより毒槍に近い。 殺し屋は突き刺した獲物をつり下げると、捕らわれたクモの目がやがて光を失い、力尽きる。 実は、クモ殺しに特化した彼ら自身が、アゴダチグモ科というグループのクモだ。英語では狩りの手際から「暗殺グモ」とも、巨大なあごが海鳥のくちばしに似ていることから「ペリカングモ」とも呼ばれる。(参考記事:「クモのお尻がピカチュウ!
ジョージ・M・サットン鳥類研究センターのクマネズミ(Rattus rattus)。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 中世の欧州やアジアで大流行し、多くの人々の命を奪ったペスト。その原因であるペスト菌は、ネズミによって拡散されたと長い間信じられてきた。だが、犯人は別にいたようだという結果が最新の研究で示され、論争を呼びそうだ。 論文は1月15日付けの科学誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に発表された。それによると、欧州の人口の3分の1が死亡した「黒死病」と呼ばれる14世紀のペストの大流行を含め、14世紀から19世紀初頭まで続いた世界的流行では、主にヒトに寄生するノミとシラミが細菌を媒介していたと示唆されている。 「疫病は、人類の歴史を大きく変えてきました。ですから、どうやって拡大したのか、なぜあれほど
1億6000万年前の獣脚類の恐竜Caihong jujiの想像図。現在の中国北東部で見つかった。(ILLUSTRATION BY VELIZAR SIMEONOVSKI, THE FIELD MUSEUM) 中国で、虹色に輝いたであろう恐竜の新種が発見された。化石の保存状態は非常によく、頭と胸は現在のハチドリに似たきれいな羽毛に覆われていたと考えられている。 このような鮮やかな姿には、現在のクジャクの尾のように求愛やコミュニケーションの役割があるのかもしれない。この恐竜は鳥に似た体形で、飛行に使えそうな羽のほか、頭にとさかもついていた。(参考記事:「羽毛恐竜に鳥のような翼を発見、とさかも、始祖鳥以前」) 1月15日付けで学術誌「Nature Communications」に掲載された論文で、この羽毛恐竜はCaihong jujiと命名された。中国語で「大きなとさかのある虹」という意味だ。
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