東京都内の小学校で行われた公衆衛生に関する特別授業で、リクシルの簡易トイレ「SATO」を見せる同社の石山大吾氏(2018年7月26日撮影)。(c)AFP PHOTO / Kazuhiro NOGI 【7月26日 AFP】住宅設備大手リクシル(LIXIL)は、国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)とパートナーシップを締結し、開発途上国の人々の命を救うため、同社が開発した簡易トイレ「SATO(サト)」を普及させていく。同社とユニセフが26日、共同記者会見で発表した。 SATOはほんの数百円という価格で、病気を媒介する虫を防ぎ、異臭を封じ込めるふたが自動開閉する機能を備えている。 リクシルの瀬戸欣哉(Kinya Seto)社長兼最高経営責任者(CEO)によれば、今回の異例のパートナーシップの下、ユニセフがエチオピアやケニア、タンザニアでSATOをPRしていく。2021年までに、2億5000万人に