NECソリューションイノベータ(東京・江東)は25日、農業関連の認証取得を目指す人たちに向けたオンライン学習サービスを始めた。選択問題を読み解くなどしながら認証取得に必要な知識を学べる。食の安全意識の高まりを背景に認証の有無が生産者の競争力に影響するようになっているため、学習サービスを開発した。有識者の監修の下、「有機J
秋田のソウルフードと呼ばれる氷菓「ババヘラアイス」について、県境を越えたイベント販売などが一部足踏みを強いられている。独特の販売方法に対し、県ごとに許可基準が異なるためだ。今月も宮城での取り扱いを見送ったケースがあり、業者は戸惑いを隠せない。 今月中旬にあった自転車イベント「ツール・ド・東北2018」の主会場(石巻市)で仙台市の業者がババヘラを販売しようとしたところ、石巻保健所の許可が下りなかった。 業者は「問答無用で駄目と言われた感じ」と残念がる。保健所が問題視したのはババヘラを保存用の容器からへらですくい、コーンに盛り付ける売り方だった。 宮城県と仙台市には、イベントなど仮設店舗の営業許可や食品の扱い方を定めた要領がある。アイス類は「ほこりが入る」などとして容器からすくって売る方法を禁じている。 秋田県の場合、タンク式の手洗い設備を用意するなど一定条件下でババヘラの屋外販売を認めてきた
巨大な飛べない鳥エピオルニス(象鳥)の想像図(2018年9月25日提供)。(c)AFP PHOTO / Zoological Society of London / Jaime CHIRINOS 【9月26日 AFP】世界一大きな鳥をめぐって1世紀以上続いていた論争にようやく決着がついたようだ。科学者らが26日、研究論文を発表し、謎が解けたことを明らかにした。 【関連写真】古代生物図鑑~太古に生きた奇妙な動物たち 巨大な飛べない鳥エピオルニス(象鳥)の一種であるエピオルニス・マクシムス(Aepyornis maximus)は、6000万年もの間、マダガスカルのサバンナや熱帯雨林に生息していた。約1000年前、狩猟により絶滅している。 19世紀、欧州の動物学者らは象鳥に夢中になり、その骨格や卵の化石を強引に収集し、史上最大の鳥を特定することに躍起になった。 だが、英国王立協会(Royal S
ののの🌈Ally @yuyuyutititi 台風21号のあと、鶏たちの動揺が落ち着いてきたのと同時にイジメが起きてしまった。 鶏社会は、5〜8羽で友達グループを作り、強くて行動力のあるグループから順に各グループがピラミッド型のスクールカーストのようになっている。 そして害獣に襲われたり天災のストレスの後はイジメが起こりやすい。 2018-09-15 23:17:31 ののの🌈Ally @yuyuyutititi イジメは、鶏舎内の最弱の1羽が、上位のグループ&その他大勢からら激しい突つきに遭い、妨害されて食事もとれず弱ってしまう。イジメが起きたらまずイジメられてる子を避難させるしかないが、正直それは最悪な手だと言える。 本当ならイジメは起きる前に対処しないといけない。起きてからでは遅い。 2018-09-15 23:17:34 ののの🌈Ally @yuyuyutititi 環境に負
日本滞在中、初対面の人に筆者が普段中国で暮らしていることを話すと、「中国の経済格差はどれくらい大きいのか?」という質問が最も多く寄せられます。そして、2番目に多いのが、「中国の大気汚染はどれほどひどいのか?」という質問です。 中国の大気汚染に関するニュースは、一時期、日本でも大々的に報じられました。特に「PM2.5」という測定指標の言葉が頻繁に登場し、そのまま中国の大気汚染を表す代名詞になっていると言っても過言ではありません。 そんなPM2.5ですが、最近の日本の報道では目にする機会がめっきり減ったように感じられます。では、現在の中国の大気汚染はどうなっているのでしょうか。 今回は、特に大気汚染がひどいとして槍玉に挙げられていた北京市の現況を紹介したいと思います。 「PM2.5」とは? まず、「PM2.5」という言葉の意味を簡単に説明しましょう。 PM2.5とは、大気中に浮遊する粒子径2.
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 妹に「お米を5.5合炊いておいて」と頼んだら、炊飯器いっぱいにとんでもない量の米が炊けてしまった人がTwitterで注目を集めています。どうしてこうなった。 話題になっているのは、ラジコン野郎(@rajimani_ta07)さんが投稿したツイートで、妹に「5.5合で炊飯」を頼んだところ、「米が浸るぐらい水入れた」との返答が……。嫌な予感がしてふたを開けてみると、そこには炊飯器いっぱいに、ギッチギチに炊きあがった米が広がっていました……! 炊飯器から感じる圧倒的米 あまりの炊けっぷりに、もはや炊飯器の内蓋も米に張り付いてしまう勢いで、「こりゃあとんでもないことになっちゃったぞ」という瞬間を写したこの写真には、8万6000件を超える“いいね”が殺到し、笑いを誘っています。 あらためて見るとスゴイ 「家の米大量に減ってて嫌な予感はしたんだ
会場では400個のりんごを使って、直径2メートルの巨大なアップルパイが作られました。 りんごのシャキシャキした食感を損なわないように、生地には水分を吸収するスポンジケーキが使われ、専用のオーブンでおよそ2時間かけて、きつね色のアップルパイを焼き上げました。 甘い香りが広がる中、焼きたてのパイが700個に切り分けられ、早速、大勢の人が買い求めていました。 およそ50キロ離れた秋田県大館市から訪れた51歳の男性は「生地はサクサクで、りんごにはしっかり味がしみていて、とてもおいしいです。朝7時に家を出たかいがありました」と話していました。
【9月24日 CNS】中国・江西省(Jiangxi)楽平市(Leping)護里村(Huli)で、米から作る中国の発酵食品である「酒醸」の製造技術を持つ李八魁(Li Bakui)氏が麹の発酵具合を見ている。 酒醸を作る上で、麹は最も重要なものと言われている。酒醸製造は無形文化遺産に指定されていて、伝承人である李氏の酒醸造所では、約200年受け継がれる方法で醸造している。 麹には「海馬」「杜仲」「当帰」など45種類の生薬が入っている。それらをかき混ぜ、ひとつの塊にし、発酵させる。発酵させたものを室内で陰干してから、屋外で天日干しするという複雑な工程をへて作られる。 李氏は、酒醸製造の四代目である。毎年、立秋後の2か月の間に全ての仕事を辞め、仲間と全力で麹の製造に取り組んでいる。(c)CNS/JCM/AFPBB News
Walmartはサプライヤー向けの新しい食品安全管理の要件の一環としてブロックチェーンを実装するため、IBMと連携している。WalmartとSam's Clubはロメインレタスやホウレンソウのような葉菜類のサプライヤーに対し、世界の食品サプライチェーンに焦点を当てたIBMのブロックチェーンテクノロジを使った食品トレーサビリティシステムを2019年の9月下旬までに導入するよう要請した。 狙いは、ブロックチェーンの分散型台帳システムを使って、食品を農場から店舗までほぼリアルタイムで追跡することだ。 Walmartはブロックチェーン技術に基づく新しい水準のトレーサビリティを食品サプライチェーン全体に適用するため、2016年からIBMと提携している。Walmartによると、現在では、食品チェーン内で問題をピンポイントで特定することによって食品媒介疾患の拡大を軽減し、なおかつ商品の回収中に小売業者や
時代とともに変わっていくのが料理の常識だ。たとえば、かつては「白菜は緑色の外葉から使う」と言われていたが、いまはその逆が常識になっているという。管理栄養士で日本野菜ソムリエ協会講師の中沢るみさんが説明する。 「カットされた白菜の場合は内側部分から使うことで、白菜の内側にある成長点を止めることになります。これにより外側の栄養が内側へと吸収されにくくなり、風味を損なわずに長持ちします」(中沢さん・以下同) たけのこのヒダにある白い粉もかつては「洗うべき」といわれていたが、今はそうではない。白い粉はアクやえぐみではなく、たけのこの持つ成長ホルモンの素“チロシン”。 「肌や髪、骨や内臓などを再生させる若返り効果が。不眠やうつ症状を和らげる作用もあります」 水分が蒸発しやすかった雪平鍋に比べ、保温力の高い鍋やフライパンが揃う現代。「野菜を茹でる際はたっぷりにお湯で」という常識も時代遅れとなっている。
松本さんが所属する国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所は、研究所とはいえ、病院も併設しており、松本さんは臨床の仕事をしつつ、治療プログラムの開発と普及を行う立場だ。 治療対象は、もちろん、流行り廃りはありつつも、覚せい剤依存が一番大きなものだという。お話を伺った2017年2月末の時点では、7割方が覚せい剤とのことだった。 ここまで乱用される覚せい剤には、どんな背景があるのだろうか。 「実は、覚せい剤、つまりアッパー系の元気が出るいけない薬物は、ほとんど日本独自の乱用文化だったんです。1800年代の終わりに東京帝国大学の薬学部の教授が、喘息の薬として開発したものですし、戦前ではうつ病の治療なんかにも使われていました。第二次世界大戦中には、軍需工場で夜通し働かせたり、神風特攻隊の人たちがそれをキメて突っ込んでいったり、軍需品として使われました。戦争が終わってその軍需品が放出される中で、
最新の実験で使われた種と同じ、カリフォルニア・ツースポットタコ(Octopus bimaculoides)。(PHOTOGRAPH BY DAVID LIITTSCHWAGER, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) アンフェタミン類の合成麻薬で、俗に「エクスタシー」と呼ばれるMDMAをタコに投与すると何が起こるのだろうか。米ジョンズ・ホプキンス大学の科学者たちによると、このドラッグに対してタコが見せた反応は、人間とかなり共通していたという。したがって科学者らは、人間とタコの脳は特定の社会的行動に関して同様の仕組みになっていると結論付けている。この研究結果は、9月20日付けの学術誌「カレントバイオロジー」に発表された。(参考記事:「覚醒剤、違法薬物と環境・資源問題」) しかし、気分を変える効果のある薬を、疑うことを知らないタコに与えていいものだろうか? また、系統的に
捕まえたばかりの魚を食べている最中のハラビロカマキリの一種、Hierodula tenuidentata。(PHOTOGRAPH BY RAJESH PUTTASWAMAIAH) カマキリは、トゲのある鎌(前肢)でハチドリほどの大きな動物を捕まえることがあるが、どうやら魚もその例外ではないらしいことが明らかになった。(参考記事:「動物大図鑑 カマキリ」) 9月20日付けの学術誌「Journal of Orthoptera Research」に発表された論文によると、野生のカマキリが人工池にいるグッピーを捕まえて食べる様子が観察されたという。自然の状態にいるカマキリでは初めての報告だ。 カマキリは、カエルやネズミ、トカゲといった大きな獲物を食べることもあるので、魚を襲うのは意外でないと思われるかもしれない。しかし、カマキリの視覚で水中の魚を捕まえられたことに、科学者たちは驚いた。今回の発見は
高松市の中心部を南北に延びる丸亀町商店街。多くの人が行き交うアーケードから50メートル離れた花壇に、頭から盆栽を生やす人形がひとりぼっちで座る。最近、季節ごとに姿を変え、人々を楽しませている。 人形は「盆栽の人」。高さ約50センチの陶器製で、県在住のアーティスト千葉尚実さん(39)がつくった。梅や松の盆栽が頭に生える。 きっかけは、商店街の組合や市美術館が8年前に開いた、商店街をアートで彩るイベント。千葉さんは5体をあちこちに置いた。 イベントが終わり、商店街に頼まれて1体を贈った。開催中にアーティストらの作業場所として使った町営北駐車場で、そのときから座り続ける。 真っ白だった体は、歳月とともに灰色がかった。「不気味だ」「寂しそう」。黒いパンツをはき、無表情で虚空を見つめる姿に通行人が言っていた。 駐車場を清掃する玉崎和宏さ…
JR九州が福岡県みやま市のJR鹿児島線の線路にまいた除草剤が飛散し、沿線の約7キロの範囲で大豆の葉が生育不良で萎縮する被害が相次いでいることが分かった。沿線の早場米の稲からは非農地用の農薬成分が検出され、地元JAは早場米の出荷を見合わせている。JR九州は非を認め、農家への被害補償や見舞金の支払いを検討している。 同社によると、各線で年2回程度、専用の作業車両を使って除草剤を散布しているが、農産物の被害が広範囲で発生したのは初めてという。 みやま市のJR鹿児島線では8月1日と7日の深夜から未明にかけて散布しており、「日中の猛暑で除草剤が揮発し、周辺の田畑に影響した可能性もある」(広報部)とみて原因を調査している。他の沿線自治体や農家からの被害の訴えはないとしている。 JAみなみ筑後(みやま市)によると、8月中旬、大豆農家から被害が相次いで寄せられたため調査を開始。瀬高駅から渡瀬駅まで全長7キ
消費者は食品に対して「見やすく、分かりやすい」表示を望んでいる。日本政策金融公庫(日本公庫)農林水産事業の平成30年度上半期消費者動向調査で分かった。9月20日発表した。 食品表示への要望では「文字を見やすくしてほしい」(47.7%)、「分かりやすい言葉を使ってほしい」(40.9%)の順で多い。また、「表示項目を増やし、内容を充実させてほしい」(14.6%)が14年調査より増えているが、半面「表示項目を減らしてほしい」(5.8%)も増えており、相反する傾向を見せている。 また食品表示の確認については、「必ず確認している」(20.7%)が14年調査に比べ12.9ポイント低下した一方で、「ほとんど確認していない」(15.7%)は12.2ポイントも大幅に上昇している。男女別では女性の方がよく確認している。 表示で重視するのは「原産国名・原料原産地」(6割以上)、「消費期限または賞味期限」、(5割
「C社は、米卸売業者2社(D社、E社)と炊飯事業者1社(F社)の3社が経営統合し設立。米の仕入れ、とう精、販売のみならず、炊飯事業まで一貫して行うことで付加価値を高める事業戦略の構築が狙い。 合併前の既存工場を廃棄し、最新設備の整った炊飯工場及び精米工場を新設したことにより、高品質の製品製造が可能となり、大手量販店や業務用ユーザーとの取引が拡大。実需者との価格交渉力が向上したことで、生産者に適切な対価を支払うことも可能となり、農業所得の向上に貢献」 これは農水省が作成した農業競争力強化支援法の活用ガイドブックに掲載されていた事例である。こうした事例があったということを全く知らなかったので、具体的な中身が知りたくなり、作成した食料産業局へ問い合わせてみたところ「農業競争力強化支援法に乗っ取って、事業の再編を行えば『こうしたことも実現できる』という想定で紹介した」との返事。要するに架空の話。架
◆欧米は「価格支持→直接支払い」でなく「価格支持+直接支払い」 しばしば、欧米は価格支持から直接支払いに転換した(「価格支持→直接支払い」と表現される)が、実際には、「価格支持+直接支払い」の方が正確だ。つまり、価格支持政策と直接支払いとの併用によってそれぞれの利点を活用し、価格支持の水準を引き下げた分を、直接支払いに置き換えているのである。 特に、EUは国民に理解されやすいように、環境への配慮や地域振興の「名目」で理由付けを変更して農業補助金総額を可能な限り維持する工夫を続けているが、「介入価格」による価格支持も堅持していることは意外に見落とされている。 日本は、国境での価格支持にあたる関税も平均的には低く(OECDデータでは日本の農産物の平均関税率は11.7%でEUの19.5%のほぼ半分、図1)、国内の価格支持政策もWTO協定にのっとり、世界に率先して縮小したから、価格支持的な農業保護
日本曹達(株)、2017年11月30日に開示していたゾエティス・ジャパン(株)プラントヘルス事業の買収手続きを進めていたが、9月14日に本買収が完了したと公表した。 この買収により、同社グループ農業化学品事業の「製品ポートフォリオが拡充され、既存製品とのシナジー効果が生まれ、グループのリソースにおいて開発・マーケティングを推進することにより、中期的な事業拡大が期待できる」と同社ではコメントしている。 同社が今回買収したのは、「グリンガード剤」や「アグリマイシン剤」を中心とするプラントヘルス事業で、特長ある製品と技術サービスにより、市場での高い信頼を獲得している事業だといえる。 「グリーンガード剤」は、森林防疫市場において広く使用されており、近年日本各地で問題となっているマツノザイセンチュウを原因とする松枯れの防除に優れた効力を示している。この剤を獲得したことで、同社グループは松枯れ防除薬剤
JA全農とデュポン・プロダクション・アグリサイエンス(株)(以下、デュポン)が開発を進めてきたウンカ類に卓効を示す新規有効成分、ピラキサルト(一般名:トリフルメゾピリム)がゼクサロン箱粒剤として農薬登録を9月21日に取得した。同日JA全農が公表した。 ウンカ類は西日本を中心に発生するイネの重要害虫で、3種類のウンカ(セジロウンカ、トビイロウンカ、ヒメトビウンカ)による被害が確認されているが、既存の農薬に抵抗性をもつ個体が増えており、早急な対策が求められていた。 デュポンと全農は抵抗性ウンカ類にも卓効を示すと同時に、水稲への安全性が高く、かつ残効も長い同成分に着目し、平成25年から共同開発を進めており、現場からも1日も早い同剤の登場が待たれていたが、それが実現したことになる。 なお、ゼクサロン(TM)箱粒剤は単剤としての発売予定はなく、同成分含有製品は来年産向けに今後上市される予定となってい
ふるさと納税制度をめぐり、過度な返礼品などの提供を制度の対象外とするとした総務省の方針に対し、見直しを迫られている自治体に、戸惑いが広がっている。 同省は、過度な返礼品が「制度の趣旨に反する」として返礼品の調達価格を寄付額の3割以下にするほか、地場産品にするよう、全国の自治体に促してきた。 同省の調査(今月1日時点)によると、静岡県内で、返礼割合が3割超の品を送付していると指摘されたのが小山町や富士宮市など4市町。うち同市は9月中に見直すとしている。返礼品が地場産品以外と指摘された自治体は浜松、富士、掛川、藤枝など10市町に及んだ。 返礼品が高額と指摘された小山町は2017年度、27億4000万円の寄付を集めた。一般会計の予算規模が約100億円の町にとって、重要な財源だ。鋼製のトラス橋としては国内初期の1906年に架けられた「森村橋」(国登録有形文化財)の保全のほか、子育て支援などに充てて
江の島(神奈川県藤沢市)の海岸で今月、フグと同じ猛毒テトロドトキシンを持つ「ヒョウモンダコ」が見つかった。生息域は熱帯や亜熱帯の海とされるが、温暖化の影響で近年、西日本を中心に各地の海岸で発見が相次いでいる。かまれるとまひ症状を引き起こし、海外では死亡例もある危険なタコで、注意喚起のため、新江ノ島水族館(同市)が26日から公開展示する。 ヒョウモンダコが見つかったのは今月9日。遊びに来ていた子供連れのグループが、網で磯の生物を捕まえようとした際に捕れた。グループの中に危険なタコだと知っている男性がいて、「近くで子供が磯遊びをしており、逃がしてかまれたら大変だ」と、バケツに入れて同水族館に持ち込んだ。 体長は約8センチ。普段は茶色っぽいが、刺激を受けると全身が黄色くなり、ヒョウ柄のような青色の斑紋が出ることからヒョウモンダコの名がついた。 同水族館展示飼育部魚類チームの北田貢チームリーダーは
24日、国連総会の会合に、長女ニーブちゃん(左端)を連れて出席したニュージーランドのアーダーン首相(中央)=ロイター 【ニューヨーク=橋本潤也】女児を出産して6週間の産休後、8月に公務に復帰したニュージーランドのアーダーン首相(38)が24日、ニューヨークで開かれている国連総会の会合に生後3か月の娘ニーブちゃんを連れて出席した。パートナーでテレビ番組司会者のクラーク・ゲイフォードさんが付き添い、議場で首相とともにニーブちゃんをあやす姿がみられた。 ゲイフォードさんは自身のツイッターに、ニーブちゃん用に作った国連の身分証明書(ID)の写真を投稿。前日、会議室でおむつ替えをしている最中に日本政府の代表団が入ってきたことを明かし、「その時の驚いた表情を写真に撮っておけば良かった」とも書き込んだ。
キャンプ場の芝生に大量に生えたキノコ。撮影した女性従業員は「お花畑か」と思ったという=新潟県柏崎市の西山自然体験交流施設ゆうぎ提供 キノコ狩りの本格シーズンを控え、今年は野生キノコに大豊作の兆しがある。各地の里山で野生キノコが大発生し、毒キノコの判別に保健所へ相談に訪れる人もいる。9月末~10月の最盛期に向け、新潟県や専門家は「食べられるかどうか分からないものは採ったり、食べたり、近所の人にあげたりしないで」と注意を呼びかけている。【内藤陽】 「あら、お花畑みたい」。同県柏崎市西山町別山のキャンプ場で9月中旬、女性従業員が緑色の芝生の上に黄色いキノコの群生を見つけた。「5~6年勤務しているけど、芝生にニョキニョキ生えたキノコなんて見たことない」。珍しさからカメラで写真を撮影し、毒キノコだと思い、宿泊客の子どもが誤って口に入れないように急いで踏み潰した。よく見ると芝生のあちこちに同じキノコが
駆除したイノシシを前に「埋めるだけでは申し訳ない。ちゃんと利用してあげたい」と話す農家ハンターの稲葉さん(手前)と宮川さん(後列中央)=熊本県宇城市で、2018年8月29日午後5時52分、福岡賢正撮影 イノシシによる農作物被害が深刻化する中、熊本県内の若手農家らが自衛組織「くまもと☆農家ハンター」を結成し、多彩な活動を展開している。メンバー自ら狩猟免許を取得し、情報通信技術(ICT)を駆使。箱わなによる捕獲を続けながら、電気柵など防御の普及に取り組み、捕獲したイノシシ肉の活用や骨や皮などの堆肥(たいひ)化も模索する。目指すはイノシシ対策を通じて地域の「希望の星」になることだ。 農家ハンター結成のきっかけは同県宇城市の洋ラン農家、宮川将人さん(40)が収穫直前のデコポンをイノシシに食べられた農家から「怖いから畑に行きたくないし、やる気もなくなった」と聞いたことだった。
農家が見守る中、無人で耕運するトラクター=滋賀県東近江市上平木町の農事組合法人「瓶割の郷ひらぎ」のほ場で、蓮見新也撮影 ICT(情報通信技術)を活用した無人自動運転技術に注目が集まる中、農業分野でも農業機械の無人自動運転に活路を見いだそうという動きが起こりつつある。農家の高齢化や後継者不足が深刻になる一方、農業の効率を図るため、農地の大規模化が不可欠になっているからだ。滋賀県内でも無人自動運転のトラクターの実演が初めて実施されるなど、「農業改革」の波が押し寄せつつある。 無人自動運転のトラクターは全地球測位システム(GPS)に加え、位置情報の誤差を2センチ以内に補正するアンテナが備わっている。リモコンで操作し、人が近寄ると、センサーが作動して自動で停止する。田植えや稲刈りはできないが、代かきや田植え前の粗ごなし、稲刈り後の耕運に使用できるという。
ところが、ここで唐突に、LGBT予算の例として「LGBTツーリズム」が持ち出され、生活再建に苦しむ人がいるなか復興予算の流用だと指弾するのです。 しかし、調べてみると、復興庁では「『新しい東北』交流拡大モデル事業」としてこの春10事業を採択し、その一つにLGBTの訪日外国人向け受け入れ整備事業が入っていました。復興予算流用というなら、他の9事業も問題視すべきでしょう。 それに続けて、例の「生産性」発言については、出生前診断と中絶をめぐる論争が続いていることや、LGBTの国際NGOが国連の公式オブザーバー団体になるとき(松浦さんは国連加盟と書いていますが)、少年愛の団体を切り捨てたことなどを挙げ、みずからのなかの優生思想や人権の線引きを問うべき、と述べます。 しかし、この「どっちもどっち」「罪なきもののみ石を投げよ」論で国会議員である杉田氏の公人としての発言を相対化してよいのか、私は疑問で
国内の総発電量に占める原子力発電の割合が2050年度には1割未満にとどまるとした環境省の試算が今年2月、経済産業省の反発を受けて公表されずに撤回されていた。経産省は当時、政府のエネルギー基本計画の改定作業を進めており、将来の原発比率に関する議論に影響することを懸念したとみられる。 基本計画は経産省が想定した通りの内容で固まり、7月に閣議決定された。原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、再稼働を進める政権の方針に不都合なデータは極力、表に出さないという姿勢が浮き彫りになっている。 環境省が経産省に提示した試算を朝日新聞が入手した。それによると、原発が総発電量に占める割合は、30年度は政権の方針と歩調を合わせて21%とするものの、40年度は11~12%、50年度は7~9%に減るとした。一方、再生可能エネルギーは40年度は57~66%、50年度は72~80%に拡大する。 試算は温室効果ガス
食事を改善するだけで、集中力、判断力、記憶力を高め、仕事のパフォーマンスを上げることができる。何をどう食べたらいいのか。糖尿病専門医の牧田善二医師と、脳神経外科医の熊谷賴佳医師に話を聞いた。 1 脳に良い食事、悪い食事 ▼理論編 集中できない眠気、だるさの原因は こんな経験はないだろうか。重要な仕事を抱え、午後からの自分に活をいれるために、昼は丼ものでエネルギーをたっぷりとったのに、眠気やだるさに襲われ全然集中できなかった。ようやく頭がはっきりしてきたと思ったら、今度はイライラして落ち着かず、早くもアフター5のビールが恋しい――。 こうした午後の眠気について、AGE牧田クリニックの牧田善二医師(糖尿病専門医)は「眠気やだるさは、昼食に糖質をたっぷりとって急上昇した血糖値が、その反動で急激に降下し、低血糖状態に陥ったために起こっているのです」と解説する。 糖質とは炭水化物の一部のことで、果物
小久保 敷地面積は約10万坪あります。豊かな自然に恵まれていて、春は桜がきれいですし、秋には紅葉も。天文学の観測装置が点在しています。 ――国立天文台本部ではなく、岩手県奥州市に、新しいスーパーコンピュータ「アテルイII」を作ったのはどうしてですか? 小久保 スーパーコンピュータってすごく熱くなるので、いかに冷やすかというのが大きな問題となります。ありていに言えば、涼しい場所のほうが効率よく、電気代があまりかからずに済むんです。6月1日から本格的に運用を開始したので、3カ月経ちました。稼働率は9割以上で、すでに大忙しです。 「アテルイII」 ©国立天文台 ――そういえば、映画『サマーウォーズ』でも、コンピュータを氷で冷やすシーンがありましたね。 小久保 気温が低いほうが冷やしやすいんです。国立天文台の中で最北のキャンパスが岩手県の水沢キャンパスでして。先々代の台長が決めました、「水沢に行き
原発事故の影響で試験的な漁が続けられている福島県沖では、震災前に比べてヒラメがおよそ8倍、ナメタガレイがおよそ7倍と、資源量が増えていることが県の調査でわかりました。県は豊富な資源を漁業の復興につなげるため、販路の回復を支援することにしています。 それによりますと、去年1年間の平均の資源量は、震災前の5年間の平均と比べてヒラメがおよそ8倍、ナメタガレイがおよそ7倍と大幅に増えていたことがわかりました。 大きさもヒラメの場合、震災前は体長40センチ前後がもっとも多かったのに対し、おととしのデータでは50センチから60センチが多く、大型化しているということです。 福島県沖では、原発事故の影響で回数や海域を限定した試験的な漁が行われていることが、資源量の増加につながっていると見られています。 一方、福島県沖の魚介類を対象にした県の放射性物質の検査で国の基準を超えたものは平成27年4月以降出ておら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く