米ニューヨーク市内で観光バスに乗るために並ぶ人々(2021年7月30日撮影)。(c)Ed JONES / AFP 【7月31日 AFP】新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」は水痘並みの感染力があり、従来株より重症化しやすく、ワクチン接種済みの人でも未接種者と同様に感染を広げる可能性があることが、米疾病対策センター(CDC)の内部文書で明らかになった。 CDCが作成した発表用のスライドでは、デルタ株によって「戦局が変わった」と指摘されている。スライドについては米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が最初に報じ、AFPもその存在を確認した。 スライドによると、ワクチン接種済みの人が感染する「ブレイクスルー感染」は以前考えられていたようにまれではなく、今では接種済みの米国人1億6200万人のうち、週に3万5000人が感染して症状を示している要因となっている。 他国の調査結果に
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