猛暑が続きエアコンの需要が高まる中、NITE=製品評価技術基盤機構は、専門知識を持たない人がエアコンの設置や手入れを行った場合に、機器の破裂や発火といった重大事故につながるおそれがあるとして、注意を呼びかけています。 NITEによりますと、コロナ禍で在宅時間が増える中、エアコンの設置や手入れなどを、専門知識や資格を持つ専門業者に依頼せずにみずから行うケースがあり、これに伴って機器の破裂や接続不良による発火などの重大事故も発生しています。 エアコンに関連した事故は、2021年度までの5年間に合わせて263件起きていますが、このうちみずから手入れなどを行ったことによる事故は6件確認されているということです。 内訳は内部洗浄を行った際の薬剤の付着などによる配線の発火が3件、室内機と室外機をつなぐ接続部の発火、配線を器具などを使わずにねじり合わせてつないだことなどによる発火がそれぞれ1件となってい