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  • 海外輸入牛肉には発がん性のホルモン剤使用のリスクも│NEWSポストセブン

    海外から輸入した牛肉には目に見えないリスクが潜んでいる。にもかかわらず、牛肉の輸入量は増加の一途を辿っている。実際、2017年の牛肉輸入量は57万2000t。前年度から9%増加した。一方で、国産牛の供給量は伸び悩んでいる。 札幌がん検診センター理事兼細胞診センター長の藤田博正医師はこの状況に警鐘を鳴らす。 「米国では成長促進剤として、肥育時の牛に女性ホルモンの一種である『エストロゲン』を投与します。エストロゲンには強い発がん性があり、日では使用が認められませんが、輸入肉からは大量に検出されます」 藤田医師らは2009年、一般のスーパーで売られていたアメリカ産牛肉と国産牛肉を各30枚以上購入し、赤身と脂身に含まれるエストロゲン濃度を比較した。その結果は驚くべきものだった。 「残留濃度の平均を計測すると、アメリカ産牛肉は国産牛肉より赤身で600倍、脂肪で140倍もエストロゲン濃度が高かった。

    海外輸入牛肉には発がん性のホルモン剤使用のリスクも│NEWSポストセブン
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    agrisearch 2018/11/27
    東京大学大学院国際環境経済学教授の鈴木宜弘氏・・
  • 「食品は海外産より国産が安全だ」は必ずしも正しくない│NEWSポストセブン

    都内在住の主婦・三島百合さん(仮名・45才)は、最近まで夫の転勤でアメリカ暮らしをしていた友人を自宅に招き、久しぶりの再会を楽しんでいた。だが、友人の小学生の娘におやつとしてぶどう味のゼリーを出すと、和やかだった友人の顔色がサッと変わった。 「このゼリーって、アメリカでは禁止されている成分が入っていない?」 百合さんは思いがけない言葉に驚いた。ふとわが子を見ると、友人が訝しんだ色鮮やかなゼリーに、満面の笑みでスプーンを刺している──。海外では「リスクがある」として規制されている品を、日人の私たちはそうとは知らずに口に運んでいる。 多くの日人は、「海外産よりも国産の方が安全だ」と信じている。たしかにそういう一面もあるが、「国産だから安心」とは言い切れない。『の安全を考える会』代表の野健司さんが指摘する。 「長い時間をかけて実験や研究を行い、その根拠に基づいて品に含まれる成分を制限

    「食品は海外産より国産が安全だ」は必ずしも正しくない│NEWSポストセブン
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    agrisearch 2018/11/27
    管理栄養士の望月理恵子氏・・
  • 防カビ剤や除草剤に注意、日本は世界の流れに反し規制緩和│NEWSポストセブン

    輸入された農作物には、国内では使用されていない有害な農薬が使われるケースもある。 アメリカから輸入されるレモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類に使用される「防カビ剤」がそれだ。収穫した後に使われる、いわゆる「ポストハーベスト農薬」といわれ、アメリカから日まで海上輸送をする際、カビの発生を防ぐために散布される。 品の輸入事情に詳しい東京大学大学院国際環境経済学教授の鈴木宜弘さんはこう語る。 「アメリカで使用される防カビ剤は、イマザリル、チアベンダゾール、オルトフェニルフェノールなど。いずれも毒性が強く、吐き気や発がんといった人体への悪影響が指摘されます。日では、それらの農薬は消費者の健康を考慮して使用されることはまずないのに、現実にはイマザリルなどの防カビ剤に汚染された輸入柑橘類が平然と店頭に並んでいます」 なぜそんなことがまかり通るのか。 「イマザリルなどの防カビ剤は、アメリ

    防カビ剤や除草剤に注意、日本は世界の流れに反し規制緩和│NEWSポストセブン
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    agrisearch 2018/11/27
    東京大学大学院国際環境経済学教授の鈴木宜弘氏、いつもの・・「ポストハーベスト農薬」「ラウンドアップ」
  • ケンタロウ、寝たきりから奇跡の回復 車イスで見せた笑顔│NEWSポストセブン

    に車イスを押してもらいながら、1歩ずつペダルを踏みしめる。時折、言葉を交わし、再び前進──その姿は数年前には想像もできなかったほど力強く、表情にも明るい笑顔があふれていた。 「以前は車イスの上でグッタリしたまま。会話はおろか、表情もほとんどなく、コミュニケーションすらとれなかった。それが…奇跡ってあるんだって、涙が出そうになります」(近隣住民) TOKIO・国分太一(44才)と共演した料理番組『男子ごはん』(テレビ東京系)で人気を博したケンタロウ(46才)。バイク事故によって彼が表舞台から姿を消したのは2012年2月のことだった。首都高のカーブを曲がり切れず、高架から6m下の道路に転落。高次脳機能障害が残り、言葉も出ない状態だった彼が今、奇跡とも呼べる回復を見せている。 その回復には3つの理由があった。1つは、常人には真似できないような懸命なリハビリだ。冒頭のように自宅の近所を車イスで回

    ケンタロウ、寝たきりから奇跡の回復 車イスで見せた笑顔│NEWSポストセブン
  • 中国女性が田舎生活を動画で紹介、大反響で果物通販も好調│NEWSポストセブン

    中国西部の内陸部、広西省チワン族自治区の山村で、農業や果物栽培をする37歳の女性がのどかな村での暮らしや豊かな自然を紹介するついでに、村で収穫する果物や野菜などをインターネット動画で紹介し販売するネット通販事業を開始。すると、これまでに4億回も再生されるなど大評判になり、年間で1500トンもの果物などを販売し、売上高は1000万元(約1億7000万円)にも達していることが分かった。 それまでは人里離れた寒村で、仕事もないため、若い住民は都市に出稼ぎに行き、老人と子供だけが残されていたが、ネット通販が軌道に乗り、約150人の村民が農産物の収穫や商品の包装、荷造りや運搬などで忙しく働くようになり、収入も以前の10倍にも増加しているという。中国各紙が報じた。 この女性は幹友清さん。同自治区の霊山県蘇屋糖村の出身で、20代から同郷の夫と一緒に都市部に出稼ぎに出ていたが、2008年、30歳のとき、男

    中国女性が田舎生活を動画で紹介、大反響で果物通販も好調│NEWSポストセブン
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    agrisearch 2018/10/09
    「eコマース大手のアリババの淘宝(タオバオ)市場に新鮮な野菜や果物を出店することになった」
  • 秋の家庭菜園 発芽後は虫を避けて間引きで大きく育てる│NEWSポストセブン

    春や夏だけでなく、秋でも楽しめる家庭菜園。春や夏に比べると、害虫被害が少ないというメリットはあるが、だからといって可能性がゼロなわけではない。温暖な地域では11月になっても蝶が葉に卵を産み、幼虫が葉をべてしまう。また、ネキリムシと呼ばれる夜蛾の幼虫や、夏に土中に卵を生んで孵化したコガネムシの幼虫が野菜の根をい荒らす。さらにアブラムシは真夏と冬以外は生息できるので、秋にも現れる。 「最近はノンケミカルの野菜用殺虫剤もあります。でんぷん由来のものは、虫の脇腹にある気門を被膜で覆って窒息させ、死滅させます。また、春菊などにつきやすいアブラムシは光るものが苦手。地面にアルミホイルを敷くのが効果的。丸めてから広げると乱反射が強くなるのでおすすめです」(園芸研究家・山田幸子さん・以下同) とはいえ、虫によって対策を変えたり、こまめに虫の嫌いなものをスプレーするのは手間。 「芽が出る前に防虫ネットを

    秋の家庭菜園 発芽後は虫を避けて間引きで大きく育てる│NEWSポストセブン
  • 野菜の新常識 白菜は内側から使った方が長持ちする│NEWSポストセブン

    時代とともに変わっていくのが料理の常識だ。たとえば、かつては「白菜は緑色の外葉から使う」と言われていたが、いまはその逆が常識になっているという。管理栄養士で日野菜ソムリエ協会講師の中沢るみさんが説明する。 「カットされた白菜の場合は内側部分から使うことで、白菜の内側にある成長点を止めることになります。これにより外側の栄養が内側へと吸収されにくくなり、風味を損なわずに長持ちします」(中沢さん・以下同) たけのこのヒダにある白い粉もかつては「洗うべき」といわれていたが、今はそうではない。白い粉はアクやえぐみではなく、たけのこの持つ成長ホルモンの素“チロシン”。 「肌や髪、骨や内臓などを再生させる若返り効果が。不眠やうつ症状を和らげる作用もあります」 水分が蒸発しやすかった雪平鍋に比べ、保温力の高い鍋やフライパンが揃う現代。「野菜を茹でる際はたっぷりにお湯で」という常識も時代遅れとなっている。

    野菜の新常識 白菜は内側から使った方が長持ちする│NEWSポストセブン
  • 佳子さま 「プログラミング選手団」にチャーミングな笑顔

    世界各国の中学生、高校生がプログラミング技術を競う『第30回国際情報オリンピック日大会』(9月2日、茨城県・つくば国際会議場)の開会式にご出席された秋篠宮家の次女・佳子さま(23才)。 開会式で佳子さまは、「お互いにベストを尽くして、がんばってください」と英語でスピーチをされ、英国短期留学の成果を早速実践された。 大会終了後、日本代表の選手団にお声がけをなさった時の会話が以下の通りだったという。 選手「プログラミング、佳子さまもお始めになったら…」 佳子さま「エッ、私がですか!」 佳子さまらしいフランクなリアクションが、とてもチャーミングだった。 選手団はこの後、「あきらかに競技より緊張しました」「敬語の使い方がわからなくて…」「それでもお会いできて光栄でした」と感想を…。佳子さまの笑顔にすっかり魅了されていました。 ※女性セブン2018年9月20日号

    佳子さま 「プログラミング選手団」にチャーミングな笑顔
  • 23歳ナマコ密漁女「溺れた仲間を見捨てるのは仁義なさすぎ」

    8月26日、復興途上にある岩手県普代村で、釜石海上保安部がアワビの密漁団を現行犯逮捕した。いま、東日大震災をきっかけに、暴力団をバックにした“密漁”ビジネスが活発化。巨大なシノギに成長しつつあるという。潜入取材に定評のあるライター・鈴木智彦氏が解説する。 * * * 密漁界において、いま「革命」と呼ばれるほど人気なのが、中華料理の高級材・ナマコである。 起爆剤は2008年の北京五輪だった。以降、中国大陸で急激に需要が拡大し、高騰。北海道の密漁者はいっせいにナマコ漁へと転換した。赤、青、黒の3種類があって、密漁されるのは主に黒ナマコである。これを乾燥させるとキロ12万円という高額で売れる。 現在、生の黒ナマコの裏相場はキロ4500円程度といい、正規品の流通価格とほぼ変わらない。一般的に密漁品は正規品より安価だが、ナマコだけは例外なのだ。簡単に大量に獲れ、かつ高額な黒ナマコ……以降、密漁の

    23歳ナマコ密漁女「溺れた仲間を見捨てるのは仁義なさすぎ」
  • 家庭菜園の葉っぱや実の虫食い対策、ナメクジやハムシ駆除方法

    「家族に安全・安心なものをべさせたい」「余暇を自然と触れ合って楽しみたい」と、庭先やベランダなどで家庭菜園を始める人が増えている。ところが、大切に育てていた害虫にやられることも。栽培上のトラブルやお悩みが発生しやすいのが、梅雨から夏にかけての、ちょうど今頃。 このシーズンをうまく乗り越えて、すずなりの野菜収穫につなげる「病害虫」対策はあるのだろうか。葉や実が育ってきて、そろそろ収穫が始まる頃に、頭を悩ませるのが、虫の発生と飛来だ。 虫には、アブラムシをべてくれるてんとう虫のような益虫もいれば、せっかく育った野菜の葉や実、根っこをい荒らす害虫もいる。園芸家の深町貴子さんはこう語る。 「葉の側面から削り取るようなかじり方をするのはナメクジ。夜行性で暗い場所を好むため、こうしたべられ方の葉を見つけたら、夜や早朝に外へ出てみて。ナメクジが見つかれば、捕獲して駆除を」 また、ナメクジが通った

    家庭菜園の葉っぱや実の虫食い対策、ナメクジやハムシ駆除方法
  • 発育不良の“あるある”疑問 トマトが赤くならぬのはなぜ?

    庭先やベランダを活用した家庭菜園が人気だが、なかなか上手くいかないことも多いだろう。そこで、発育不良の関するよくある7つの疑問について、専門家に話を聞いた。 ■梅雨に元気がなくなる原因は? 梅雨時は植物の成長が停滞し、降雨により固まった土壌にも有害ガスがたまりやすい。 「野菜の株周辺に、園芸用の支柱棒やドライバーで穴を開けて酸素供給とガス抜きをすると、根がいきいきしてきます」(園芸技術アドバイザーの古藤俊二さん) ■ゴーヤーの雌花がつかない つるが伸び始めてすぐ雌花がつくきゅうりに比べ、ゴーヤーは最初の頃、雄花ばかりがつく。 「一般に親づるには雄花が、子づるや孫づるには雌花がよく咲きます。生長して枝葉が広がるまで、待ちましょう」(園芸家の深町貴子さん) 盛夏以降、雌花のつく数が増える。 ■きゅうりやゴーヤーは受粉が必要? 「きゅうりは自分で実をつける単為結果性なので不要ですが、ゴーヤーは雌

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    agrisearch 2018/07/02
    「赤くなるまでに時間がかかるので、焦らず待って」。。
  • 健康食品の効果とリスクが分かる最強データベースがあった

    青汁、しじみエキスにグルコサミン……。日々の生活にすっかり定着した健康品の数々。特に健康を気にするシニアの中には“摂らないと不安”に感じる人もいるほどだ。 「朝起きたらまず青汁、精力がつくっていうから亜鉛のサプリも欠かさない。あとは雑誌とかテレビで紹介されたものを次々に買っちゃうから、家に溜まっていく。全部摂っていたら健康品だけで満腹になっちゃうよ(笑い)」(65歳男性) 日健康品・サプリメント情報センター理事の宇野文博氏がその市場規模を解説する。 「2017年の健康品の市場規模は前年比1.9%増の1兆2272億円に達しています。ドラッグストアの店舗が増え、ネット通販の増加も市場拡大に貢献しています。青汁や乳酸菌などの従来からの人気商品や、ビタミン・ミネラルといったサプリメントが下支えし、そこに次々と新商品が登場している状況です」 市場拡大に一役買っているのが、消費者庁がお墨付き

    健康食品の効果とリスクが分かる最強データベースがあった
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    agrisearch 2018/06/19
    「『健康食品』の安全性・有効性情報」
  • 中国からの輸入品が日本に運んでくる「殺人虫」の恐怖

    安くて便利な中国製品をネットで購入。「安かろう、悪かろう」と覚悟していたが、家に届くとこんな「余計なもの」まで付いてくるとしたら──。 5月10日、大阪府八尾市の民家で、猛毒を持つ特定外来生物・ヒアリの女王アリの死骸が発見された。家電製品の段ボール箱を開封すると、内部に混入していたのだ。この製品が中国・広東省の工場で梱包されている。 「ビニールテープで密閉され、出荷過程で開けられていないにもかかわらずヒアリが混入していたため、中国から運ばれてきた可能性が高いという結論になりました」(環境省近畿地方環境事務所) ヒアリは昨年5月、広東省の南沙港から運ばれたコンテナ内で見つかって以来、同11月までに12都府県で計6500匹以上が確認されたが、一般家庭内で発見されたのはこれが初だった。 ヒアリは気温が高まると活動を活発化させるため、環境省は今年の5月7日、中国からの定期コンテナ航路がある68港湾

    中国からの輸入品が日本に運んでくる「殺人虫」の恐怖
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    agrisearch 2018/05/23
    「タイワンタケクマバチ」は別に「獰猛な蜂」ではない。「ムネアカハラビロカマキリ」について五箇公一氏がコメント。
  • 15歳男子の精通率急落 1981年の80%が2011年は50%に低下

    次の数字は、15歳(中学卒業)までに“あること”を経験する男性の率である。 ◆1981年:約80% ◆1999年:約73% ◆2011年:約50% 急速な下落傾向を示すこの数字は一体何か。“あること”とは、「精通」のこと。すなわち、夢精かマスターベーション、セックスを経験しているかどうかを示している。日教育協会「第7回 青少年の性行動全国調査報告(2011年度)」によれば、中学卒業までに射精を経験しない男子が半数にも達しているというのだ。 十代の息子を持つ50代男性A氏はこう語る。 「一人っ子の息子は、いまだにと一緒にお風呂に入っている。中学入学の時に“そろそろ風呂は別に入ったほうがいいんじゃないか?”とにいったが、は“なんで? 順番を待ってるより効率的でしょ”と平気な顔。息子も異性を意識する年頃だからと話したら、“親子なんだからいいじゃない。そんなことを気にするあなたのほうがお

    15歳男子の精通率急落 1981年の80%が2011年は50%に低下
  • 日本のマザー・テレサ「手袋でおにぎり握るのは愚の骨頂」

    老若男女に愛される国民であるおにぎりの起源は、弥生時代にさかのぼる。当時の地層からは米の塊が化石として出土されているが、「今のようなおにぎりの形になったのは平安時代」だと、一般社団法人おにぎり協会代表の中村祐介さんは話す。 「屯といい、蒸したもち米を握ったちまきみたいなものが起源と記されています」 その後、戦国時代になり、おにぎりには疲労回復のためにアミノ酸が豊富な梅干しが付けられるように。持ち歩きできる兵糧として活躍した。 『ご飯は最強の健康』(祥伝社)の著書がある、健康増進クリニックの加藤直哉副院長は、「おにぎりにはたくさんの栄養素が詰まっている」と説明する。 「白米にはたんぱく質、ビタミンB1、B2、E、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、物繊維と炭水化物だけではない栄養素があります。何より腹持ちがいい。物繊維が多いので腸の中にとどまってくれます。腸管内に水分を引っ張ってくるの

    日本のマザー・テレサ「手袋でおにぎり握るのは愚の骨頂」
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    agrisearch 2017/08/29
    「きちんと手を洗って塩をつければ絶対に食中毒になるようなことはないと」・・
  • ジャガイモは「芽」だけでなく「皮」にも毒素アリ

    外国産品などでたびたび起こる不祥事により、の安全への関心が高まり、残留農薬が気になる人も少なくないだろう。では無農薬栽培の野菜や果物なら安心かと言えば、そうとも言い切れない。そんな材の代表がジャガイモだ。管理栄養士の梅原祥太氏が言う。 「ジャガイモの芽にソラニンという毒素が含まれていることは有名ですが、実はジャガイモの皮にも毒素がある。土の中に潜っているジャガイモは、掘り出されて日光を受けると光合成をします。その際、皮にチャコニンという毒素が現われる。栽培が無農薬でも、後の管理が杜撰で皮に毒が溜まるケースがあります」 チャコニンは腹痛や下痢、嘔吐など中毒の症状を引き起こす。 スイカの種には、アブシジン酸という毒素が含まれる。豪快にかぶりついて、少々の種は飲み込んでしまう人もいるが、べ過ぎれば体内の酵素の働きを抑制し、消化や代謝、免疫力の低下などを引き起こす。特に高齢者がべ過ぎる

    ジャガイモは「芽」だけでなく「皮」にも毒素アリ
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    agrisearch 2017/04/21
    管理栄養士の梅原祥太氏・・芽にソラニン、皮にチャコニンではなく、常に両方。
  • キャベツや白菜の芯、セロリの葉 残留農薬の可能性

    材への安全性への関心が高まり、野菜を水洗いしたり、外側の葉を剥いだりして残留農薬を避ける人は多いはず。だが野菜の“内部”まで注意する人は少ないかもしれない。管理栄養士の梅原祥太氏が言う。 「キャベツや白菜の芯は蒸したり煮込んだりすると甘みが増すので、好きな人も多いでしょう。ただし芯は根の一部で、土から吸い上げた農薬が凝縮されやすい。加熱しても完全に農薬が除去できるわけではありません」 主に茎の部分がべられるセロリだが、葉を炒め物やサラダにする人もいる。このセロリの葉にも農薬が残留しやすい。セロリは他の野菜より農薬を多用することが多い。葉を過剰摂取すると、消化器系に悪影響を及ぼし、下痢や嘔吐、呼吸困難などの症状に見舞われる可能性がある。 近年、リンゴに含まれる「リンゴポリフェノール」が、テレビや雑誌で取り上げられている。老化の進行を遅らせる抗酸化作用などが期待できるもので、リンゴの皮に多

    キャベツや白菜の芯、セロリの葉 残留農薬の可能性
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    agrisearch 2017/04/20
    管理栄養士の梅原祥太氏・・/農薬残留基準値など眼中にないのかもしれないが、皮や芯など食べる可能性のある部位を含めて検査している。http://www.ffcr.or.jp/zaidan/FFCRHOME.nsf/pages/MRLs-kentai-n
  • 発達障害の大学生増加 放置したままでいいわけがない

    「多様化社会」という言葉はそれを支える制度がなくては意味が無い。とある大学教員のブログから、コラムニストののオバタカズユキ氏が大学生の「多様化」を考える。 * * * 特定個人を責める意図はないので、某教員の某ブログにて、と記すにとどめる。先日、そのブログにこんなことが書かれてあった。 ブログ主は大学教員。大学の授業で学生にミニレポートを書かせ、それを出席票のかわりにしていた。するとある日、中身も筆跡もそっくりなミニレポートが複数枚出されていることに気づいた。 これは明らかに「代返」だ。一番たくさんの文字数を書いた太郎君が、二郎君、三郎君、四郎君のものも書いて、そしらぬ顔で自分に提出したのだろうと思った。 次の授業で、そっくりレポートの「提出者」たちに尋ねてみると、教員の読みはアタリ。「提出者」たちはその行為を認めたと言う。それが不正行為であることを教員が説明すると、二郎君以下はきまりの悪

    発達障害の大学生増加 放置したままでいいわけがない
  • 「糖質制限」で末期がん患者の8割が改善 衝撃の研究結果

    「三大治療」と呼ばれる手術、抗がん剤、放射線によるがん治療は日進月歩だが、「末期がん患者の8割が改善された」という衝撃の研究結果が発表された別の治療法がある。意外なことにそれは、最新技術とは一切無縁の事療法だった。 主のご飯やパン、麺など炭水化物に多く含まれる糖質の摂取量を減らす事法「糖質制限」は、糖尿病患者などに効果があることで知られるが、がん患者への効果を示すエビデンスはこれまで存在しなかった。 そんな中、糖質の摂取量をゼロに近づける“究極の糖質制限”になると、がん治療にも効果が見られたという臨床研究データが発表された。大腸がんや乳がんなどステージIVの末期がん患者を対象に、世界初の臨床研究を行なったのは多摩南部地域病院外科医の古川健司氏(医学博士)である。古川氏が語る。 「がん細胞は炭水化物から合成されるブドウ糖を栄養源としています。しかも正常細胞の3~8倍のブドウ糖が必要。な

    「糖質制限」で末期がん患者の8割が改善 衝撃の研究結果
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    agrisearch 2016/11/24
    多摩南部地域病院外科医の古川健司氏。
  • オートファジーと遺伝子組み換え食品の「不都合な真実」

    中が大隅良典・東京工業大栄誉教授のノーベル医学生理学賞受賞に沸いている。飢餓状態に陥った細胞が自らのタンパク質をべて栄養源にする「オートファジー(自作用)」の仕組みを解明した功績が評価されての受賞となった。 この研究自体は専門家の間で大いに注目されており、だからこそ今回の快挙につながったわけだが、実は一般向けのサプリメント解説書でも同研究について言及されていることから、話題を呼んでいる。今年2月に刊行されたサプリメント解説書『コンビニで買える「やせるサプリ」「若返りサプリ」』の中には、以下のような記述がある。 〈最近になって注目を集めているのは、体内の細胞レベルでも、他の動植物のユニットを直接再利用していることがわかったことです。これはオートファジーと呼ばれ、もともと酵母菌で見つかった作用でした。(中略)その分子レベルのメカニズムは東京工業大学の日人科学者によって発見されましたが

    オートファジーと遺伝子組み換え食品の「不都合な真実」