ブラジルのアマゾン熱帯雨林に生息していたアオコンゴウインコ。バードライフ・インターナショナルの研究によると、野生では絶滅した可能性があるという。(PHOTOGRAPH BY CLAUS MEYER, MINDEN PICTURES/ NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) ある生物の絶滅が迫ってくると、世界中の人々が最後の個体の死を気にかけるようになる。この夏に最後のキタシロサイのオス「スーダン」が死亡したときもそうだった。(参考記事:「絶滅寸前のサイ、冷凍精子でハイブリッド胚を作成」) 鳥類も例外ではない。このほど保全科学の学術誌「Biological Conservation」に発表された研究によると、この10年間のうちに少なくとも8種の希少な鳥類がひっそりと姿を消した可能性があるという。 この研究は非営利組織バードライフ・インターナショナルの支援を受けて、絶滅寸前
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