みなさま、コメントありがとうございましたヾ(๑╹◡╹)ノ" 「定番の昔話が江戸時代にはどう書かれていたか?」シリーズヾ(๑╹◡╹)ノ" 今回は、「ウサギとカメ」です。 「ウサギとカメ」は日本昔話のような扱いを受けていますが、『イソップ物語』のお話なんですよね。 とはいえ、『イソップ物語』は、安土桃山時代にはすでに日本に伝わり、翻訳されて出版されています(天草版『伊曽保物語《いそほものがたり》』)。 江戸時代に入っても『イソップ物語』の翻訳が出版されますが(仮名草子版『伊曽保物語』)、実は、天草版・仮名草子版、どちらの『伊曽保物語』にも「ウサギとカメ」のお話は収録されていないんですヾ(๑╹◡╹)ノ" つまり、江戸時代の人は「ウサギとカメ」のお話を知らなかったことになります。 というわけで、「定番の昔話が江戸時代にはどう書かれていたか?」シリーズの範囲外なのですが、せっかくなんで、明治時代にな