◆たんなる好事家の趣味ではない◆ 当初、今回は消費増税をテーマにする予定だった。アベノミクス/黒田日銀によるインフレ目標政策とそのための金融緩和で、景気は徐々に回復しつつあるが、まだ十分ではない。いまここで増税による重荷を背負わせれば、また腰砕けになる可能性も高い。それに消費税の税率を上げたからといって、税収が増えるとは限らない。消費税の税収は増えても景気が低迷すれば、全体としての税収はかえって下がり、そもそもの狙いだったはずの財政再建さえ達成できない可能性も高い。いずれ税率を引き上げるにしても、いまそれをやる必要はない。いまは見送るべきだ――書こうとしていた内容はおおむねこれに尽きる。 が、執筆中の8月半ば、富田倫生の訃報が飛び込んできた――と書いて、誰のことやらご存じの方が何人いることだろうか。著作権切れの文書をボランティアの活動で電子化し、フリーで公開している青空文庫の呼びかけ人
雑誌記者からテレビの構成、フリーランスのライターなどをやっていました。その頃からパソコンが台頭してきまして、それをテーマのひとつとして、コンピュータ社会史のようなものを書いていました。青空文庫っていうのは、その後の余生でやっているものです。 青空文庫は今年2007年の7月7日で10周年の誕生日を迎えました。ですから始めたのは1997年の7月7日ということになります。本当はその辺でだらしなくだらだら始まった感じなんですけれども(笑)。電子本のソフトウェアに興味を持ってるものが4人ほど集まって始めようということになったんです。電子本というものの歴史をさかのぼると、まずパソコンっていうのが、1970年の後半から出てくる訳です。当初は計算させてみたり、ちょっとしたゲームをやってみたり、そのうち通信もできるようになってね。そして“テキストをパソコンの画面で読む”っていうソフトウェアが出始めるんです。
著作権の切れた本を自由に読むことができるインターネットの電子図書館「青空文庫」の創設者であり、呼びかけ人・世話人でもある富田倫生(とみたみちお)さんが、8月16日(金)午後12時8分に死去したことがわかりました。 青空文庫の富田倫生さん 逝去: ポシブル堂書店からのお知らせ http://necom.cocolog-nifty.com/information/2013/08/post-0c44.html インターネット図書館「青空文庫」の創設者であり、呼びかけ人である富田倫生(とみたみちお)さんが、本日(16日)の午後12時8分に亡くなられました。 富田さんは、パソコン関係の書籍や宇宙開発の書籍などの著述業のほか、電子書籍の可能性にいち早く気づかれ、インターネット図書館「青空文庫」を他の呼びかけ人の方々と共に創設運営してきました。著作権延長問題でも反対の立場を明確にして闘ってきた闘士でもあ
カテゴリー:未分類 | 投稿者:Horash QuditaAuthor: Horash Qudita About: See Authors Posts (9) | 投稿日:2012年5月16日 | 校正に手が出しにくい理由の一つとして、間違いを拾いきれる自信がない、ということがあげられる。そうでなくとも、文字を間違いを拾うには訓練が必要と思われているようでもある。そんな懸念をなくす、または減らす為に、一つ機械を使った校正の方法を紹介したい。 スキャナーとOCRソフトを紹介した際にコメントしたが、手入力とOCR入力には以下のような特徴がある。 OCR 利点としては ・誤認識はあるけれど、間違いが一定なので、一括変換で修正可能(同一底本、同一シリーズをスキャン、OCRしておいて一括変換で他のファイルも修正してゆくとさらに楽になる) ・てにをは、の間違い、漢字の送り仮名の間違い、漢字/仮名の開き
WZソフトウェアは13日、プログラム開発用の支援機能やマクロ機能などを取り除き、文字組版やルビ組版表示などエディター/ライター向け機能を搭載したテキストエディター「WZ Writing Editor」のオンライン販売を開始した。 文字組版機能により、ワープロソフトのように和文と欧文、記号の余白の調整ができるほか、文章の行末を揃えての表示・印刷が可能。また、青空文庫組版にも対応しており、ブロックの字下げ、地寄せ、地付き、箇条書き、太字・斜体といったレイアウトを整えた原稿の編集ができる。 そのほかアウトライン、縦書き、原稿用紙表示、ルビなどにも対応するため、原稿・小説・随筆・論文・脚本などの様々な文書の作成や編集に最適としている。
今回から始まった本連載。内容は極めてシンプルに筆者がオススメのAndroidアプリを毎週1本取り上げてオススメするというものだ。 青空文庫をAndroid上で楽しめる 「縦書きビューワ」「青空プロバイダ」 縦書きビューワ 0.9.5.13 作者:2SC1815J 価格:無料 さて第1回の今回は「縦書きビューワ」「青空プロバイダ」という2本。以前ASCII.jpで掲載したAndroidアプリ特集でも紹介しているのだが(関連記事)、特に気に入っているので再度詳しく紹介する。いきなり1本じゃなくて2本になってしまっているが、その理由はこの先読めばわかります。 さて本題。著作権が消滅した作品を中心に、さまざまな文学作品がテキストデータ化されて収録されている「青空文庫」。無料で古今の名作が読める人気のサービスとして、もはや人生に欠かせないという人も多いだろう。 スマートフォンでも青空文庫の作品が読め
広島市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、ライターに。ノンフィクションのさまざまな分野を取材対象としてきたが、次第にパーソナルコンピューターの比重が高まる。ボイジャーのエキスパンドブックを見て電子出版の可能性を本気で信じ込むようになり、「パソコン創世記」と名付けたタイトルを、コンピューターで読むことを前提に制作。このブック上の記述を、インターネット上のさまざまなホームページにリンクさせていくという作業を体験してからは、電子本への確信をさらに深めている。 紙で出してきた著書に、「パソコン創世記」(旺文社文庫版、TBSブリタニカ版)、「宇宙回廊 日本の挑戦」(旺文社)、「電脳王 日電の行方」(ソフトバンク)、「青空のリスタート」(ソフトバンク)、「本の未来」(アスキー)がある。
青空文庫形式のテキストを音声で読み上げるソフト。青空文庫の小説などを朗読で聞きたい場合や、小説を読みたくても目が疲れているときなどにお勧め。青空文庫で配布されているルビありテキストを読み込むと、ルビや傍点、注釈用の記号を自動で除去してプレビュー表示するので、[朗読]ボタンを押せば音声で読み上げてくれる。その際、読み上げ中の文節を逐次ハイライト表示するため、朗読を聞きながらテキストを読む場合でも目で追いやすい。ボタンで3カ所までしおりを挟む機能もあり、あとでしおりの位置から読み上げを再開できる。音声合成にはフリーの音声合成エンジン「AquesTalk」が使われるが、本ソフトと同時にインストールされるため、音声合成エンジンを別途入手する必要はない。読み上げ精度は高く、文語表現などでたまに漢字の読み間違いはみられるものの、おおむね許容範囲内だろう。なお、動作にはフリーの形態素解析ソフト「MeCa
「Linuxマニア」ブランドで低価格Linuxマシンを販売するソーソーは2008年5月28日,電子図書館「青空文庫」の電子書籍の文章を縦書き表示するビューアの新版「Aozora Viewer ver 2.0」(写真)を公開した。同ビューアは無償で利用できるソフトウエア。LinuxやWindows,Mac OSなどのJava実行環境上で動作する。 新版はJava開発・実行環境「Java SE 6」に対応したほか,表示の高速化やアンチエイリアス対応,外字やルビ対応などにより電子書籍の文章が読みやすくなった。縦書き表示パネルのデザインを一新し,しおりを開くボタンやしおりの削除機能,新着作品トピック機能などを追加。検索機能の不具合も修正した。 同ビューアは同社のWebページにある[Launch]ボタンをクリックすると,デスクトップ上に起動する。
「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす、と称される」などとWikipediaで紹介されている、夢野久作の小説「」が本日12月24日から青空文庫で無料公開されます。作品は構想・執筆に10年がかけられており、夢野久作の死の1年前に刊行されました。ジャンルとしては探偵小説に分類されるそうで、刊行時は「幻魔怪奇探偵小説」と呼ばれていたようです。 詳細は以下から。 ルビありのテキストファイルでのダウンロードと、XHTMLファイルでの閲覧ができます。 ドグラ・マグラは他に例を見ないような特異な作品で、「」、「」とともに日本探偵小説三大奇書とされています。機会があれば一度読んでみてはどうでしょうか。 ・関連記事
青空文庫を図書館の書架に! 『青空文庫 全』寄贈計画のお知らせ 2007年10月26日 2010年4月10日 更新 青空文庫 ▲上の画像のクリックで、『青空文庫 全』が開きます。 プリント用の高解像度版は、ここをクリックしてダウンロードしてください。(9.6Mバイトあります。) 【寄贈計画ニュース:2010年4月10日版】 ・2010年4月10日(土)、残部がつきたので、『青空文庫 全』の配布を終了しました。 ・2008年1月13日(日)、公開作品の書誌データをまとめて取得する際に利用できる、 「作家別作品一覧」に関する内容を、「青空文庫早わかり」に書き足しました。『青空文庫 全』DVD-ROM収録作品の書誌データを得る際にも、「一覧」は使えます。 ・2008年1月、国際交流基金情報センターライブラリーのご支援を得て、海外の図書館へ寄贈の輪が広がり始めました。 ・2007年12月13日(木
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く