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2020年12月27日のブックマーク (21件)

  • 京都で話題の美術館で、アートと建築を愛でる。|Lifestyle|madameFIGARO.jp(フィガロジャポン)

    京都で訪れるべきは、装い新たにお目見えした美術館。展示作品だけでなく、建築や景観も含め、古都が発信する美を感じたい。 いまと昔、東西南北を繋ぐ、京都の新名所。 京都市京セラ美術館 建築家・青木淳と西澤徹夫が設計を担当。地下にガラス・リボンを新設し、こちらをメインエントランスに変えた。 1933年誕生の市立美術館が生まれ変わった。日の公立美術館として現存する最古の建物であること、長年地元民から親しまれてきたことを尊重し、ふたりの建築家がリデザイン。古い建物を生かしながら、クロークだった地下を開放感あふれる空間に変え、ショップとカフェを新設。中央ホールをハブに、東西南北、自由に往来できる空間を造った。昔といま、両者を尊重する姿勢は展示品も同様で、近代~現代、絵画、彫刻、工芸など幅広く紹介。アートの発信地でありながら、自然豊かなエリアになじむ、市民憩いの場になりつつある。 エントランスを抜けた

    京都で話題の美術館で、アートと建築を愛でる。|Lifestyle|madameFIGARO.jp(フィガロジャポン)
  • アニメ『ゆるキャン△』は問い続ける、キャンプの魅力と成長する人間の尊さを。

    キャンプの魅力とキャンプを満喫する女子高生たち日常を描いた『ゆるキャン△』はキャンプブームの立役者の一つとも言われる。 (C)あfろ・芳文社/野外活動委員会 コロナ禍でもアウトドア業界は好調で、流行語大賞やヒット番付にも登場するなど空前のキャンプブームだ。その立役者の一つと言われる漫画ゆるキャン△』のアニメ第2作『ゆるキャン△ SEASON2』が1月7日から放送される。 キャンプの魅力とキャンプを満喫する女子高生たちの日常を描いたこの作品。第1作目(2018年放送)はBlu-ray/DVDもヒットし、原作の累計発行部数は450万部を突破。モデル地となった山梨県のキャンプ場や観光地に“巡礼”する人も生まれた。 いかにしてアニメ『ゆるキャン△』はヒットしたのか。堀田将市プロデューサーは『ゆるキャン△』の世界をアニメーションで表現する上で「制作スタッフには2つのことを“禁止”した」と語る。ヒッ

    アニメ『ゆるキャン△』は問い続ける、キャンプの魅力と成長する人間の尊さを。
  • 「処理水、飲みますよ」から1カ月後、ウーマン村本はテレビで叫んだ

    掛けられた厳しい言葉 福島第一原発に入る 処理水を「俺、飲みますよ」 「福島にはふるさとを奪われた人たちがいる。彼らの声を無視することが、平和な日ですか」。お笑い番組「THE MANZAI」でウーマンラッシュアワーの村大輔さん(40)が叫んだ。ネット上には賛否の嵐が巻き起こり、批判も強かった。ただ、村さんは、2年近く通った福島で見て、感じた思いを込めていたことが、密着してきた記者には分かった。(朝日新聞福島総局・小手川太朗) 「年に一度のテレビ」 「もうすぐですね、福島の原発事故から10年ですよね」。12月6日午後8時半すぎ、フジテレビ系のお笑い番組「THE MANZAI」にウーマンラッシュアワーの2人が登場すると、漫才の中盤で、福島について村さんが語り始めた。「あの時大変でした。みんなギャーギャー怖がっていたのに、いつの間にか時間が経ったら徐々に無関心になっていって。その隙に原発

    「処理水、飲みますよ」から1カ月後、ウーマン村本はテレビで叫んだ
  • つげ義春インタビュー「なんてつまらない人生なんだ、と思うこともあります。このまま終わってしまっていい」 - Underground Magazine Archives

    漫画家のつげ義春さん(現代の肖像)」 東京の川べりの船宿で生まれた父の末期を見て対人恐怖症になった 小学校卒業後、メッキ工場へ貸マンガを描き始める 初期の作品は難解だと酷評された 水木しげるの助手で生計をたてた 「必殺するめ固め」のつげ義春さん 内なる不条理漫画に託す 水木しげるさんを悼む 葛藤、悩み、棚には哲学書 つげ義春 日漫画家協会賞・大賞 つげ義春さん 空想と現実の間に漂う 「なんてつまらない人生なんだ、と思うこともあります」 「ねじ式」「紅い花」から20余年。 三たびブームである。生と死への不安漂う作風が、若い世代の心をとらえる。 (文・佐野眞一) ───今度、映画になった「無能の人」シリーズが雑誌に発表されたのは1985~86年。87年は自伝的要素の強い「海へ」と「別離」の2作だけですから、随分、長い休筆ですね。 「目が悪いんです。ふだんの生活に支障はないんですが、集中

    つげ義春インタビュー「なんてつまらない人生なんだ、と思うこともあります。このまま終わってしまっていい」 - Underground Magazine Archives
  • 日本アニメの「メジャー化」宣言、Netflixが挑むアニメ産業の“再生”の道筋

  • ゆうきまさみ:40年描き続ける原動力 「究極超人あ~る」への思い - MANTANWEB(まんたんウェブ)

    マンガ「究極超人あ~る」「機動警察パトレイバー」などで知られるゆうきまさみさんの画業40周年を記念した展覧会「画業40周年記念企画 ゆうきまさみ展」が12月24日、東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ、東京都文京区)でスタートした。ゆうきさんに、画業40周年への思いを聞いた。

    ゆうきまさみ:40年描き続ける原動力 「究極超人あ~る」への思い - MANTANWEB(まんたんウェブ)
  • 1990年代のエロゲー業界漫画『16bitセンセーション』はいかにして生まれた? 作者・若木民喜、原案・みつみ美里&甘露樹に直撃 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

    『16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム』1巻 Kindle版の購入はこちら(Amazon.co.jp) 主人公の上原メイ子はPCショップでのアルバイト中に、店長に頼まれ店舗の2階へと上がる。部屋にはデスクPCが並び、なにやらカタカタと作業中。そこは、(成人向け)PCゲームメーカー“アルコールソフト”の開発室だったのだ! 絵が描けるメイ子はその腕前を買われ、しだいにグラフィッカーとしてゲームづくりに加わることになっていく……そんなあらすじの作は、エロゲーメーカーのゲームづくりや葛藤をコミカルに描きつつ、1990年代のオタクカルチャーも回顧させる絶妙な臨場感が心地よい内容です。これがまた、おもしろい作を描くのは、自身もPCゲームに造詣が深いマンガ家・若木民喜氏と、『うたわれるもの』シリーズでキャラクターデザインやイラストを手掛ける美少女ゲーム界のレジェンドクリエイ

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  • 吾妻ひでおの『夜の魚』に見る80年代の不毛と地続きの今 - Underground Magazine Archives

    大塚英志『教養としての〈まんが・アニメ〉』では吾ひでおの『夜の魚』という短編について10頁ほど紙幅を割いて取り上げている。 この作品は「吾人の無意識」が非常に顕著に出ており、おそらく吾人も大塚の指摘で、この作品の真価を知ったのかもしれない。 例えば『夜の魚』にある、男たちがリアルな女性に怯みながら「昆虫のような異形の存在とは、かろうじで性交可能」という描写は「記号絵を介してしか女性の身体性と向き合えない男たちの性意識」を冷徹に表現していると大塚は語る。 大塚はこうした1980年代のロリコン文化(おたく)が生んだ現代まで地続きの「不毛」*1を『夜の魚』に見い出だし、やはり、それを「ロリコン漫画の生みの親」である吾ひでお以外が描き得なかった事に、真の価値を置いているのだろう。 また吾の描くリアルな女性像は、例えばつげ義春作品の「リアリズム調に描かれた醜悪な女性や老女」(ガロ時代の

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  • なぜJ-POPは韓国に完敗した? 「10年代の音楽業界」が依存したAKB商法という“ドーピング” | 文春オンライン

    秋元康は何をハッキングしたのか? AKB48の前途は多難だ。 オンライン握手会などをやっているグループもあるが、それがどれほど実際の握手会の代替となるかは見えない。たとえファンがそれで納得してCDを大量購入し続けたとしても、ビルボードチャートではそれが人気の証とはならない。“人気錬金術”はもはや機能せず、そのタネも明かされた。 結局、秋元康がAKB48でやったのは、古いメディア(CD)から新しいメディア(インターネット)に切り替わりゆく過渡期に、機能不全となりゆく人気指標(オリコン)をハッキングし、その“人気錬金術”(AKB商法)でギョーカイ(音楽テレビ、芸能界)を占拠したことだった。 前田敦子は2012年にAKB48を卒業 ©getty AKB48は劇場を基盤にインターネットを積極的に活用していたように見えたが、結局のところは従来のメディアが弱体化していく混乱期にその隙を突いたにすぎな

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  • LINEマンガを抜き売上日本No.1になったピッコマで2020年最も読まれた作品から見えるもの(飯田一史) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    株式会社カカオジャパンが運営する「ピッコマ」の年刊ランキング「ピッコマ BEST OF 2020」が発表され、約50,000の配信作品の中、マンガ部門・ノベル部門両方で韓国発の『俺だけレベルアップな件』が1位となった。マンガ版は閲覧回数2億回超。 ひとつの作品がマンガ部門・ノベル部門を制覇したのは初である。 世間的には2020年のマンガといえば『鬼滅の刃』だが、ピッコマでは『鬼滅』は3位。 『俺だけレベルアップな件』はアニメ化もされていないし、コミックスは日では序盤部分のみしか刊行されておらず、フルカラーで単価も高いためそれほど目立った売上とは言えない。しかしアプリ内では圧倒的に読まれている。ところがコミックスの部数、映画の興収、Blu-rayの売上枚数については報じられるし、コミックス評や映画評は出るが、アプリで読めるウェブトゥーン(縦スクロールマンガ)はレビュー媒体もきわめて少なく、

    LINEマンガを抜き売上日本No.1になったピッコマで2020年最も読まれた作品から見えるもの(飯田一史) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 「京都に死ぬほど憧れた」女子が捨てなかった夢

    帝国の地理を把握すべく、初代ローマ皇帝アウグストゥスに命じられたアグリッパ将軍の測量士たちは、重いロープと測定棒を持って広大な土地を歩き回っていたのだ。その涙ぐましい努力の結果はすごいことになっている。ローマ近辺は非常に細かく、誰彼の家とまで記載があるのに、中心地から遠ざかっていくにつれてびっくりするほどいい加減になる。 海の反対側に広がるアフリカ大陸やギリシアの東側辺りになると力が尽きて、「Hic sunt leones(ココはライオンがいる)」とだけ書いて、きれいな絵でごまかしていたのだ。その奇抜な発想と潔い割り切りはいかにも古代ローマ人らしい。 「京都以外は田舎」という平安人の考え方 平安人もまた、ローマ人と似たような考え方を持っていた。京都は世界の中心であり、そこから少しでも離れたら、いろいろな危険が潜む野蛮な田舎があるのみ。地方で官僚を務めていた人たちは、富と料をどっさりと蓄え

    「京都に死ぬほど憧れた」女子が捨てなかった夢
  • 「絶対に殺してはいけない」現場が声を上げた死刑囚…その最期の瞬間に待っていたもの(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

    実弾50発を盗んで4人を射殺した「死刑囚」はなぜ世界から注目される作家になったのか から続く 【画像】坂は1997年に起きた事件が流れを大きく変えたと語る 19歳で罪を犯した永山は22年間の獄中生活の後、そして40歳で死刑が確定された。しかし、ここで坂は憤りながらもこんなふうに思っていた。 「最高裁の判決は驚きましたよ。刑務官は永山人を見ているわけですから、こんなことがあっていいのかと。でも私も含めて現場の刑務官は、永山則夫は死刑が確定しても執行はされないだろうと思っていました。遺族に償いをし続けていたこういう死刑囚はかつていなかったわけです。そんな人間を相手に、死刑執行はしない、できないですよ。 犯行当時、19歳で責任能力があるか無いか。ネグレクトを受けていた彼の知的レベルは中学生くらいですよ。そして今は40歳だと言われてもそのほとんどは獄中ですからね」 永山は自らの小説の印税を被

    「絶対に殺してはいけない」現場が声を上げた死刑囚…その最期の瞬間に待っていたもの(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
  • 村上春樹氏インタビュー、首相が紙に書いたことを読むだけの日本は最悪

    DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 日を代表する小説家、村上春樹氏。幻想的な物語を書くことの多い村上氏だが、インタビューでは現実の政治や社会を辛辣に斬った。写真は朗読をしている様子 Photo by AZUSA TAKADA,TOKYO FM コロナ禍が浮き彫りにしたのは、日政治家が最悪という事実――そう話すのは、小説家の村上春樹氏だ。コロナから日学術会議の問題、この国に必要なものまで、2020年の終わりにダイヤモンド編集部のインタビューで語った。前編・後編の2回で届ける。(ダイヤモンド編集部副編集長 杉りうこ) コロナは突発事ではなく 何かずっと予感していたもの ――初めまして。 (記者の名刺をしげしげと見て)「ダイヤモンド」って、月刊誌でしたっけ。 ―

    村上春樹氏インタビュー、首相が紙に書いたことを読むだけの日本は最悪
  • 《M-1マヂラブ酷評から3年》上沼恵美子(65)の一見辛辣すぎる“愛の金言”ベスト10「古い」「横柄」「思い上がり」 | 文春オンライン

    上沼はM-1で、女性初、そして唯一の審査員として2007年から2020年まで、8大会の審査を務めている。芸人たちに浴びせる忖度なしの発言はガチンコと信頼される一方で、たびたび炎上してきた。彼女に反発したのは視聴者だけでなく、2018年には前年に優勝したとろサーモン・久保田かずのぶ(41)とスーパーマラドーナ・武智(42)がインスタライブで上沼の審査を批判する事態も起きた。 女性コンビとして唯一M-1決勝に2度進出したハリセンボンの近藤春菜(左)と箕輪はるか 公式サイトより 「私も昔やってましたのでわかるんですけど、女性同士の漫才っていうのは、ネタが限られるんですよね。ちょっとやり過ぎたらガラが悪くなる。笑えなくてお客さんが俯いてしまう。(ハリセンボンには)それがまったくない。ものすごく品があって、見やすくて、完璧。ただ、女性同士は恋をすると漫才がおもしろくなくなります。(ハリセンボンを見て

    《M-1マヂラブ酷評から3年》上沼恵美子(65)の一見辛辣すぎる“愛の金言”ベスト10「古い」「横柄」「思い上がり」 | 文春オンライン
  • [第1話]その淑女は偶像となる - 松本陽介 | 少年ジャンプ+

    その淑女は偶像となる 松陽介 <完結済み>エリザベス女学院に通う姫宮桜子は、淑女の中の淑女として校内で人気の少女。その仮面の裏側に、彼女にはアイドルを志し、挫折した過去があった。光と想いが交差する、ステージは少女たちの戦場!笑顔で戦うアイドルバトル、開幕! [JC全4巻発売中]

    [第1話]その淑女は偶像となる - 松本陽介 | 少年ジャンプ+
  • アニメ映画『えんとつ町のプペル』感想。「作者と作品は切り離して考えるべき」は無理無理の無理 - 社会の独房から

    「作者と作品は切り離して考えるべき」 これは例えば人気作家がSNS炎上した際に、俳優の逮捕が報じられた際に、毎回のように挙がる話題だ。 そもそも、作者の人間性と作品の質に関係性を見い出すのは、非常に困難である。 性格がどうしようもなくクソな人からも世紀の大傑作は生まれる可能性はあるし、その反対に、誰からも愛される人が誰からも愛される作品を創造出来るとは限らない。 僕自身も「作者と作品は切り離して考えるべき」は正論だと思うし、そういう見方で作品を鑑賞したいと常々思っている。 そう、常々思っていたんだ。 アニメ映画『えんとつ町のプペル』に出会うまでは。 この『えんとつ町のプペル』の原作は、5000部でヒットと言われる絵業界で「大人も泣けるストーリー」として話題を集め57万部を超える大ヒットとなった同名の絵である。 絵は西野亮廣を監督として33人のクリエイターが分業し、完成した。 映画

    アニメ映画『えんとつ町のプペル』感想。「作者と作品は切り離して考えるべき」は無理無理の無理 - 社会の独房から
  • 電球の発明より前に「コンピュータの原理」を考えた天才数学者がいた!(ブルーバックス編集部)

    "サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。 「コンピュータの父」生まれる 1791年の今日(12月26日)、「コンピュータの父」とも呼ばれるイギリスの数学者チャールズ・バベッジ(Charles Babbage、1791-1871)が誕生しました。 ロンドンの裕福な家庭に生まれたバベッジは、幼いころから複数の家庭教師をつけられ学識を吸収していき、ニュートンなどの著名人を輩出したケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに入学しました。数学を専攻したものの、彼はあまりの教育レベルの低さに絶望し、「ニュートンの時代から進歩がない」とぼやいたといいます。 より正確な計算の実現を目指して、バベッジは友人とともに解析協会を設立しました。当時の精度の低い対数表に愛想をつかした彼は、いっそ人間ではなく機械に計算を任せればい

    電球の発明より前に「コンピュータの原理」を考えた天才数学者がいた!(ブルーバックス編集部)
  • 「サイバーパンク2077」の最大の問題、それは“魂がこもっていない”点にある:ゲームレヴュー

  • 『その男、東京につき』はただの武道館までの回顧録ではない ラッパー・般若の“強さ”の源を痛感

    東京生まれの東京育ちのラッパー、般若。日のヒップホップを代表する一人である般若は、昨年1月、念願の武道館のワンマンライヴを成功させて、改めてシーンにおける存在感を発揮した。その武道館へと至るキャリアを振り返ったドキュメンタリーが『その男、東京につき』だ。ここにはひたすら我が道を進んできたひとりの男の人生が、力強い言葉と映像で刻み込まれている。 まず、オープニングシーンが印象的だ。誰もいない日比谷野外音楽堂で、マイク一持ってステージに立ってラップする般若。声援も拍手もないが般若のラップに熱がこもる。撮影されたのがいつかはわからないが、コロナのパンデミック以降なら、危機的な社会情勢の中でも自分は音楽をやり続けることを宣言しているようにも見える(今年、般若はコロナの影響で予定していたツアーを中止にした)。般若は2014年に日比谷野音で初めてのワンマンを、2016年に2度目のワンマンを行ってい

    『その男、東京につき』はただの武道館までの回顧録ではない ラッパー・般若の“強さ”の源を痛感
  • 映画版『モンスターハンター』レビュー

    ※日での作の公開は3月26日だが、海外では先駆けて2020年の12月に公開が始まっており、これはIGN USのレビューの翻訳となる。ネタバレ等が気になる方は公開まで読まないことをおすすめする。 単刀直入に言おう。映画版『モンスターハンター』はゲーム史に新たな汚点を残す作品だ。2020年に公開されたパラマウント・ピクチャーズの『ソニック・ザ・ムービー』が、大方の予想に反して家族で楽しめるおおむね素晴らしい映画化となっていた事を考えると、作ももっと優れた作品になり得たのではないかと思えてならない。銀幕でのソニックの活躍を見れば、ゲーム映画化という悪評高いジャンルにも明るい未来が待っていると期待する人がいても無理からぬ事だろう。しかし、ポール・W・S・アンダーソン監督による映画版『モンスターハンター』は、名作ゲームの看板に泥を塗るひどい映画化であり、優れたゲーム原作映画という存在がどれほ

    映画版『モンスターハンター』レビュー
  • ビル・ゲイツ氏が薦める、年末年始に読むべき5冊[2020年]

    マイクロソフトの共同創業者で、世界で最も裕福な人物の1人であるビル・ゲイツは、彼が「ひどい1年」と呼んだ年を締めくくるための、年末年始にお薦めの5冊を紹介している。 「困難な時期に(そして2020年は間違いなく困難な年だった)、私のような読書好きはさまざまなジャンルのに目を向ける」と、ゲイツは述べた。 その中には、ノンフィクションの歴史を扱った作品や、社会の不正と人種に関する作品などが挙げられている。 楽観主義者のビル・ゲイツでも、2020年が「ひどい年」だったと認めている。だが、が彼に少しばかりの安らぎを与えてくれた。 マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツが、年末年始のお薦めの5冊を紹介している。2020年の5冊には、歴史ノンフィクション、社会正義、嚢胞性線維症と闘う医療技術革新の物語などがある。「あなた、あるいはあなたの中の読書好きが、今年1年を気分よく終われる1冊を見つ

    ビル・ゲイツ氏が薦める、年末年始に読むべき5冊[2020年]