アメリカには、LGBTや特定の人種を攻撃したり、戦争で亡くなった兵士の葬儀でピケを張ったりするヘイトグループ「ウエストボロ・バプティスト教会」という団体がある。バプティスト(プロテスタント最大の宗派)を名乗っているが、従来のバプティスト教会とは関連がない。 ウエストボロ・バプティスト教会は、エンタテイメントやスポーツも攻撃対象にする。音楽や演劇、映画、スポーツが同性愛の堕落を招いているという主張だ。これまでも数多くのミュージシャンや俳優、スポーツ選手が攻撃された。
![フー・ファイターズ、因縁の反同性愛団体を攻撃「口を慎め」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bfa8f0b264aeeb00efa5d9973847f19f70b2d050/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c63384e240000d2024ab8c4.jpeg%3Fops%3D1200_630)
『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』(講談社)で、街頭で差別発言や扇動を繰り返す人々の存在をクローズアップしたジャーナリストの安田浩一さんは、2015年5月発行の新著『 ヘイトスピーチ 「愛国者」たちの憎悪と暴力』(文春新書)で、差別への怒りと、差別する人(レイシスト)と戦う姿勢を前面に押し出した。前著での「彼らは何者なのか」という問いかけから、「怒りを伝えて、社会的に共有したかった」と話す。 一方で差別を受ける当事者は、拳を振り上げて正面から戦う人ばかりではない。同じ社会の構成員として、どう向き合うべきなのか。1999年、自身や家族のアイデンティティーを見つめた自伝的ドキュメンタリー映画「あんにょんキムチ」が高い評価を受けた、在日コリアン3世の映画監督・松江哲明さんと、安田さんが対談した。
現代美術家・会田誠さんが7月25日、東京都現代美術館(東京都江東区)で開催中の企画展で、会田さん一家が発表した「檄」という作品について、同館が会田さんに撤去などを要請したことを受けて、SNS「Tumblr」を更新。今回の経緯や、作品の制作意図を紹介し、撤去要請が不当であると訴えた。また市民からのクレームは1件であったことを明らかにした。 会田さんは、今回の企画展「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」に、妻の岡田裕子さんと息子の会田寅次郎さんの3人による「会田家」というユニットで参加。「檄」は、白い布に毛筆で「文部科学省に物申す」と大書し、「もっと教師を増やせ」「教科書検定意味あんのかよ」「新国立競技場の問題は全部俺に決めさせろ」などと訴える作品だった。
国会の会期が9月27日までの95日間も大幅に延長されました。難航する「安保法制関連法案」の成立をにらんで、「60日ルールによる再議決」も可能となる日程を意識して、ぎりぎり目一杯の延長幅としました。 この「60日ルールによる再議決」とは、衆議院が法案を可決し参議院に送付してから、60日間経過しても議決が行なわれない時には「みなし否決」として、ふたたび衆議院の3分の2以上の賛成で再議決できること(憲法59条)を指しています。7月の半ばまでに衆議院で議決してしまえば、参議院で時間切れになることなく、60日後に衆議院の3分の2で決められるようにしたということです。 5月に安保関連法制が審議入りした当初は、衆議院で6月下旬の議決をめざし、参議院で7月中の成立をめざしていた政府・与党ですが、その予定は大幅に遅れました。委員会における安倍晋三首相自身による「早く質問しろよ」とのヤジや、中谷元防衛大臣の「
サウスカロライナ州チャールストンの教会で銃が乱射され、男女9人が死亡した事件から初めての週末を迎えた6月20日と21日、現場となったアフリカ系アメリカ人が通うエマニュエル・アフリカン・メソジスト・エピスコパル教会では、犠牲者を追悼するデモが行われた。 ディラン・ルーフ容疑者(21)は南北戦争時の南部連合の旗を信奉していたという。1861年から4年にわたってアメリカを二分した南北戦争は、奴隷制維持を目指す南部と、解放を主張する北部が争った。南北戦争は北部が勝利したが、南部における人種差別は根深く、マーティン・ルーサー・キング牧師の公民権運動の舞台となったほか、白人警官による黒人男性の射殺事件が相次ぐなど、尾を引いている。
曽野綾子氏の『人間にとっては成熟とは何か』は「2013年・年間ベストセラー」の総合7位を記録した(トーハン調べ)。曽野氏の言い分のテッパンである「戦争中に比べれば今はなんて贅沢」「途上国に比べれば日本は恵まれている」「若者や女性はなんでも社会に権利を求めるな」というテーゼは、どの本でも共通している。チェーン店のように、どこで何を開いても同じ味を出してくる。最近の日本人(特に若者)は甘やかされている、とする彼女のスタンスが暴走したのが、この夏の週刊誌で物議をかもした「女性社員は子どもが産まれたら会社をお辞めなさい」という時代錯誤も甚だしい見解だった。さて、年の瀬、『週刊ポスト』新春合併号に掲載された曽野氏の年頭エッセイ「浅き夢見て」を読んで卒倒、浅い夢なら醒めてくれと個人的な卒倒だけでなんとか済ませようと踏ん張ったのだが断念、曽野氏の薫陶が世に受け入れられている現状を知れば、そこに懸念を向け
東京電力の会長にJFEホールディングス相談役の數土文夫(73)が就任してまもなく5カ月。「東電改革の成否が日本経済の浮沈を左右する」と就任前日3月31日の記者会見で危機感あふれた覚悟を語った通り、數土は事実上破綻した国内最大の電力会社の経営に容赦なくメスを入れている。初仕事で霞が関の監督官庁に大きな影響力を及ぼしていた企画部を廃止。同時に、同部出身のエリートで、福島第1原子力発電所事故当時の会長である勝俣恒久(74)の側近といわれた常務執行役の村松衛(59)を日本原子力発電副社長に転出させた。さらにその後も、全国規模の電力小売り参入、火力発電分野での包括提携企業選定など、政府が進める電力システム改革を先取りする施策を次々に打ち出している。逆に、トップが「原発再稼働」を唱えるだけの大手電力他社は、改革のスピードで遅れをとり、巨額赤字に苦しむだけに、先行きに差す暗い影は一段とその大きさを増して
熱愛をスクープされた芸能人が使う言い訳と同じく、「ただ食事をしていただけ」なのだから特筆すべきではないのかもしれないが、その前後の動きを勘案してみれば「ホントに食事だけ?」と熱愛スクープに向かう写真週刊誌のキャプションのような突っ込みを入れたくなる。18日朝刊(朝日新聞)、前日の「首相動静」にこうあった。 その日の首相動静をさかのぼってみる。『11時3分、情報保全諮問会議』とある。情報保全諮問会議とは、昨年末に成立した特定秘密保護法案の施行に向けた会議のことで、秘密指定するにあたっての基準づくりについて有識者が助言をするという。この会議の座長が読売新聞の渡邉恒雄会長だ。初会合となったこの日、渡邉会長は特定秘密の指定について「どの政権であろうと、不必要に拡大解釈して言論報道の自由を抑制するようなことがあってはならない」と述べた(18日・朝日朝刊)。なるほど、異論はない。諮問会議の座長に就任す
保守系の政治エリート、マスメディア関係者の中には、沖縄県民の大多数は、米海兵隊普天間飛行場の辺野古移設について、無関心であるか、諦めているにもかかわらず、『琉球新報』と『沖縄タイムス』の地元2紙と、沖縄内外の左派、リベラル派が、沖縄県外移設を煽っているという、実態から乖離した見方がある。このような偏見を、とりあえず括弧の中に入れて、28日の『琉球新報』、『沖縄タイムス』の社説を読むことが、沖縄の内在的論理をつかむために不可欠の作業である。両紙共に仲井真知事の辞任を求めている。事態はかなり深刻だ。 知事埋め立て承認 即刻辞職し信を問え 民意に背く歴史的汚点 仲井真弘多知事が、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請を承認した。「県外移設」公約の事実上の撤回だ。大多数の県民の意思に反する歴史的汚点というべき政治決断であり、断じて容認できない。 知事は、2010年知事選で掲げ
宗教が専門分野ではない私が『幸福の科学』との対談に臨もうと思ったきっかけは、教団のIT伝道局長である林さんから長文のメールをもらったことだった。林さんは私のメルマガの読者で、以前にあるセミナーに聴講に来ていただいたこともある。メールの内容はご本人の承諾を得て、私のメルマガで、宗教とテクノロジの交差点についての私の論考とともに全文掲載させていただいた。以下はその転載である(メルマガの元記事からは若干修正してある)。 この前のメルマガでありました、「オウンドSNS」という考え方ですが、実は今、幸福の科学グループでも、このオウンドSNS的なものを7月オープンさせるべく開発中です。 具体的にはSNSとQAサイトを融合させたもので、選挙に向けて、若い世代の有権者の声をひろい、SNSに入った会員メンバーが一般公開されているQA上で一般向けに対して真理を回答していくというものです。宗教がなぜ政治に出るの
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