今の野党には俺たちが政権を取るという迫力がない。政権を取ったら俺たちがこれをやる、というのが出てこない。ノミが食うみたいに、ちょこちょこ批判しているだけではだめだ。「日本をどうするか」を出さなければならない。自民党もこういう時は若手の出番だ。年功序列をやってはいけない。 しかし、どうも今の政治家はにおいもしなければ味もしない。日本全体が蒸留水のようになっている。そのことが残念だ。ただ岸田文雄首相は菅氏が退陣を表明する前に、菅氏に挑戦し、辞めろと言った。そこは度胸があった。 三本足が安定する 衆院選の結果がどうなるかはわからない。しかし自民党、公明党だけの連立ではダメだ。たとえ、自公で過半数の議席を獲得したとしても、もう一党加えて連立政権を作るべきだ。政権は二本の足よりも三本の足のほうがいい。安定する。 私は自社さ政権を経験しているが、3党のほうがやりやすい。国民民主党の玉木雄一郎代表には「
![野党を取り込んで「3党連立」が政治安定のカギ | | 亀井静香 | 毎日新聞「政治プレミア」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/64b67050f44cb2837f5819c370107062a57c0449/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2021%2F10%2F25%2F20211025pol00m010003000p%2F0c10.jpg%3F1)