アムンディ ビクフィリップ氏「グリーンボンドの『効果』求める」 欧州運用最大手のアムンディは、グリーンボンドのファンドを複数運用している。投資家は投資資産がCO2削減に貢献したか定量開示を求めるようになった。
シリアのサブラータ(Sabratha)にある古代ローマ時代の遺跡を背景に臨んだ地中海(2005年7月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/CRIS BOURONCLE 【8月4日 AFP】世界の海洋生物の多様性や個体数に関する国際調査プロジェクト、「海洋生物センサス(Census of Marine Life、CoML)」の報告によると、世界の海の中で動植物の生存が最も脅威にさらされているのは地中海であることが分かった。2日の米科学誌プロスワン(Public Library of Science、PLoS ONE)にセンサスの結果について10本を超える論文が発表された。 約1万7000種の海洋生物が生息する地中海は、日本とオーストラリアの近海に次いで、生物の多様性に最も富む海として世界で上位5位に入る。 ■数千年におよぶ人間の活動の影響 しかし同時に人口が密集する陸地に取り囲まれ、年間2億人
第34回 泡瀬干潟に訪れる沈黙の春 多くの絶滅危惧種が 年明けにも生き埋めに 文/安在尚人・環境ジャーナリスト 2008年10月16日 春には小さな生き物たちが一気に“命を爆発させる”沖縄市の泡瀬干潟。沖縄本島の南東岸に位置する、琉球列島最大の290haの干潟だ。干潟と藻場、サンゴ礁がパッチ状に広がり、トカゲハゼやクビレミドロといった絶滅危惧種の魚介類や植物の生息に加え、多くの野鳥が飛来する生物多様性の宝庫だ。希少な動植物が約130種も生息する。しかし来年の春には、サンゴ礁とともにこの貴重な命が“生き埋め”になるかもしれない。 ここでは2002年から埋め立て事業が進んでいる。目的は市が進める海洋リゾート地の建設。人工島を造成する事業は2期に分かれる。第1期の工事は着々と進み(写真左)、今年5月には護岸がつながった(右)。来年1月には第1期の最終段階である護岸内への土砂の投げ入れが始まる
サンゴや絶滅危ぐ種など貴重な生物が生息する沖縄県沖縄市の泡瀬干潟埋め立て問題で、事業者の内閣府沖縄総合事務局は二十八日、埋め立て工事の再開を強行しました。絶滅が危ぐされるトカゲハゼの繁殖期に工事が行われるのは初めてです。これに抗議する緊急集会が同日午前八時半から、埋め立て工事の仮設橋梁(きょうりょう)前で開かれました。「泡瀬干潟を守る連絡会」が主催したもので、約五十人の参加者は「無謀な埋め立て工事は中止せよ」などとシュプレヒコールを上げました。 同連絡会の前川盛治事務局長は「今年は国際サンゴ礁年。埋め立て地域ではサンゴの産卵も確認されている。サンゴを生き埋めにする暴挙に満身の怒りを込めて抗議の声をあげよう」と訴えました。 同連絡会の小橋川共男共同代表は「干潟は生物が育つ大切なゆりかご。最近おこなったシール投票では埋め立て反対が圧倒的。市民の声を無視した工事の強行は許されない」と力を込めまし
カナダの氷原を歩くシロクマ(2007年11月14日撮影)。(c)AFP/Paul J. Richards 【2月5日 AFP】国際動物福祉基金(International Fund for Animal Welfare、IFAW)は4日、米政府に対し、ホッキョクグマを絶滅危惧(きぐ)種に指定するよう要求した。アラスカ(Alaska)州では石油・ガス採掘権の売却を数日後に控えており、採掘活動による生息地の破壊を未然に防ぎたいという狙いがある。 米政府は6日までに、同州チュクチ海(Chukchi Sea)の数百エーカーのホッキョクグマ生息地における石油・ガス採掘権を売却することになっている。 IFAWは声明を発表し「絶滅危惧種の生息地での石油採掘には、米国魚類野生生物局(US Fish and Wildlife Service)の許可が必要になる」と意図を説明。さらに「ビッグビジネスの利権
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