防衛省は二〇〇八年度概算要求で、北海道の陸上自衛隊矢臼別演習場内を流れる風連川水系三郎川の六号砂防ダム建設費を盛り込まなかったことが、十八日までに分かりました。同水系は絶滅危惧(きぐ)種イトウの生息地であり、地元自然保護団体や日本共産党国会・地方議員団が砂防ダムの中止を求めていました。 問題のダムは高さ約六メートル、幅三十三メートルで、工事用道路の建設が二〇〇六年度に着工されました。自然保護団体や専門家が既存ダム周辺で、イトウの産卵床があることを確認し、建設反対を訴えていました。ダム本体の工事着工は〇七年度の予定でしたが、昨年予算計上が見送られ、今回も要求が断念されました。 「道東のイトウを守る会」の田中明子事務局長は「工事用道路も撤去して、自然環境を復元してもらいたい。風連川水系には、まだ十五基のダムがあります。イトウは絶滅の危機にあるので、今後も運動を強めたい」と話しています。 イトウ
1997年、ノルウェー沖合いのサケの養殖場(撮影日不詳)。(c)AFP/SCANPIX/Terje Maroy 【9月14日 AFP】東京海洋大学(University of Marine Science and Technology)と科学技術振興機構(Japan Science and Technology Agency)の合同研究チームは14日、精子のもとになるニジマスの精原細胞をヤマメに移植する方法で、ニジマスを産むヤマメの作出に成功したとの研究結果を米科学誌サイエンス(Science)に発表した。 研究チームは、ニジマスの成魚から採取した精原細胞を無精子のヤマメに移植するという方法で、ヤマメの雄にニジマスの精子を作らせることに成功。こうして作られた精子を雌のヤマメに人工受精したところ、ニジマスが生まれた。このニジマスは外観やDNA解析から純粋なニジマスであることが分かったという。
2007年1月26日、東京の築地市場(%%Tsukiji fish market%%)で取引開始前に冷凍マグロの品質を調べる魚介類販売業者。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【5月27日 AFP】27日付の日本経済新聞によると、クロマグロの絶滅を防ぐため、水産庁は日本近海でとれるクロマグロの漁獲規制の導入を検討しているという。 水産庁は6月中に専門の協議会を設置して幼いクロマグロの保護をめぐる規制案の作成を進め、年内にも同案をまとめる計画だ。 クロマグロをめぐっては、地中海や東大西洋での漁獲量を2010年までに20%削減することが国際会議で決定されるなど規制強化が進んでいるが、日本は近海での漁獲量に制限を設けていない。報道によると、水産庁は「幼い魚をとり続ければ資源状況が悪化、自らの首を絞めることになりかねない」と判断したという。 環境問題の専門家らは、「すしなどの日本食が世界
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