国内トップチーム 経費削減など理由に 日本のカーリング界をけん引してきた東光舗道(本社帯広、土岐達社長)は、経費削減などを理由に本格的な競技の休止を決めた。2月の北海道選手権で優勝し、日本選手権大会(8−12日・青森市)の出場権を得ていた東光舗道レディースは同大会への出場を辞退した。土岐社長は「経費削減と主力選手が今春退社見込みのため、同メンバーでの出場が今後、困難となる」とする。同社は1992年のアルベールビル五輪(公開競技)に女子日本代表としてチームを派遣するなど、国内トップの企業チームだっただけに、影響は大きい。(宮木宗久) 「“楽しむ社技”として継続」 カーリングを社技としている同社は、20年以上にわたり、遠征費や強化合宿費など競技関係の費用を支出していたが、これが含まれている一般管理費の削減に伴い、今年から競技関係予算を削減。日本選手権で優勝した場合、次のパシフィック選手権