ガンで、噛む力に障がいを負ったご主人・アキオさんのために、妻で料理研究家のクリコさんは「食欲をそそる流動食作り」に挑み、介護食とは思えないほど「おいしそう」な料理を次々と生み出しました。その奮闘ぶりをお伝えした「ダンナが、ガンになりまして」連載が、ついに単行本化。こちらは、それを記念しましての番外連載です。 前回までは料理初心者の編集Y氏が「見た目はおいしそうだけど、そうは言っても介護食なんだから、実際食べてみたらどうなの? 作るのは難しいのでは?」という疑問にお答えするべく、介護食作りに挑戦しましたが、今回からは私、助っ人編集Fがクリコさんの介護ごはんに挑みます。(助っ人編集F) (前回「障害を越えうまいものを食べたい、食べさせたい」から読む) クリコ:あら、今回は助っ人編集Fさんが調理されるんですか? 助っ人F:はい! 前回までの枝豆のポタージュや、ふわふわ豚シート肉のトンカツを編集Y