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ブックマーク / business.nikkei.com (469)

  • 人も海老フライも「見た目が9割」!?

    ガンで、噛む力に障がいを負ったご主人・アキオさんのために、料理研究家のクリコさんは「欲をそそる流動作り」に挑み、介護とは思えないほど「おいしそう」な料理を次々と生み出しました。その奮闘ぶりをお伝えした「ダンナが、ガンになりまして」連載が、ついに単行化。こちらは、それを記念しましての番外連載です。 前回までは料理初心者の編集Y氏が「見た目はおいしそうだけど、そうは言っても介護なんだから、実際べてみたらどうなの? 作るのは難しいのでは?」という疑問にお答えするべく、介護作りに挑戦しましたが、今回からは私、助っ人編集Fがクリコさんの介護ごはんに挑みます。(助っ人編集F) (前回「障害を越えうまいものをべたい、べさせたい」から読む) クリコ:あら、今回は助っ人編集Fさんが調理されるんですか? 助っ人F:はい! 前回までの枝豆のポタージュや、ふわふわ豚シート肉のトンカツを編集Y

    人も海老フライも「見た目が9割」!?
  • 「シルバー民主主義」の注意点

    今回も、高齢者の話をする。 退屈そうだと思った人は、別の記事に進まれるのがよろしかろう。 そのほうが、お互いに無駄な時間を使わなくて済む。 人生の時間は有限だ。 大切なのは何をするかではなく、何をしないかであり、より実効的な指針は、どこかにあるかもしれない有意義な文章を探しに行くことではなく、目に前にある無駄なテキストを読まないことだ。 では、ごきげんよう。 「シルバー民主主義」という言葉をはじめて聞いたのは、5年ほど前のことだったろうか。 初出のタイミングについて、私は、正確なところを知らないのだが、ともあれ、この言葉が、数年前までは、わりと単純に「高齢者の政治的発言力が高まる傾向」ぐらいな意味で使われていたことは、なんとなく記憶している。 背景となっていた理屈は、人口構成に占める高齢者の割合が高まりつつある流れを反映して、選挙や世論調査において、高齢者の影響力が増し、ために、現実の政治

    「シルバー民主主義」の注意点
  • 「安倍離れ」より深刻な「蓮舫離れ」

    報道各社の世論調査で内閣支持率の下落が続く中、閉会中審査で低姿勢に終始した安倍晋三首相。早期の立て直しは見通せないが、窮地の首相に助け船を出す形となっているのが野党第1党、民進党の混迷だ。蓮舫代表は執行部の刷新などで局面の打開を図る構えだが、茨の道が待ち受けている。 「口調だけ丁寧にするのはやめてほしい。国民が疑惑を持っているのは、記録がなくなり、記憶がなくなり、政権側にいる人はみんな口をつぐみ、政権外の人が証言をしたら個人攻撃し、言ったことは言っていないと上書きするからだ」 7月25日の参院予算委員会の閉会中審査。質問に立った民進党の蓮舫代表はここぞとばかりに安倍晋三首相を責め立てた。 「低姿勢」に終始した安倍首相 学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などを巡って衆参両院の予算委で2日間にわたって開かれた閉会中審査。実現したのは安倍首相の強い意向が働いたためだ。 高い内閣支持率と国政選

    「安倍離れ」より深刻な「蓮舫離れ」
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    and_hyphen 2017/07/27
    そして結局辞任か...
  • 障害を越えうまいものを食べたい、食べさせたい

    ガンで、噛む力に障がいを負ったご主人・アキオさんのために、料理研究家のクリコさんは「欲をそそる流動作り」に挑み、介護とは思えないほど「おいしそう」な料理を次々と生み出しました。その奮闘ぶりをお伝えした「ダンナが、ガンになりまして」連載が、ついに単行化。こちらは、それを記念しましての番外連載です。 「見た目はおいしそうだけど、そうは言っても介護なんだから、実際べてみたらどうなの? 作るのは難しいのでは?」という疑問にお答えするべく、料理初心者の編集Yが介護作りに挑戦します。(助っ人編集F) (前回「介護でも、トンカツの見た目と味を諦めない!」から読む) クリコ:それでは、先に作ったトンカツ用の「ふわふわ豚シート肉」を油で揚げていきます。 助っ人F:Yさん、初めての料理でいきなり揚げ物! ちょっと難易度高いかも? クリコ:大丈夫、今回は溶き卵を使わずに、マヨネーズで衣をつけ

    障害を越えうまいものを食べたい、食べさせたい
  • なぜ御社に有望新人が現れないのか

    聖路加国際病院の名誉院長、日野原重明さんが亡くなった。 105歳だったのだそうだ。 意外だったのは、私の周囲にいる同世代の人間の多くが、このたびの日野原さんの死にショックを受けていることだ。 意外、という言い方は、不謹慎かもしれない。 が、10年以上前に、父親を70代で見送っている私の実感からすると、105歳のご老人の大往生を惜しむ人がこれほど多いことには、やはり驚かされてしまうのだ。 「永遠に死なない人だと思っていた」 という感じのコメントをツイッターに書き込んでいる人も多かった。 なるほど。100歳を超えたご老人は、ある意味、象徴的な存在になるものなのかもしれない。 でなくても、この日野原重明という人の言葉や生き方に勇気づけられていた日人は少なくなかったはずだ。 平凡な感慨だが、長く生きた人の死は、その人が生きた時代の死でもある。とすれば、日野原重明氏の死によって、何百万人の人々の心

    なぜ御社に有望新人が現れないのか
  • 戸籍謄本開示と魔女裁判について

    民進党の蓮舫代表が、近々「戸籍(謄)」を公開してご自身のいわゆる「二重国籍」問題を説明する意向だ、と報じられた(こちら)。 まったく予想していなかったニュースで、正直なところ、びっくりした。 というのも、この問題は、すでに終わった話だと思っていたからだ。 「終わった話」というのは、「きれいにカタがついた話」という意味ではない。「世間はもう忘れている」という意味に近い。いずれにせよ、私は、いまさらこんな話を蒸し返すのは、不自然な態度だと思っている。 単に不自然なだけではない。 不適切で不道徳で不気味で、そして、少々不憫でさえある。 もう一度言うが、世間は忘れている。 それ以前に、そもそも、はじめからたいした問題だと思っていない。 仮に、蓮舫氏が二重国籍だったのだとして、 「それがどうしたの? 二重国籍で何か問題があるわけ?」 といったあたりが、現代に生きている多数派の日人の平均的な認識な

    戸籍謄本開示と魔女裁判について
  • 豊田議員の怒りに共感を示す私はおかしいのか:日経ビジネスオンライン

    遙から ここのところ、豊田真由子衆議院議員の「暴言」が各種メディアで繰り返し取り上げられている。もう第三弾になる。その言葉に辟易とした表情を見せるコメンテーターを見るにつけ、「当か」と思う。まるで自分にはその類の怒りはないかのような、驚きを隠さないリアクションが揃いも揃う様子を見るにつけ、「嘘をつけ」と私は思っている。 私だけなのか? なぜなら、私には豊田議員の「怒り」がなんと言うか、すんなりと耳に入ってきたからだ。怒りの周波数が合ったといえばいいか。私の心の奥底にマグマのように渦巻いている、しかし現実には噴火させることのない怒りが、豊田議員の怒りと期せずして重なったようなのだ。 私がコメンテーターなら、「どうですか」の質問に、「共感する部分があります」と答えるだろう。 彼女の言動に相槌を打つことが憚られる昨今であることは承知している。でも、私と似た思いを密かに抱える人がいて、じっと口を

    豊田議員の怒りに共感を示す私はおかしいのか:日経ビジネスオンライン
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    and_hyphen 2017/07/14
    おかしいと思う。秘書がどういうタイプだったかなんてわからないのに。理想が高いからと言ってそれをただぶつけるだけなんてマネジメントが全くなってないというほかない
  • プロ野球が密かに復活していたことをご存じ?

    プロ野球が密かに復活していたことをご存じ?
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    and_hyphen 2017/07/13
    地域密着
  • ファミマとユニー、「統合の代償」と苦闘

    コンビニ事業での規模を追い求め、2016年9月に経営統合した。低迷するGMSをグループに抱えるなどM&A(合併・買収)の「代償」もあり、再建は待ったなし。主力事業のコンビニにも、加盟店の疲弊など構造問題が立ちはだかる。 ユニー上席執行役員の浅井和彦氏は率直にそう語る。今年2月、大規模改装を終えて名古屋市に開業したユニーのGMS(総合スーパー)、アピタ新守山店。同社がリニューアルの目玉に据えたのは、TSUTAYAと開発した書籍や音楽ソフトの複合店「草叢(くさむら)ブックス」の出店だった。 ユニーは改装にあたり、まず衣料品や住居関連商品を置いていた2階の直営売り場を縮小。フロア全体の半分を、まるまるTSUTAYAに委ねた。 草叢ブックスはむき出しの天井やすこし暗めの照明などで、雰囲気を出した。売り場の中央にはスターバックスコーヒーを誘致し、計308の座席を配置した。モノを売る場所というより、店

    ファミマとユニー、「統合の代償」と苦闘
  • 「劉暁波、危篤」の報に“日本無策”の無念

    「劉暁波、危篤」の報に“日本無策”の無念
  • 誰もが予備軍、自分を虐待しゴミ屋敷に住む人々:日経ビジネスオンライン

    誰もが予備軍、自分を虐待しゴミ屋敷に住む人々:日経ビジネスオンライン
  • 石破氏「安倍首相の憲法改正案では不十分」

    石破氏「安倍首相の憲法改正案では不十分」
  • 都議選、本当に負けたのは誰なのか

    7月2日に実施された東京都議会議員選挙は、ごぞんじの通り、小池百合子都知事の率いた「都民ファーストの会」の圧勝に終わった(参考記事はこちら)。 今回は、選挙の結果からあれこれ感じたことを書くことにする。 分析や提言をするつもりはない。 あくまでも印象をお伝えすることに徹するつもりだ。 結果を見て驚いたのは、私の事前の予断が、珍しく、おおむね当たっていたことだった。 この5年ほど、いや、10年かもしれないが、私の選挙予測は、毎度毎度、見事なばかりにハズれていた。 で、開票速報特番の画面を眺めながら、毎回、私は、自分の分析・予測能力の低さと、願望的思考のもたらす認知の歪みの大きさを思い知らされてきた次第だ。 それが、今回は、さほど外れていない。 詳しく述べる。 私が事前になんとなく抱いていた予感は、自民党の敗北、都民ファーストの勝利、民進党の消滅、公明党の退潮、共産党の躍進といったところだった

    都議選、本当に負けたのは誰なのか
  • 平和活動家に転向した元・極右団体構成員の告白

    平和活動家に転向した元・極右団体構成員の告白
  • あの会社はなぜ破綻してしまったのか

    手は打ったのに、なぜ破綻してしまったのか――。最近の破綻事例を見ると、人口減少やグローバル化など、企業を取り巻く環境の激変に対応できず、古いビジネスモデルから脱却できないケースが目立つ。破綻する企業と成長する企業、その分かれ目はどこにあるのだろうか。7つの破綻事例を見ながらベテランデスクと記者が座談会で明らかにする。 司会/北方雅人・日経トップリーダー編集長 宮坂賢一/破綻担当記者、デスクを通算7年担当 井上俊明/前・破綻担当編集委員(現在は日経BP総研 中小企業経営研究所主任研究員) 久保俊介/破綻担当歴4年の記者 最近の破綻事例で、特徴的な傾向を挙げるとすれば何だろうか。古いビジネスモデルから脱却できなくて、破綻するケースが増えているように感じるが。 井上:増えているね。人口減少やグローバル化に伴い、どの業界も市場が大きく変化しており、古いビジネスモデルのままではもたない。その危機感は

    あの会社はなぜ破綻してしまったのか
  • 漠としたイメージとしての失言:日経ビジネスオンライン

    稲田朋美防衛大臣が都議会議員選挙の応援演説の中で、失言を漏らした。 朝日新聞が伝える当日の演説の要旨は以下の通りだ。 《東京都ではテロ対策、災害、首都直下型地震も懸念される中、防衛省・自衛隊と東京都がしっかりと手を携えることが非常に重要だ。地元の皆さまと国政をつなぐのは自民党の都議会の先生しかいない。(演説会場の)板橋区ではないが、隣の練馬区には自衛隊の師団もある。何かあった時、自衛隊がしっかりと活躍出来るためには、地元の皆さまと都民の協力、都議会、都、国のしっかりした連携が重要だ。下村(博文)先生との強いパイプもあり、自衛隊・防衛省とも連携のある○○候補(※実際の演説では実名)をお願いしたい。防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい。》(ソースはこちら) 素人目に見ても、あり得ない発言だ。 なにしろ、現職の防衛大臣が 「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」

    漠としたイメージとしての失言:日経ビジネスオンライン
  • タカタ破綻、炎上総会の一部始終

    欠陥エアバッグ問題で民事再生法の適用を申請したタカタ。7月27日付で上場廃止が決まっており、上場会社としては最後の株主総会となる。 空虚なナレーション「無配とさせて頂きました」 被害者と株主への謝罪では、経営陣が5秒ずつ頭を下げた。「民事再生手続きの開始を決議し、受理された。この申し立てにより株主の皆さまに多大なるご迷惑をおかけする。心よりお詫びいたします」。高田会長はこう述べた後、不具合発生の原因について判明していることを淡々と読み上げ始めた。株主によれば、この時はまだ会場は静まり返っていたという。 続いて、企業業績の説明に移った。事前に録音された女性のアナウンスによるナレーションが続く。「誠に遺憾ながら、無配とさせて頂きました」。その音声が空虚に響いた。 業績説明が終わると、再びマイクは高田会長に。議案の説明に続いて、改めて民事再生手続きの開始について説明が始まった。謝罪の言葉を繰り返

    タカタ破綻、炎上総会の一部始終
  • なぜ薬物使用疑惑をスクープにしてはいけないか

    コカインを使用したとして、ミュージシャンで俳優のピエール瀧(名・瀧正則)容疑者が12日、麻薬取締法違反の疑いで関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕された。著名人の薬物事件を報じるマスメディアの在り方に着目した記事は、「依存症」という観点を踏まえる必要性を訴えていた(2019年3月13日追記)。 覚せい剤をはじめ、違法な薬物の事件報道が時おり世間を騒がせる一方で、薬物依存症は治療が必要な病気でもある。それはギャンブル依存症などでも変わらない。では、依存症はどんな病気で、どんな人がなりやすく、どうやって治すのだろうか。日における薬物依存症の治療と研究のパイオニアである松俊彦先生の研究室に行ってみた!(文=川端裕人、写真=内海裕之)

    なぜ薬物使用疑惑をスクープにしてはいけないか
  • 出会い系バーに出入りした人の“末路”

    『辞任の前川・前文科次官、出会い系バーに出入り』 という記事(こちら)が読売新聞に掲載されたのは、月曜日(5月22日)のことだった。 一読して驚嘆した。 とてもではないが、全国紙が配信する記事とは思えなかったからだ。 記者は、前川前次官が 《……在職中、売春や援助交際の交渉の場になっている東京都新宿区歌舞伎町の出会い系バーに、頻繁に出入りしていたことが関係者への取材でわかった。》 ことを伝えたうえで 《教育行政のトップとして不適切な行動に対し、批判が上がりそうだ。》 と書いている。 正直なところを申し上げるに、失笑せずにはおれなかった。 「批判が上がりそうだ」 という文末表現の真骨頂を、久しぶりに見た気がしたからだ。 解説する。 「批判が上がりそうだ」 というこの書き方は、新聞が時々やらかす煽動表現のひとつで、「批判を浴びそうだ」「議論を招きそうだ」「紛糾しそうだ」という、一見「観測」に見

    出会い系バーに出入りした人の“末路”
  • 元エバーノートCEO「AIスタジオ」設立の真相

    元エバーノートCEO「AIスタジオ」設立の真相