<前回の続き> そして、やはりなんといっても外す訳にはいかないのが、かつて一世を風靡したこのゲーム。 社団法人 人工知能学会が創設20周年記念企画として開発した、アカデミックキャリアデザインゲーム、その名も「Happy Academic Life 2006」! 簡単に言えば、大学研究者限定の人生ゲームである。大学助手(2006年当時は助教という職階はなかった)に着任した新年度をスタート地点とし、自らが目指す大学教授像に向かってキャリアを積み重ねるのである。 このゲームで秀逸なのは、キャリアアップの基本が時間のやりくりであるという点にある。右下の金券のように見えるものは、研究時間カード。自分の持ち時間から、各種イベントで費やされる時間を差っ引いた「研究時間」に応じて、論文を投稿することが出来、その採否も持ち時間に左右される。 これに加えて、人脈ポイントや研究資金、受け入れる学生・ポスドクの特
ロボットに搭載する人工知能に東京大学を受験させるというプロジェクトに、国立情報学研究所(東京都千代田区)が挑戦する。 人間と対話しながら、求められていることを察知して行動する「ドラえもん」のようなロボットの開発に役立つ研究で、5年後までに大学入試センター試験で高得点をマークし、10年後には東大合格を目指す計画だ。 コンピューターである人工知能は、膨大なデータを暗記したり、計算したりするのは得意だが、自然言語と呼ばれる人間が日常的に使う文章や、紙に描かれた立体図形などを理解するのが苦手だ。今年2月、米国の人気クイズ番組で人間のクイズ王2人に圧勝した米IBMのスーパーコンピューター「ワトソン」は、自然言語を理解するように開発されてはいるが、あらかじめ覚え込ませた本100万冊分の知識以外のことには答えられない。 今回、研究グループは暗記だけでなく、論理的な思考が必要な大学入試に着目。最難関の東大
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