ひとつのメッセージ “A Message” from Ryuichi Sakamoto 2022年12月11日、坂本龍一さんのピアノ・ソロ・コンサートが、世界に向けて配信される。 日付が1日ちがうだけの2年前、すなわち2020年の12月12日、コロナ禍の、視界不良のトンネルをさまよっていた世界に向けて、坂本さんは、東京のスタジオで、無観客のピアノ・ソロ・コンサートをおこなった。ライヴストリーミングされたその映像は、しかし、アーカイヴ化されることはなかった。 ことしの12月11日の配信は、それゆえ、2年ぶりに僕たちのまえに帰還した「演奏する坂本龍一」の姿を、僕たちに見せることになる。 それにしても、とおもう。この2年という特別な歳月のことを。坂本さんにとって、そして僕たちひとりひとりにとっても、忘れがたく特別であったにちがいない時の時を。 不意に、中原中也の詩の一節が浮かぶ。 僕はなんでも思
川本真琴の訴えサブスクでの利益がどれだけ少ないかを知ってほしい。 (「川本真琴 on Twitter」2022年9月20日) 先日投稿された、シンガーソングライター・川本真琴のツイートが波紋を呼んでいる。「サブスク」とは、Apple MusicやSpotify、LINE MUSICなど定額制の音楽ストリーミングサービスのことだ。 それはこの2日前のシンガーソングライター・七尾旅人のツイートを受けてのものだと思われる。七尾は「もし生き残らせたい『推しミュージシャン』が居たら、コスト回収率の高いCDを一応買ってあげて(略)」と呼びかけていた。 つまり、ここ5年ほど日本でも生じてきたCDからストリーミングへの移行によって、アーティストの経済的な問題が生じつつある──と、ふたりは暗に訴えた。 果たしてサブスクは“地獄の入り口”なのか?──現在の音楽状況を考えていこう。 成長し続けるグローバル音楽産
今朝起きたら、Spotifyから大量のK-popの楽曲が消えていた。Twitterを開くと、世界中の音楽ファンやアーティストがお気に入りのアーティストの曲が配信されなくなったことを知り、TLは騒然としている。一体何が起きたのか、現時点(アメリカでは現在2月28日の11時)でわかっていることをまとめます。今のところ日本語での情報は出ていないので、新しい発表が出たら追記します。 (追記:28日21時現在、SpotifyとKakao Mから新たな声明文が発表されましたが、お互いの主張を否定する形のもので、依然として交渉の実態は把握されていません。) 速報:Kakao MはSpotifyの声明文を否定し、Spotify側がライセンシングの契約を更新しなかったと主張。 「カカオMは独自の声明で反論し、カカオM側からの要請があったにもかかわらず、契約を更新しないことにしたのはSpotifyの方だと主張
『〜松本 隆 作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト〜風街ちゃんねる「第3回 はっぴいえんど アナザーストーリー」』 「松本 隆 作詞活動50周年記念オフィシャル・プロジェクト」のWEB配信番組『風街ちゃんねる』。3月27日(土)20:00より第3回『はっぴいえんど アナザーストーリー』の配信が開始されます。ゲストは鈴木慶一と堤幸彦。 『風街ちゃんねる』は、毎回、松本隆の詞に魅了されたゲストを各界から招き、松本隆と共に50年の歴史を、ほぼ台本なしで”ゆるくマニアックに”振り返っていくトーク形式のWEB配信番組です。 第3回のテーマは「はっぴいえんど アナザーストーリー」。ゲストは、はちみつぱい、ムーンライダーズなどの活動でも知られるミュージシャンの鈴木慶一と、演出家・映画監督であり、はっぴいえんどの大ファンである堤幸彦です。 セッションミュージシャンとして、はっぴいえんどのデビュー
新型コロナウイルスの影響でイベントができない音楽業界では、演奏の動画配信や、音楽アプリで楽曲提供する手法が活発になっている。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・後藤正文氏は生演奏にこだわる一方、「音楽配信アプリはもっと普及すべき」とも指摘する——。(第2回/全2回、聞き手・構成=姫路まさのり) 10月のツアーを収録し、有料で配信 前回記事(アジカン後藤「ミュージシャンを“お前らは不謹慎だ”と非難する社会に伝えたいこと」)で、後藤は「生で音楽を聴くという体験は一回切りのもの」であり、「絶対に収録できないものがある」とまで言い切った。アーティスト本人にそこまで発言させるほど、特別で上質な体験である“ライブ”。しかし、コロナ禍の人数制限などの影響で、通常公演もままならない中、運営側がこぞって取り入れたのが、生演奏をネットで全国に届ける「有料配信サービス」であった。 アジカ
活動休止中のムーンライダーズが4年ぶりにライヴを開催します。名盤『カメラ=万年筆』のリリース40周年を記念して、同アルバムの発売日である8月25日(火)に東京・渋谷クラブクアトロでスペシャル・ライヴを無観客で開催し、その模様を生配信します。 以下インフォメーションより 活動休止中のムーンライダーズが8月25日(火)に東京・渋谷クラブクアトロで「カメラ=万年筆」リリース40周年記念のスペシャル・ライブを無観客で開催し、その模様を生配信する。 ムーンライダーズはデビュー35周年にあたる2011年11月、無期限の活動休止を発表。2013年にはメンバーのかしぶち哲郎の1周忌に一夜限りの復活。40周年のアニバーサリー・イヤーの2016年、期間限定で"活動休止の休止"を宣言。東京夢の島で行われた「ワールドハピネス」に出演、秋には国内6ヶ所のライブハウス・ツアーを開催し、再び"活動休止"に入った。4年ぶ
サカナクションの山口一郎が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。リスナーから届いた質問に、タブー無しで答えました。そのなかから、「CDとサブスクで収入の差があるのですか?」に対する山口の回答を紹介します。 (TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! サカナLOCKS!」7月10日(金)放送分) ◆CDとサブスクで、アーティストのみなさんは収入の差があるのですか? 再生数によって変わるのでしょうか?これは、非常に難しいお話ですね。まずCDっていうのは……例えばアルバムが3千円だとするじゃないですか。簡単に言うと、3%が著作権印税なんですよ。作詞1.5%、作曲1.5%。この3%で3千円だと、著作権印税が90円になりますよね。90円をメンバー5人だとすると、5で割るわけですよ。だから、1人頭いくらだ……? 18円とか。1人20円くらいになるんですね。それが著作権印税になるわけです。
山下達郎 初のライヴ映像配信が決定。⾼⾳質動画配信サービス『MUSIC/SLASH』 のこけら落とし配信『TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING』が7月30日(木)20時より行われます。山下達郎のライヴパフォーマンスを収めた貴重な秘蔵映像を特別番組として配信します。詳細は7月12日(日)放送のラジオ番組『山下達郎サンデーソングブック』(JFN全国38局ネット)にて発表されます。 以下インフォメーションより ミュージシャン・アーティスト向け業界史上最⾼レベルの⾳質による動画配信サービス『MUSIC/SLASH(ミュージックスラッシュ)』を企画・運営する株式会社SPOON(本社:東京都港区 代表取締役:⾕⽥光晴)は、同サービス初めての配信となる「こけら落とし配信」に、日本を代表するトップ・アーティスト⼭下達郎さんの出演が決定したことを発表します。 『MUSIC/SL
タケイマコト @pcefancom インターネット白書、読んでいくと面白い。 サブスクが流行りはじめて、 楽曲の前奏は短くなった。 ・1980年代まで前奏や平均約20秒 ・2019年には平均5秒までに短縮 サブスクだと5秒程度で25%離脱、30秒で更に34%が離脱する。 もはや歌い出しが肝心。 ブログ以上に厳しい世界だ。 2020-07-06 12:35:17
「STAY HOME」「新しい生活様式」が求められ、ライブハウスでお客さんを入れてのライブができなくなっている状況のなかで、音楽シーンでは「無観客ライブ配信」がトライされています。またアイドルやミュージシャン自身が、ツイキャスやInstagramのライブ配信機能(いわゆる「インスタライブ」)などで自宅からトークをするような配信も多く、そうしたものを合わせると「飽和」しているといってもよく、同じ時間に観たいものが複数あって、選べないというくらいの状況になっています。 僕らもそうしたアイドルやミュージシャンの無観客ライブ配信のお仕事をいただいていたりする一方で、個人的にひとりのファンとしていろんな配信を見たりもしています。 この3月からこれまでの間で、送り手として関わったり、受け手としてみてきたライブ配信を振り返って、いったいどういうものが求められるのか、また送り手としてどういうものを提供して
【公演延期のお知らせ】 《出演》 Keiichi Suzuki Session with Bright Young Men(鈴木慶一、岩出拓十郎、樋口拓美、有泉慧、佐藤優介) SUPER PLAYGROUND(山本精一/須原敬三/senoo ricky/西滝太) 佐藤優介 4月29日(水)京都・磔磔にて予定しておりました”Botanical House Vol.7”は、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の影響により政府から発出された緊急事態宣言を鑑み、アーティストも最後まで実施に前向きでしたが、やむをえず延期させていただくことになりました。 振替日程は下記の通りとなります。 【振替日程】 4/29(水)京都:磔磔 →2021年1月31日(日)京都:磔磔 お持ちのチケットで振替公演にご入場いただけます。チケットは振替公演当日まで大切に保管くださいますようお願いいたします。 また
EDMアイドル、Stereo TokyoとStereo Fukuokaによる合同グループ、STEREO JAPANが、2016年5月4日にシングル『Dancing Again』をリリース。5月29日にELE TOKYOにて開催されるリリース・パーティまでに同シングルが1万枚“売れたら”解散する。パーティをすることに力を入れてきたSTEREO JAPANが、なぜこのタイミングでそうした舵を取ったのか? 果たして1万枚売れて解散してしまうのか? その経緯から動向、結果まで、OTOTOYではインタヴューやライヴレポートなどで毎週追いかけていく。更新日は毎週月曜日を予定。 運命の日、5月29日。リリース・パーティの本編が終わり、プロデューサー・水江文人から発表された売り上げ枚数は… 4,880枚。1万枚を売りあげることができず見事解散を免れた。ただその場で水江は同時に2つの卒業を発表した。1つは、
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