【ワシントン共同】米CNNテレビは29日、米首都ワシントンのホワイトハウス周辺で昨年「指向性エネルギー」による当局者への攻撃とみられる事案があり、連邦政府機関が捜査していると伝えた。米議会に報告した国防当局者はロシアが関与した可能性があるとの見方を示したという。 CNNによると、攻撃は昨年11月、ホワイトハウス南側の敷地で発生。国家安全保障会議(NSC)当局者1人が不調を訴えた。過去に同様の事案がキューバやロシア、中国に駐在する米外交官らにも起きたが関連は分かっていない。 捜査に関わった元当局者は中国の関与の可能性も指摘した。