開催は決まった。最終プレゼンで「状況はコントロールされている」と断言した安倍首相。ところが5日後の民主党大会で質問された(以下、東電)の山下和彦フェローは「今の状態はコントロールできているとは思わない」と、首相の“公約”を真っ向から否定した。 最初に汚染水漏れを東電が認めて以後、数多くの漏えい事故が報告されている。汚染水は本当にコントロールできているのか?本誌は、現場作業員たちの“生の声”を聞いた。 「漏れたタンクは継ぎ目をボトルで止める鋼鉄製ですが、ボルト締めにも順番があり、力加減も均一でないといけない。単純作業と思われるかもしれないが、ちゃんとした技術者が必要。技術のない人員が突貫工事を行えば……今日のような事態を招くのも、当然のことです」 徒労感をにじませながら、こう語るのは東電の協力会社の社長・A氏だ。同社の作業員・B氏は、苦笑しながら言った。 「水をぶち込んで、その水が汚れたらタ
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