10月4日にセ・リーグは、レギュラーシーズンの日程を終了した。開幕前の予想を大きく覆したチームといえば、昨季の5位から2位に浮上した広島になるだろう。オフの補強は、新外国人のデビッドソンと現役ドラフトで獲得した戸根千明くらいで、解説者の多くは、今季も低迷するのではないかと予想していた。ところが、シーズンが始まってみると、苦手な交流戦を勝率5割で乗り切り、6月以降は順調に勝ち星を重ねて、見事に5年ぶりとなるクライマックス・シリーズ進出を決めた。【西尾典文/野球ライター】 【写真を見る】ファンに愛される熱い男「新井監督」が、灼熱の炎と向き合って苦悶の表情に 広島躍進の原動力となったのは、今季から就任した新井貴浩監督の手腕である。就任時にコーチ経験がないことを不安視する声があったが、現有戦力のやりくりでチーム成績を大きく改善させたのだ。 特に目立ったのが、ここ数年くすぶっていた中堅やベテラン選手
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