主人公のモデルは、日本初の女性弁護士 三淵嘉子さん。情熱あふれる法曹たちの闘いを描く極上のリーガルエンターテインメント! 作:吉田恵里香 主演:伊藤沙莉
主人公のモデルは、日本初の女性弁護士 三淵嘉子さん。情熱あふれる法曹たちの闘いを描く極上のリーガルエンターテインメント! 作:吉田恵里香 主演:伊藤沙莉
幼い頃から耕治(内野聖陽)の影響で音楽に親しみ、中学では妹の未知(蒔田彩珠)や亮(永瀬廉)たちかけがえのない友人と吹奏楽部に所属し、音楽を通して絆を深めていた百音(清原果耶)。“あの日”も受験は不合格だったが、ジャズクラブでのプロの演奏に興奮を覚え、島に帰ってみんなとまた音楽を奏でるはずだった。たしかに、あの日、あの瞬間まで、みんなと同じ時を共有しているはずだった。 『おかえりモネ』(NHK総合)第3週では、百音の人生に大きな影響を与えた震災と、心に受けた傷と向き合いながら生きる人々の姿が描かれた。 2011年3月11日、百音は耕治と共に仙台から島に帰ろうとしていた。しかし、その頃にはすでに島へ渡れる船などなく、ふたりは山の上から家が倒壊し、震災後の火災で至るところから火の手が上がる島の姿をただ呆然と眺めるしかなかった。島に帰れたのは数日後。百音は島の人たちが避難している学校の体育館に向か
「もしあのまま私ら一緒にいてたら、どないな人生があったんやろか」 「そないなこと、考えてもしゃあないがな」 「そうですな。今ある人生、それがすべてですなあ」 とうとうこのドラマは、こんな境地にまでたどり着いた。『おちょやん』(NHK総合)の最終週「今日もええ天気や」では、千代(杉咲花)が道頓堀に凱旋、舞台女優として復帰する姿が描かれた。『お家はんと直どん』の台本に自ら加えたこの台詞は、千代が苦しみ抜いて、立ち上がった先に見つけた答えだ。 失ったものを嘆いても、時は戻らない。誰かを恨んで生きても、幸せにはなれない。辛いことも悲しいことも全部ひっくるめて、あの時があったから今がある。そして今ここにある人生こそが私のすべて。これが、千代の出した結論だった。 21週・22週では、継母・栗子(宮澤エマ)との再会で千代の人間としての再生、ラジオドラマ『お父さんはお人好し』の成功で女優としての再生が描か
昨日の雨から一転して、全国的に快晴となった5月14日。約半年にわたり放送してきた『おちょやん』(NHK総合)が千秋楽を迎えた。幕引きの柝の音に合わせ、万雷の拍手が全国に轟いたことだろう。 『おちょやん』がどんな朝ドラであったかと聞かれれば、大半の人が「しんどかった……けど、笑えて楽しかった」と答えるはずだ。近年の朝ドラにはなかったどん底を描いた『おちょやん』は、その千代(杉咲花)の壮絶な人生に、喜劇とは何たるかを投影していた。第111話で、一平(成田凌)はインタビューの中で「目ぇ覆いたなるようなことの先にこそ本当の喜劇がある」「私は喜劇なんかなくなる世界を作るために喜劇をやってるのかも分かりませんな」と答えているが、大事な人の死の先に、戦争の先に、裏切りの先に、いつも『おちょやん』には笑いがあったのだ。 最終回では、千代が特別公演として鶴亀新喜劇に出演する。演目は、彼女が新喜劇で最後に演じ
NHK連続テレビ小説『おちょやん』がついに最終回を迎える。大阪・南河内の貧しい家庭に生まれ、口減らしのためにわずか9歳で奉公に出された竹井千代(杉咲花)が“大阪のお母さん”と親しまれる大女優に成長するまでの生涯を描いた本作。 働きもせず酒と博打にのめり込み、借金を重ねる父・テルヲ(トータス松本)に振り回され、境遇が似ている良き理解者の一平(成田凌)と結婚してようやく幸せになれると思ったら不倫という形で裏切られ、ふたたび居場所を失った千代。その人生はあまりにも波乱万丈で、時には観ているのが辛くなる時もあった。それでも、観続けた先に『おちょやん』がプレゼントしてくれたのは、笑って、泣けて、人情あふれる喜劇。秦基博が歌う主題歌「泣き笑いのエピソード」の歌詞にもあるように、“かさぶた”へと変わった古傷を私たちに惜しみなく見せてくれたのだ。 最後はまだ消えていない千代のかさぶた、一平との再会と鶴亀新
連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合)第114話、ついに千代(杉咲花)にとって一日限り、そして私たちが見ることのできる最後の“喜劇”に向けて刻一刻と時間が進んでいく。 千代が鶴亀新喜劇の舞台を一番見せたい相手、それは春子(毎田暖乃)。稽古期間はわずか5日、しかも『お父さんはお人好し』の収録もある中で、夢を諦めている子供のために決意した千代の横顔を見てシズ(篠原涼子)は誇らしげだ。血は繋がっていなくともシズから母の“無償の愛”を受けた千代が、今度は自分が母として春子に愛を注ごうとしている。 千代が2年ぶりに道頓堀の舞台に立つ――。その吉報を受けて、周囲の反応も様々。夫婦役として千代と名コンビを組んでいる当郎(塚地武雅)はかつてのパートナーである一平(成田凌)に、脚本家として千代が輝く場を提供している長澤(生瀬勝久)は鶴亀新喜劇に、それぞれ千代をとられたようで嫉妬を隠せない。 れど、最後は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く