気象庁の片隅で65年にわたって営業を続けてきた気象専門書店「津村書店」が28日で、その歴史に幕を閉じました。「気象予報士の聖地」としても知られる書店で、店主の男性は「お世話になった皆様に“ありがとう”と言いたい」と話していました。 「津村書店」は東京 千代田区にある気象庁の旧庁舎の片隅で親子2代、65年にわたって営業を続けてきた気象専門書店で、気象関係者の間で親しまれたことから「気象予報士の聖地」としても知られていました。 しかし、この10年ほどは経営も厳しく11月の気象庁の港区への移転に伴って閉店を決めていました。 店は利用者の要望に応える形で、当初の閉店予定だった11月以降も営業を続けてきましたが、28日で看板を下ろすことになりました。 看板がかけられたドアには天気図や気象カレンダー、店を訪れた数々の気象予報士の写真などが飾られていて、店主の幸雄さんと妻の京子さんが一つ一つ取り外してい
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