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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (76)

  • 躍進するアフリカ経済 ライオンキングなるか? JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2011年1月8日号) アフリカは今や、世界で最も急速な成長を遂げる地域の1つだ。 BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の台頭や、アジア経済がその他地域を凌ぐようになった経済力の東方シフトについては、多くのことが書かれてきた。 だが、過去10年間の意外なサクセスストーリーは、別のところに存在する。 誌(英エコノミスト)の分析では、2010年までの10年間に世界で最も急速に成長を遂げた国上位10カ国のうち、実に6カ国がサハラ砂漠以南のアフリカ諸国であることが明らかになった(表参照)。 BRICsの中で唯一、トップ10入りを果たしたのは、アンゴラに次いで2位に付けた中国だ。 その他5カ国のアフリカ勢は、ナイジェリア、エチオピア、チャド、モザンビーク、そしてルワンダで、どの国も8%前後もしくはそれ以上の年間成長率を記録している。 中南米諸国を凌ぐ成長率、今後5年間で

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    asamac 2011/01/17
  • 最後の拡散期を迎えた日本経済 もはやリーダーシップで解決できる時期は過ぎた | JBpress (ジェイビープレス)

    大雪に悩む地方には誠に申し訳ないが、東京の空気がピリッとしないわけである。 1月5日のテレビ朝日「報道ステーション」に突然登場した菅直人首相を見て、「何でいまさら。ほかにやらなければならない大切な仕事は山とあるだろう」という印象を持った人が多かったに違いない。 1月7日付の産経新聞は、この時の視聴率が6.9%だったと報じている。この番組自体は通常で13~14%あるそうで、約半分の視聴率しか取れなかったことになる。 どうも世間の思いと首相官邸の考えは位相が180度ずれてしまっているらしい。 1月8日発売の文藝春秋では参院議長の西岡武夫氏が首相について「あまりに思いつきでモノを言うことが多すぎる」などと、一刀両断にしている。 新年早々からあまりに滑稽で哀れを誘う姿を見せられて、政権に対して期待はもちろん、怒りも覚えなくなった。 何もかもピリッとしない。2011年はご存知の通り、世界の大激変が予

    最後の拡散期を迎えた日本経済 もはやリーダーシップで解決できる時期は過ぎた | JBpress (ジェイビープレス)
  • ウィキリークスをつくった男 Julian Assange's Supreme Elitism | JBpress (ジェイビープレス)

    18歳の時、16歳の少女を身ごもらせた。生まれた赤子を巡って熾烈な親権奪取闘争を繰り広げた経験が、後にウィキリークスを始めた際の素地になったという。 何々主義者とあえて呼ぶなら、インターネット時代の過激無政府主義者だろうか。 パーマネント・トラベラーだから、恐らく税金は納めたことがない。定住経験自体がないことにしろ、学歴はおろか学校に通ったことすらない点にしろ、規格外の母親に育てられた影響が大きい。 そんな描写を含むNew Yorker誌2010年6月7日付の密着リポートは、全くもって読みでがある。米国外交公電一括暴露という前代未聞の事態を受け、記事は多くの読者を集めているのではないか。 アサーンジ(Assange)という姓は家系に流れる中国人の系譜を示唆するものらしい。司馬遼太郎が題材にしたことのある豪州木曜島に渡った中国人から、彼の系統は発する。生まれと育ちはオーストラリアだ。 学校の

    ウィキリークスをつくった男 Julian Assange's Supreme Elitism | JBpress (ジェイビープレス)
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    asamac 2010/12/01
    ウィキリークスをつくった男 Julian Assange's Supreme Elitism
  • 台頭するインド:もう1匹の象  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年11月6日号) バラク・オバマ米大統領は、インドの台頭が米国民の雇用にとって良いことだと考えている。この物語には別の面もある。 2008年のニューハンプシャー州での大統領予備選挙の直前、ビル・クリントン氏はついにオバマ陣営に対する憤怒をぶちまけた。バラク・オバマ氏のメッセージは、今まで聞いた中で「最大のおとぎ話」だと切り捨てた(クリントン氏は目を丸くする聴衆を前に、「いい・・・加減・・・にしろ!」と叫んだ)。 そして、オバマ陣営の陰険な策略、中でもヒラリー・クリントン氏を「パンジャブ州選出の上院議員」と表現したことを公然と非難した。 オバマ氏は中間選挙の屈辱から間もない11月5日、経済界から約250人の随行団を引き連れてインドへと飛んだ。国に残した人々に対するオバマ氏のメッセージは、インドは米国の雇用にとって金鉱になり得る、というものだ。 そしてオバマ氏は、イ

  • 日本の政治:力強い首相なるか  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年9月18日号) 菅直人首相は民主党の代表選挙を乗り切ったが、まだ自らにリーダーの資格があることを証明していない。菅政権が日国内で抱える問題とは。 山海嘉之氏は、日の未来も明るいと思わせてくれる人物の1人である。大学教授であり起業家でもある同氏が率いる会社、サイバーダインは人間が着用するロボットスーツ「HAL」を作っている。このロボットスーツは、麻痺症状を持つ人の歩行を補助するほか、身体の弱った高齢者を車椅子に乗せるといった場面で介護者に力を貸してくれる。 今年に入って、山海氏の開発したHALスーツが日各地の病院で採用され始めている。しかし、映画「ターミネーター」シリーズでアーノルド・シュワルツェネッガーが身につけた装置を思わせるこの医療用機器への政府の支援を取りつけるために、山海氏は何度も国の最高指導者のもとに足を運んできた。 首相が代わらなかったことに

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    asamac 2010/09/23
    「ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領はこの状況を、「1人の首相におはようと挨拶して、午後になったら別の首相にこんにちはと言っている」と冗談の種にした」 via The Economist
  • 日本企業買収に走る中国企業 サラリーマンを怯えさせる外圧 JBpress(日本ビジネスプレス)

    重要なのは、中国のオーナー企業がラオックスから学ぼうとしている点だ。日在住歴20年の中国人で、ラオックスの新社長に就いた羅怡文氏は、サプライヤーとの関係を改善し、名高い日のサービス基準を中国に持ち込みたいと語っている。この買収以前のラオックスの株価は1株10円程度まで下がっていた。現在は110円近辺で取引されている。 多くの日人は、中国人の下で仕事をすることを不安に感じる(ちょうど1980年代に米国人が日の自動車メーカーで働くことを嫌がったように)。今年3月に高級ゴルフ用品メーカーの間ゴルフが、中国のマーライオンホールディングスに買収された時、社員は「非常にショックを受けた」と従業員の1人は認める。 しかし、手作業でゴルフクラブを製造し、個々に番号をつけている間ゴルフは最近、事実上の破綻(民事再生法による経営再建)を経験していた。「だから、我々は仕事があるだけで幸せだ」と、その

  • 中国が消費大国になる日 再均衡化を図る世界経済:中国編 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2009年8月1日号) 「再均衡化を図る世界経済」シリーズ第2回では、中国が消費を拡大させることで貿易黒字を削減できるかどうかを問う。 世界経済を再均衡化するためには、米国は消費を減らして貯蓄を増やす必要がある。これは、世界の3大黒字国――中国ドイツ、日――が貯蓄を減らし、消費を拡大しなければならないことを意味している。 この点、中国ほど厳しい目を向けられている国はない。実際、中国の膨大な経常黒字が今回の金融危機の根的な原因だとする向きもある。中国に対する批判は行き過ぎだが、2008年実績で4000億ドル超、GDP(国内総生産)比10%に上る黒字は明らかに大き過ぎる。 中国は、その貿易不均衡を正すことができるのか。そして、もしできるとすれば、中国は将来、どのようにして高度成長を達成するのだろうか。 黒字が既に減少しつつあることは朗報である。今年第2四半期

  • 日本の失われた20年から学べること  JBpress(日本ビジネスプレス)

    20年前、世間一般の常識ははっきりしていた。日が世界一成功している高所得国だということだ。その後の20年間に何が待ち受けているのか予想できた人はほとんどいなかった。それが今では、日が長期衰退に陥っているという意見が常識だ。 では、一体何がどこで狂ってしまったのだろうか。日の新政権は何をすべきなのか。そして、我々は日の経験から何を学ぶべきなのだろうか。 日の経済状況は全体像を捉えて見る必要がある。日を訪れた英国人は、日の鉄道や事の質の高さを見て、自分が大変な後進国からやって来たことに気づかされる。もしこれが衰退なのだとしたら、大半の人はそれを歓迎するだろう。 だが、これは間違いなく衰退だ。過去20年間の日経済の成長率は年間平均1.1%どまり。経済史の専門家であるアンガス・マディソン氏によると、購買力平価で見た日の国民1人当たりのGDP(国内総生産)は、1950年に米国のレ

  • 今の中国はバブル期の日本か? 偽物ではない経済成長 JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年1月16日号) 現在の中国と1980年代の日の類似点は不気味に見えるかもしれない。しかし中国の好況が長期停滞に道を譲ることはなさそうだ。 中国経済は他の経済大国よりも速やかに世界的な景気後退から抜け出し、急回復を遂げている。これは金融および財政面での刺激策によるところが大きい。2009年第4四半期までの1年間で、中国の実質GDP(国内総生産)は10%以上拡大したと推定される。 しかし多くの懐疑論者が、中国の景気回復はぐらつく土台の上に成り立っていると主張する。彼ら曰く、今の中国は不気味なまでに、バブルが崩壊して「失われた20年」に入る前の活況に沸いた1980年代後半の日に似ているという。 さらに厄介なことに、先進国の景気回復がいまだに脆弱な今この時期に中国が躓くようなことがあれば、中国だけではなく世界経済全体にとって深刻な打撃となる。 一見すると、現在の中

  • 日本と中国の高度成長~その大きな違い コラム【巻頭言】 | JBpress (ジェイビープレス)

    中国経済は、過去10年にわたり、10%前後の高度成長をつづけ、世界における存在感を強めている。これは、第2次大戦後、戦災の廃墟から出発した日経済が、20年近くにわたる高度成長を実現し、世界第2位の地位に占めるに至ったプロセスを連想させる。 時代は異なるが、両国の高度成長期を比較すると、極めて興味深い問題が浮かび上って来る。中国は、かつての日のように、20年にわたる高度成長が可能であろうか。 貧富の差の拡大が最大のリスク(中国) 私は、中国にとって最大のチャレンジは、如何にして同国の社会的リスクを顕在化させないで経済成長がつづけられるかということではないかと思う。 社会的リスクの最大のものは、言うまでもなく、貧富の差の拡大である。沿岸工業地帯と内陸農村部の1人当り所得の格差は、今や、6対1になっているといわれる。沿岸工業地帯においても、正規労働者と非合法出稼ぎ労働者の賃金には大きな格差が

    日本と中国の高度成長~その大きな違い コラム【巻頭言】 | JBpress (ジェイビープレス)
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    asamac 2010/04/03
    格差の拡大と一人っ子政策(人口オーナス)が成長のリスく
  • パリで評価の高い北野武と、ビートたけし 名監督の名を傷つける危険を厭わない人間力が人気呼ぶ | JBpress (ジェイビープレス)

    これにピンとくる方は、恐らく私と同じで、かつて大人気を博したテレビ番組「おれたちひょうきん族」の時間を毎週毎週心待ちにしていたこどもだったに違いない。「サイデスカー」というのは、ビートたけしさん扮する「タケチャンマン」の愛車の名前。このコーナーのイントロの部分で、テーマソングと一緒にいつもちらっと登場していた。 ビートたけしのギャグを外国人は理解できるのか 私はこのネーミングをいまだに秀逸だと思っているけれども、その面白さをフランス人に説明するのは難しい。 まず「さいですか?」という日語のニュアンスを分かってもらう必要があるが、そもそも日語を解さない人に、この方言の響きの味わいが想像できるわけがないし、最後の間伸びした「ー」に車の外来語「カー」をひっかけたこのあたりのセンスになると・・・。 と、ギャグの面白さを大真面目になって、言葉で説明しようとする方が野暮。ギャグは一瞬にしてウケてな

    パリで評価の高い北野武と、ビートたけし 名監督の名を傷つける危険を厭わない人間力が人気呼ぶ | JBpress (ジェイビープレス)
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    asamac 2010/03/17
    パリで評価の高い北野武と、ビートたけし 名監督の名を傷つける危険を厭わない人間力が人気呼ぶ
  • プロ選手も愛用するメンタルトレーニング ここ一番の時に企業でも役立つ~内観療法(4) | JBpress (ジェイビープレス)

    これまでの3回(1)(2)(3)は、治療に使われる内観療法について説明してきたが、内観療法の最終回となる今回は、健康なビジネスマンやトップアマ、プロのスポーツ選手などにとっても役立つ内観について話を聞いた。 ――今まで詳しく内観についてお話を聞いてきましたが、内観療法を含め、内観はどのようなケースで用いられ、どういった症状の改善が多いですか? 山 あらゆることです。これまでお話ししてきたような精神療法としても、あるいは家庭問題や人間関係の改善、メンタルヘルスとしても有効です。さらに自己啓発や企業研修、スポーツ選手のメンタルトレーニングにも用いられています。 ――ビジネスマンは、どういう目的が多いですか? 山 企業研修が多いです。内観をするということは、様々な事実に自分で気づく練習をすることなので、物事に対して反応がよくなります。能力開発的な意味合いが強いですね。 アスリートのメンタルト

    プロ選手も愛用するメンタルトレーニング ここ一番の時に企業でも役立つ~内観療法(4) | JBpress (ジェイビープレス)
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    asamac 2010/01/06
  • 輝きを失ったゴールドマン  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2009年11月19日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) コンスティチューション・アベニュー101番地にあるゴールドマン・サックスのワシントン事務所。10階から望遠鏡で外を眺めると、米連邦議会議事堂のドームが目の前に見える。世界の金融界で最も強力なプレーヤーである同社が占有するオフィスは落ち着いた色調で装飾されており、飾りの風見鶏が2つ、花を添えている。 だが今週、ゴールドマンの幹部らが風向きを知りたいと思ったら、議事堂とは向きが違う東側を見なければならなかった。オフィスの外に大勢のデモ参加者が集まっていたのである。 米国の労働組合SEIU(サービス従業員労働組合)が組織したデモで、参加者たちはゴールドマンと米政府の異様に緊密な関係――ゴールドマン出身者の中には、元財務長官やホワイトハウス高官がいるほか、世界中の規制当局に出身者が散らばっている――を批判し、折しも米国人の10人に1人以上

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    asamac 2009/11/22
    輝きを失ったゴールドマン
  • 賢人バフェット、一世一代の博打 米鉄道大手BNSF買収に見る投資哲学 JBpress(日本ビジネスプレス)

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    asamac 2009/11/05
    また、バフェット氏はキャッシュを生み続ける、歴史の古い会社も好む。これは、一般に成長企業を好む傾向がある多くの株式投資家と一線を画す点だ。・・・再投資に回すための現金を手に入れることができる。
  • 日本人も羨む「中国の住宅」最新事情 若者は大都市の賃貸、老後は世界遺産の町で | JBpress (ジェイビープレス)

    深センの不動産物件。中央一番右の物件は115平方メートルで300万元(約4000万円)。価格が下がったとはいえ高価だ(筆者撮影=以下の写真も同じ) こうした傾向が、ポータルサイト新浪(Sina)とREICO工作室が今年共同で発表した中国不動産報告書によって明らかになった。 使用しているデータが2000~2005年の国家統計局の統計から引用しているため少々古さはあるが、中国家事情を知るうえで今もなお有用だと中国在住の筆者は感じているので紹介したい。 国家統計局の最新データによれば、2008年の1月から10月までの間に新築の住宅価格が16.6%、中古の住宅価格が17.5%と、最大の値下がりを記録した深セン。それでも中国の都市の中では地価が最も高い地域の1つであることに変わりはない。 地価の高さを象徴するように、住宅の平均面積も60平方メートル未満と中国全土で最低を記録している。また深センほど狭

    日本人も羨む「中国の住宅」最新事情 若者は大都市の賃貸、老後は世界遺産の町で | JBpress (ジェイビープレス)
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    asamac 2009/11/01
    中国では「若者は大都市の賃貸、老後は世界遺産の町で」というスタイルが定着しつつあるらしい。日本には戻りたい町があまりないのが問題。
  • 復活するアービング・フィッシャー ケインズの影から抜け出す JBpress(日本ビジネスプレス)

    バラク・オバマ氏は大統領に選出された直後、こんな警告を発した。「我々は歴史的な経済危機に瀕している」「今我々は、膨大な債務負担を一段と膨らませかねないデフレスパイラルに陥る危険に見舞われている」 この演説は大恐慌の恐怖を呼び覚ましただけではなく、その時代における最も重要な思想家の1人も想起させた。アービング・フィッシャーである。 フィッシャーはかつて米国きっての高名な経済学者だったが、今やほとんど忘れ去られている。彼の記憶が残っているとすれば、大抵、史上最悪とも言える株価予想によってだろう。フィッシャーは1929年10月に、「株式市場は恒久的に続く高原のようなところに到達した」と宣言したのだ。 昨今よく引き合いに出され、議論され、参考にされるのは、フィッシャーと同じ時代を生きた英国人経済学者ジョン・メイナード・ケインズだ。しかし、近代金融経済学の基盤の大部分を築いたのはフィッシャーで