以前、ゆーずー無碍さんのブログで「ライトノベル化する児童文学」という記事が立てられ、話題になりました。 新書サイズ児童書の分野で、マンガ・アニメ系のイラストを起用した「ライトノベル風」の作品が数多く刊行され出したといった内容のものです。 近年では完全に定着したように思われるこの流れですが、記事のなかで問題とされていたのは、下記の三点。 ・一体いつ頃からこの変化がはじまったのか? ・この傾向は、単にイラストを今風に合わせただけなのか?内容は? ・どういった出版社が動いているのか? そのうち上下の疑問に関しては2004年ごろを契機に「青い鳥文庫」や「フォア文庫」といった老舗レーベルが牽引役となり、他の出版社がその流れに追随したと記事でまとめられています。 が、作品内容については、「皆様が実際に読んでみて判断してください」という記述に留められていました。 では実際、作品内容に変化はあったの