安倍首相、介護報酬は「めりはり利かせ、適正化を」 経済財政諮問会議 産経新聞 10月21日(火)23時13分配信 21日の経済財政諮問会議では、平成27年度予算編成に向けた社会保障費と予算管理のあり方も議論された。 社会保障費では27年度に改定を迎える介護報酬を検証。多くの介護施設が同水準の経営規模の一般企業に比べて利益率が高く、その背景を厳格にチェックするよう求めた。全国6千超ある社会福祉法人の計2兆円にのぼる内部留保に関しては、地域の介護支援活動で国民に還元するなどし、「めりはりの利いた介護報酬の適正化」(安倍晋三首相)を目指すべきだとした。 医薬品の公定価格(薬価)については、大病院や大手ドラッグストアが卸売業者から薬を大量に安く仕入れている影響で、市場価格が公定価格より8%安く取引されている現状を問題視。現在は2年に1度の薬価改定を、今後毎年改定に見直すことも視野に、27年半ば