ALCの掛けや段差の補修をした事が有りますが、水分を強烈に吸い込むんです。コンクリートを直す材料でALCを直そうとすると、塗ったとたんに水分が吸われて固くなってしまいます。だから、表面に塗装がされてないと、ドンドン水分を吸い込みます。冬場に水分が入り込んだままになっていると、夜間に内部から凍って、そこが割れていきます。水分を含み続ける事で材質的にどう弱くなるのかは知りません。その水分を吸い込む事が雨に弱いと言われている理由だと思います。表面の塗装の前のプライマーは浸透性の物を使うと思いますが、多孔質なので、浸透性プライマーは良く内部まで入り込み強く張り付くと思います。でもALCの塗装は膨れて剥がれているのを良く見ます。それは、塗装は内部まで喰い付いてしっかりと密着していても、そのさらに内部の水分が塗装を押し出して風船のように膨らんでいるのだと思われます。工場から出荷されてきて現場で組み立て