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ブックマーク / www.cinra.net (21)

  • ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA

    「原子爆弾の父」と呼ばれたロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画『オッペンハイマー』の日での劇場公開をめぐり、注目が集まっている。クリストファー・ノーランが脚・監督を務め、全米での封切り以降高い評価を受けているが、日では公開日が決まっておらず、10月28日時点で一切の宣伝がされていない。 日公開をめぐる現状はどうなっているのか。関係者への取材を通して得た情報や、作が公開されることの意義について、ライターの稲垣貴俊氏が執筆する。 2023年に世界的ヒットを記録した一映画が、日では劇場公開されないままとなってしまうかもしれない――。『ダークナイト』3部作などの人気監督クリストファー・ノーランによる最新作、「原子爆弾の父」こと理論物理学者のロバート・オッペンハイマーを描いた伝記映画『オッペンハイマー(原題)』が話題だ。 作はオッペンハイマーの学生時代から、原爆開発(マンハ

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    asyst 2023/10/28
  • 全盲のeスポーツプレイヤーたちが開発に協力。『ストリートファイター6』のアクセシビリティ向上はどう実現した? | CINRA

    近年のビデオゲームの進化はめざましい。技術の発達で、現実と見まがうようなリアルなグラフィックのゲームがいくつもつくられ、またオンラインを介して国籍や言葉を超えた多様なプレイヤーが仮想世界の冒険や戦いや出会いを楽しんでいる。 しかしそれと並行して、じつは進化し続けているのがユーザーのアクセシビリティ。障がいなどがある人でもゲームを楽しめる工夫の進化だ。その最前線を突き進んでいるのが人気格闘ゲームの最新作『ストリートファイター6』だ。同作では、eスポーツを介した障がい者の就労支援を行なう株式会社ePARAと共同し、対戦相手との距離やお互いのコンディションをサウンドで把握する工夫などが随所に盛り込まれている。 今回、同作を制作したカプコンからディレクターの中山貴之、サウンドチームの渥美格之進、小池義規、ePARAから代表取締役の加藤大貴、ブラインドeスポーツプレイヤーのNAOYA、今回の共同プロ

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    asyst 2023/08/03
  • 起業のリアルな失敗を描く。漫画『100話で心折れるスタートアップ』が経営者から注目を集めるわけ | CINRA

    2022年7月、Twitterに突如現れ、じわじわとファンを増やしている漫画『100話で心折れるスタートアップ』。大学の起業サークルに所属しているウサギが仲間とともに会社「ウサコア」をつくり、紆余曲折ありながらも会社を徐々に大きくしていく物語だ。 フォロワーには経営者や起業家も多く、この物語で起きるできごとのリアルさがうかがえる。現在(2022年9月30日時点)は100話まで残り数話となり、徐々にウサギの「心が折れていく」様子が見てとれる展開になっているが、この物語が伝えたいことは一体なんなのだろうか。そもそも、なぜこの物語を描こうと思ったのか? 作者に話を聞いた。 ―まずはじめに、この物語を描こうと思ったきっかけを教えてください。 『100話で〜』作者(以下、作者):もともと、以前から描こうとは思っていました。スタートアップ業界って、華々しい話や成功した話はメディアにたくさんあるし、企業

    起業のリアルな失敗を描く。漫画『100話で心折れるスタートアップ』が経営者から注目を集めるわけ | CINRA
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    asyst 2022/09/30
  • 『佐藤直樹展:紙面・壁画・循環』 デザインと絵画の仕事を展観 | CINRA

    と美術の展覧会vol.3「佐藤直樹展:紙面・壁画・循環」』が、6月29日から群馬・太田市美術館・図書館で開催される。 美術館と図書館の複合施設である太田市美術館・図書館が、「」と「美術」の架橋を目指して実施する『と美術の展覧会』の第3弾として開催される同展。佐藤直樹のデザインと絵画の仕事を、初めて同時に展観するほか、佐藤が太田市美術館・図書館を実際に訪れて制作した新作を紹介する。 2010年前後を境にデザインから絵画の制作に重心を移した佐藤。展示作品はその変化の理由や変化が佐藤にもたらしたものを検証すべく構成される。映像や絵画作品、エディトリアルデザインに加え、佐藤が2013年に『TRANS ARTS TOKYO 2013』で発表し、その後も制作が続けられ、全長160メートルに達している木炭壁画の作品群を2階から3階の展示室に連続して展示する。 会場のウェブサイトでは佐藤によるステ

    『佐藤直樹展:紙面・壁画・循環』 デザインと絵画の仕事を展観 | CINRA
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    asyst 2019/05/07
  • 『アートフェア東京』に国内外160ギャラリー出展、3千点超の作品を展示販売 | CINRA

    『アートフェア東京2019』が3月7日から東京・有楽町の東京国際フォーラム ホールEで開催される。 『アートフェア東京』は、2005年から行なわれている国際アート見市。今回は国内外のギャラリー160軒が出展し、古美術、工芸、日画、近代美術、現代アートなど幅広いジャンルの作品3千点超が展示、販売される。紀元前1世紀ローマ時代の彫刻や平安時代の仏頭、クリスチャン・ボルタンスキー、パブロ・ピカソ、マルク・シャガール、アルベルト・ジャコメッティ、藤田嗣治らの作品が見どころのひとつとなる。 会場内では、国内芸術系大学の学生による展覧会『Future Artists Tokyo ~ EЯLection of Anonymous』、各国駐日大使推薦の自国代表アーティストによる展覧会『World Art Tokyo: Vibrant Planet ―If the world is our vibrat

    『アートフェア東京』に国内外160ギャラリー出展、3千点超の作品を展示販売 | CINRA
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    asyst 2019/03/06
  • 『ヒグチユウコ展 CIRCUS』 約20年の画業辿る500点超展示 | CINRA

    『ヒグチユウコ展 CIRCUS[サーカス]』が日1月19日から東京・芦花公園の世田谷文学館2階展示室で開催されている。 東京に在住する画家・絵作家のヒグチユウコ。空想と現実を行き交う自由な発想とタッチで、作品制作のみならず絵の刊行など幅広く活動している。近作は『ほんやのねこ』。ほかにも『せかいいちのねこ』『ふたりのねこ』『すきになったら』『ヒグチユウコ作品集』など多数の著書を発表。 同展では、初期作品から最新作までヒグチが約20年の画業の中で描いた約500点を超える作品を展示。ヒグチにとって初の大規模な展覧会となる。展示物は絵原画をはじめ、企業とのコラボ作品、書籍の装画や自身のブランドグッズの絵など。展覧会のテーマは「サーカス」となり、会場には実際にサーカステントが用意され、キャラクターたちの映像や、ぬいぐるみ作家・今井昌代による立体造形も登場する。 展覧会の開催にあわせて6年ぶり

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    asyst 2019/01/19
  • 展覧会『河鍋暁斎 その手に描けぬものなし』 幕末・明治期の足跡を展望 | CINRA

    展覧会『河鍋暁斎 その手に描けぬものなし』が2月6日から東京・六木のサントリー美術館で開催される。 幕末から明治にかけて活動した絵師の河鍋暁斎。7歳で浮世絵師・歌川国芳のもとで絵を学んだのち、駿河台狩野派の前村洞和や、洞和の師・狩野洞白陳信に入門。独立後もユーモアを交えながら流派にとらわれない画法で仏画や山水画から戯画、風刺画まで様々な画題を描いた。 同展では「狩野派絵師」としての活動と、「古画の学習」を軸にしながら、幕末・明治の動乱期に独自の道を切り拓いた暁斎の足跡を全7章から展望する。第1章では暁斎の画業を代表する作品を展示。第2章では狩野派絵師としての暁斎の姿、第3章では暁斎がいかに古画と相対し、自身の作品に昇華させていったのかを紹介する。第4章は狩野派の戯画作品と共に、暁斎の戯画や席画を展示。第5章には暁斎の人物画、第6章では暁斎が画帖に描いた作品が並ぶ。第7章では暁斎とゆかりの

    展覧会『河鍋暁斎 その手に描けぬものなし』 幕末・明治期の足跡を展望 | CINRA
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    asyst 2019/01/05
  • 光の3原色がテーマの『PHENOMENON: RGB』展にYOSHIROTTEN、河野未彩ら | CINRA

    展覧会『PHENOMENON: RGB』が、2月23日から東京・ラフォーレミュージアム原宿で開催される。 同展は光の3原色「RGB」をテーマに、ファッションやカルチャーの分野で活動するアーティストがメディア環境から得た発想をビジュアルで表現する展覧会。 参加アーティストは、グラフィックや映像、立体、インスタレーション、音楽などジャンルを超えた様々な表現方法で作品制作を行なうグラフィックアーティスト・YOSHIROTTEN、加山雄三や水曜日のカンパネラなどのビジュアル制作を行なう視覚ディレクター・河野未彩、Flumeのビジュアル制作や世界遺産であるオペラハウスへのプロジェクションマッピング制作を手掛けたオーストラリアのアーティスト、ジョナサン・ザワダ。新作のインスタレーションと共に出展する。そのほか国内外の若手アーティストらも参加予定。

    光の3原色がテーマの『PHENOMENON: RGB』展にYOSHIROTTEN、河野未彩ら | CINRA
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    asyst 2019/01/05
  • 『かわいい浮世絵 おかしな浮世絵』展が原宿で開催 広重、国貞など展示 | CINRA

    展覧会『かわいい浮世絵 おかしな浮世絵』が1月5日から東京・原宿の太田記念美術館で開催される。 遊女や役者、名所など当時の人々が夢中になった様々な流行や文化が描かれている江戸時代の浮世絵。江戸時代から150年以上経った現在、当時の人々と全く同じ感覚で浮世絵を楽しむことは難しいという現状を踏まえて、同展では「かわいい」や「おかしい」といったキーワードをテーマに据え、理屈抜きで楽しいと感じられる浮世絵の魅力を伝えるという。 会場では、「かわいい生き物・おかしな生き物」と題して浮世絵師の歌川芳員や歌川国芳によるや犬、ユーモラスな狸や狐、思わず笑ってしまう架空の不思議な生物に加え、なんでも擬人化してしまう浮世絵作品の「かわいさ」と「おかしさ」を紹介。また今も昔も変わらない無邪気な子どもの姿を描いた作品や、ユーモラスな人物たちが繰り広げる戯画、古典の物語のパロディーなどが描かれた作品などを展示。加

    『かわいい浮世絵 おかしな浮世絵』展が原宿で開催 広重、国貞など展示 | CINRA
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    asyst 2019/01/05
  • 『旅する黒澤明』展 世界30か国のポスターから黒澤作品の国際性を読み解く | CINRA

    展覧会『国立映画アーカイブ開館記念 没後20年 旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより』が4月17日から東京・京橋の国立映画アーカイブで開催される。 映画監督・黒澤明の没後20年企画として行なわれる同展。黒澤明研究家の槙田寿文のコレクションから世界30か国にわたる黒澤監督作品のポスター84点を中心に、海外とのかかわりを示す資料61点を通して、黒澤作品の国際性にスポットを当てる。 『影武者』東ドイツ版(1981年)ポスター:オットー・クンメルト 出品ポスターの制作国は、ヨーロッパ諸国やアメリカをはじめ、ポーランド、チェコスロバキア、タイ、韓国、キューバ、アルゼンチン、イラン、トルコなど。日初公開となる西ドイツのデザイナーのハンス・ヒルマンによる『七人の侍』の8枚組ポスターも展示される。さらに、各国の映画宣伝の手法を伝えるプレスシートやロビーカードや、『トラ・トラ・トラ!』のスタッ

    『旅する黒澤明』展 世界30か国のポスターから黒澤作品の国際性を読み解く | CINRA
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    asyst 2018/04/16
  • 映画『バーフバリ 王の凱旋』宣伝担当に取材。異例の「V字回復興行」 | CINRA

    インド映画『バーフバリ』がコアなファン層を拡大し続けている。Twitter上で「バーフバリ! バーフバリ!」と叫ぶファンたち、いわゆる「マヒシュマティ王国民」たちの姿を見かけることも少なくないだろう。2部作の後編にあたる『バーフバリ 王の凱旋』が日で公開されてから3か月。現在もまだ盛り上がりは衰えていない。 どうして『バーフバリ』はここまで愛される作品になったのか? 『王の凱旋』の宣伝を担当する祭屋の宮田氏にメール取材した。 『バーフバリ』とは? エネルギーが過剰に注入されたエンタメ大作 未見の読者のためにざっくり紹介しておこう。『バーフバリ』は、古代インドのマヒシュマティ王国を舞台にした、偉大な父と偉大な息子の物語。王位を巡る陰謀や血なまぐさい戦い、勇ましい女性たちの生き様、奴隷剣士の苦悩と救済、さらに愛、恋、絆などを神話の要素も織り交ぜつつ、驚くほど明快に、そしてダイナミックに描いた

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    asyst 2018/03/30
  • アップリンクによるクラウドファンディング「PLAN GO」始動、プラン募集 | CINRA

    アップリンクによるクラウドファンディング「PLAN GO」がスタート。新プランを募集している。 映画配給に加えて、ギャラリーやカフェを併設した映画館・アップリンク渋谷や、VODサービス「UPLINK Cloud」を運営している有限会社アップリンク。2018年冬には新施設アップリンク吉祥寺パルコをオープンさせる予定だ。 PLAN GOでは「クリエイティブ」「ソーシャル」「プロダクツ」の3ジャンルでプランを募集。「クリエイティブ」では映画製作や配給支援などのプラン、「ソーシャル」では映画館作り、上映会などの場づくりを支援するプラン、「プロダクツ」では映画のキャラクターTシャツやグッズを作るプランを募る。 起案方式は購入型、All or nothing方式、支援募集期間は最大60日間。 実施するプランはアップリンクのオンラインマガジン「webDICE」と共にセレクト。起案者やプランをwebDIC

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    asyst 2017/12/28
  • 神聖かまってちゃん・の子が語る、20代からの成長と現代への怒り | CINRA

    2008年、“ロックンロールは鳴り止まないっ”という衝撃的かつ普遍的な名曲を携えて、神聖かまってちゃんが世の中に現れてから、もうすぐ10年。同時期に頭角を現したバンド、それぞれが提示したサウンドとアティチュード、そして辿った道のりを考えると、この10年が音楽シーンにとって、いかに変化の季節であったのかがわかる。 あらゆる価値観が、かつてない速度で咲き乱れ、ときとして散っていった中、「ロックンロールは鳴り止まないっ」と、終わることのない衝動とロマンを掲げた神聖かまってちゃん。そのフロントマンであり、稀代のアジテーター・の子の現在地は、どこなのだろう? 新曲“夕暮れの鳥”を聴いたとき、「この曲は、鳴り止まなかったロックンロールの、ひとつの解答だ」と思った。まるでBon Iverをローファイに解釈したような、ささくれ立ったゴスペル。圧倒的な名曲である。この名曲の興奮を人にぶつけようと、の子の単

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    asyst 2017/05/25
  • 志村けんが東京スカパラダイスオーケストラに限定加入、共演映像公開 | CINRA

    志村けんと東京スカパラダイスオーケストラのウェブムービーが公開された。 映像では、三味線奏者の「KEN from EVM」こと志村けんが東京スカパラダイスオーケストラに限定加入した様子を撮影。収録スタジオに志村扮する「バカ殿」が現れ、やがてキリン「氷結」のCMソング“Paradise Has No Border”の演奏を披露している。三味線監修は上宏光が担当している。 志村は東京スカパラダイスオーケストラとの共演について「話が来たときはすごく嬉しかったです。是非、お楽しみください。惚れちゃや~よ。だっふんだ」とコメントしている。 なお日7月12日から志村と東京スカパラダイスオーケストラが出演するテレビCM「あたらしくいこう 志村けん」篇の放映もスタート。 志村けんのコメント ついに、僕の出番が来ましたね。これまで密かな趣味として、腕を磨いてきた大好きな三味線を披露する機会を探していまし

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    asyst 2016/07/13
  • 4千年の妖怪表現を辿る『大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで』 | CINRA

    『大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで』が、7月5日から東京・両国の東京都江戸東京博物館、9月10日から大阪・あべのハルカス美術館で開催される。 日人が古くから抱いてきた異界への恐れ、不安感、「身近なもの」を慈しむ心が造形化された存在である妖怪。同展では、縄文時代の土偶から平安・鎌倉時代の地獄絵、中世の絵巻、江戸時代の浮世絵、現代の『妖怪ウォッチ』まで、日における約4千年にわたる妖怪の表現を紹介する。 展示は、「江戸の妖怪、大行進!」「中世にうごめく妖怪」「妖怪の源流 地獄・もののけ」「妖怪転生 現代の妖怪」の4章から構成。平安から鎌倉時代の国宝『辟邪絵』や、現存する最古の『百鬼夜行絵巻』である重要文化財の真珠庵をはじめ、もののけや鬼を造形化して描いた六道絵や幽霊画、さらに妖怪の変形として各国の珍幻獣なども紹介される。 東京会場 2016年7月5日(火)~8月28日(日) 会場:東京都

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    asyst 2016/04/02
  • 蔡國強による7年ぶり日本個展、狼のレプリカ99匹用いた全長40mの作品も展示 | CINRA

    『蔡國強展:帰去来』が、7月11日から神奈川・横浜美術館で開催される。 1957年に中国・福建省泉州市に生まれた蔡國強は、1986年末から約9年間にわたって日で創作活動を行ったのちに、アメリカ・ニューヨークに拠点に移して活動している現代美術家。1999年の『第48回ヴェネチア・ビエンナーレ』で『金獅子賞』を受賞しているほか、これまでにニューヨークのメトロポリタン美術館やニューヨークやビルバオのグッゲンハイム美術館などで個展を開催したことで知られ、2008年に開催された北京オリンピック・パラリンピックでは開会式と閉会式の視覚特効芸術監督を務めている。 『蔡國強展:帰去来』は蔡が日で行う7年ぶりの大規模個展。北京オリンピックで花火の演出を行った蔡が、同展でも大がかりな爆発を伴う「火薬ドローイング」を制作する。また、99匹の狼のレプリカで構成される全長約40メートルの作品『壁撞き』が日初公

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    asyst 2015/06/03
  • ライゾマティクスが「グラフィックデザインの死角」に迫る展示、田中一光作品の解析も | CINRA

    企画展『ライゾマティクス グラフィックデザインの死角』が、6月5日から東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。 2006年に設立された株式会社ライゾマティクスは、デザイン、アート、建築、数学、工学など、様々なバックグラウンドのクリエイター、エンジニアで構成されるプロダクション。斉藤精一、真鍋大度、千葉秀憲らが在籍し、ウェブデザイン、インタラクティブデザイン、グラフィックデザイン、内装・建築など多様な分野で活動している。 同展は、感覚的で抽象的な工程を明確に言語化すること目指しているというライゾマティクスのグラフィックデザインをテーマにした展覧会。2002年に逝去した田中一光のポスター作品の解析といった独自の手法を通して、ライゾマティクスが新たなグラフィックデザインのプロセスやグラフィックデザインの「死角」に迫る内容になるという。なお、会期中にはギャラリートークも予定されて

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  • 実在の天才数学者A・チューリングの数奇な人生描く映画、主演はB・カンバーバッチ | CINRA

    ベネディクト・カンバーバッチの主演映画『The Imitation Game(原題)』が、2015年3月から東京・日比谷のTOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開される。 コンピューターの概念を創造し、人工知能の有無を判定するテスト「チューリングテスト」や仮想の計算機「チューリングマシン」などで知られる実在の天才数学者アラン・チューリングを主人公にした同作。第二次世界大戦時に解読不能と言われたドイツ軍による15京9000兆通りの暗号「エニグマ」を解読し、イギリス軍を勝利に導いたチューリングの数奇な人生を描く。 テレビドラマ『SHERLOCK』や映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』などへの出演で知られるカンバーバッチがチューリングを演じるほか、キャストにはキーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、マーク・ストロングらが名を連ねている。監督は、映画『ヘッドハンター』のモルテン・ティルドゥム

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    asyst 2014/09/17
  • スコセッシが「凄まじいほどに不快」と語る問題作『荒野の千鳥足』、日本初公開 | CINRA

    映画『荒野の千鳥足』が、9月27日から東京・新宿のシネマカリテで公開される。 同作は、1971年に『カンヌ国際映画祭』に出品され、ヨーロッパや北米、オーストラリアなどで公開された後、ネガとプリントが行方不明になったことから長年にわたって公開不可能となっていた作品。オーストラリアの砂漠地帯を舞台に、ビールの美味しさと博打、狩猟による高揚感に屈し、破滅へと向かっていく悲惨な男の姿を描いている。 主演は、映画『ハロウィン』シリーズのドナルド・プレザンス。監督を務めるのは、『ランボー』などの作品で知られるテッド・コッチェフとなる。 なお同作は、2004年に良好なプリントが発見され、復元されたものがマーティン・スコセッシの推薦により2009年に『カンヌ国際映画祭』で上映。スコセッシは同作について、「凄まじいほどに不快な映画だ。1971年のカンヌ映画祭で観たとき、私は言葉を失った。視覚、物語、空気感、

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    asyst 2014/09/03
  • 「言語化できないもの」の再発見で、映画のパラダイムを更新する『リヴァイアサン』 | CINRA

    イメージを引き裂かれた「怪物」 旧約聖書に登場する大きな蛇、もしくは竜の姿をした海の怪物「レヴィアタン」。トマス・ホッブスは自著『リヴァイアサン』で、万民の権利を委託され、強大な力を持つに至った「国家(コモンウェルス)」としてこの怪物の名を引いた。群がる臣民が王冠を被る巨人の姿を形作った有名な挿絵から、「海の怪物」として産み落とされたこの怪物は、個々人のイマジネーションの中で引き裂かれ、不定型化した、というのは言い過ぎかもしれない。ただ、その名を冠した作『リヴァイアサン』の噂を「古臭いドキュメンタリー論をぶっ飛ばす!(『ヴィレッジ・ヴォイス』)」「ゲームの規則は書き換えられた(『フィルムメーカー・マガジン』)」「あらゆる意味でセンセーショナル(『アートインフォ』)」などと熱烈な賛辞を伴って目にする度、そして何の映画であるかは全く説明していないのに、とにかく得体のしれなさ、奇妙な美しさだけ

    「言語化できないもの」の再発見で、映画のパラダイムを更新する『リヴァイアサン』 | CINRA
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    asyst 2014/08/28