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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (32)

  • 毎日新聞問題は「セクハラ問題」であるとの認識 - Tech Mom from Silicon Valley

    当件、まだ続いております。 この件につき、署名入りで分析や論評されている方は男性が多いためか、この視点についてあまり言及されていないようなので、書いておく。 私自身も含め、毎日新聞問題は「旧メディア対ネット」の構図で語られることが多かったのだが、こちらの記事で、倖田來未さんの「羊水」発言事件との類似が指摘されているのを読み、「あ、そうか」と腑に落ちた。なぜ、私はこの件が気になるのかということが、自分でわかったのだ。 毎日新聞内で「これほど事件が長引くのは、陰で糸を引いている黒幕がいるからでは」との陰謀説がささやかれている、というネット記事もあるようだが、そう、いると私は思う。誰かというと、「主婦」である。 一連の変態記事にはいろいろあるが、一番代表的なものとしてよく挙げられるのが、「母親と息子」の話である。「おまえのかーちゃん、でべそ」という昭和古典の言いまわしがあるが、英語で「おまえのか

    毎日新聞問題は「セクハラ問題」であるとの認識 - Tech Mom from Silicon Valley
    atawi
    atawi 2008/08/15
    お前ら世の中からゴシップを駆逐したいんだな。それはさぞ清く生きにくい世界だろうね/視点としてのセクハラ問題は同意できるけど、その責を毎日だけに要求できるほど他メディアが優れてると思わんがね。特にネット
  • 取材するほうから取材されるほうへ−メディア・リスクとのつきあい - michikaifu’s diary

    佐々木俊尚さんの毎日新聞関連の記事を読んで。 毎日新聞社内で何が起きているのか(上):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan 毎日新聞社内で何が起きているのか(下):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan この話については、経緯を簡単に英訳してNewsvineに紹介した以外、特に私としては意見を公表していなかったのだけれど、佐々木さんの詳細な分析記事を読んで、感じたことをちょっと書いておく。 というのは、この話、あまりに「デジャヴュ」感があるのだ。はるか昔、80年代の終わり頃に、ビジネススクールで、こんなのとそっくりのケーススタディをやったことがある。その中では、攻撃のターゲットになったのは公害を出す企業で、攻撃するほうはテレビのドキュメンタリー番組(当時人気の高かった『60 Minutes』だったかどうか覚えていないが、なにしろそういった番組)の取

    取材するほうから取材されるほうへ−メディア・リスクとのつきあい - michikaifu’s diary
  • 「バカの定義」補足 - マクロではなく、ミクロのお話 - michikaifu’s diary

    下記エントリーに対し、貴重なコメントをたくさんいただき、ありがとうございます。いただいたご意見などをふまえ、少々補足したいと思います。・・・ 別の視点から、「バカ」の定義 - Tech Mom from Silicon Valley LD(学習障害)、ADHD、アスペルガー症候群など、種々の「障碍」について、こういった「レッテル貼り」はあまり意味がない、というご意見はもっともだ。この問題と毎日毎日、生活の中で格闘している私の頭の中では、その次のステップへと進むことがあまりにも当然のことなので、敢えてそういう言い方をしていなかった。書き足りなかったことをお詫びする。 LDという名前をつけることは、「字が汚いけれど、LDだからいいんだ」と開き直ることではない。「あなたの言っていることが理解できないけれど、私はアスペだからいいんだ」と思考停止するならば、むしろ有害だろう。 しかし、「LDであり、

    「バカの定義」補足 - マクロではなく、ミクロのお話 - michikaifu’s diary
  • 別の視点から、「バカ」の定義 - michikaifu’s diary

    これに付け加えて。 社会問題アレルギーと「バカ」の定義: 国民宿舎はらぺこ 大浴場 愛知で18歳のフリーター君が中学時代の担任を刺した事件。日経新聞によれば、きっかけは、彼が宿題として提出したノートが「字がきたない」といって怒られ、殴られたこと。もしかして、この子は「ディスレクシア」(読字障害)または「ディスグラフィア」(書字障害)みたいなLDがあったんじゃなかろうか、と私なんぞはすぐ思う。ウチの子の場合、頭は悪くないのに、字をきれいに書くということがものすごく難しく、どんなにがんばってもある程度以上はできない。それで殴られたら、イヤになるよな。実際、ディスレクシアや、ウチの子のような視覚が原因のLDのために、学校でバカ扱いされて世をすね、非行に走る子は多い、との話もある。*1 少し前に、小学校の屋上の明り取り窓の上で飛び跳ねて、落ちて亡くなった小学生。もしかして、この子はADHDだったん

    別の視点から、「バカ」の定義 - michikaifu’s diary
  • 今井賢一著「創造的破壊とは何か」−私の本で食い足りなかった方に - michikaifu’s diary

    創造的破壊とは何か 日産業の再挑戦 作者: 今井賢一出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/05/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (9件) を見る 私の「パラダイス鎖国」では、「それでは日はどうすればよいか」の方策について書かれていない、との批判がいくつかあった。それは覚悟の上のことで、経営コンサルタントという私の立場では、個別の企業や個人が「どうすればよいか」という解はケースバイケースであり、また政府がどうすれば、という話は普段からあまり考えていない。新書の新人ライターとしての私には、のために特別に、一般的な話として抽象化したりきちんと考察したりするほどの時間はなかった。 この今井賢一先生からいただいた最新刊「創造的破壊とは何か 日産業の再挑戦」では、私が漠然と体感していることや考えていることが抽象化され理論化されている。

    今井賢一著「創造的破壊とは何か」−私の本で食い足りなかった方に - michikaifu’s diary
    atawi
    atawi 2008/07/07
  • 「税金を上げろ」という住民運動 - michikaifu’s diary

    学校のPTAから、今日も今日とて一斉メールが来ている。中味を亭主に説明した。 私「パーセルタックス(市に対して払う不動産税)を上げろ、という話で、タウンミーティングがあるんだって。」 亭主「え?誰が?シュワルツネッガーが上げろって言ってるの?」 私「いや、そうじゃなくて、これはウチの市の・・・」 亭主「市当局が言ってる?」 私「いや、そうじゃなくて・・・州の教育予算が足りなくて、毎年毎年大騒ぎで寄付金集めしているよね。でも、これはもう一過性のものじゃないから、パーセルタックスを上げて、継続的にお金が集るようにしよう、って、ウチの学校の親たちが運動を始めているんだよ。」 そう、我々日人の感覚では、「税金とは、お上が下々から徴収するもの」であって、「住民が自ら、税金を上げてくれと運動する」という事態は想像しにくいのだ。論理を飲み込むのに、ちょっと時間がかかる。でも、アメリカではこういうことも

    「税金を上げろ」という住民運動 - michikaifu’s diary
  • ロングテール続きと「子供の本離れは返本制度のせい」という話 - Tech Mom from Silicon Valley

    私のばかり宣伝しているが、実は梅田さんの新しいが出る。私のと、中島さんのは、すでにアマゾンで「いっしょに買う」でしっかりペアになっているが、是非こちらも一緒にどーぞ。 新著「ウェブ時代 5つの定理」2月27日刊行 - My Life Between Silicon Valley and Japan ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/03/01メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 29人 クリック: 4,720回この商品を含むブログ (422件) を見る もちろん、しつこく、自分のと中島さんのも・・・ パラダイス鎖国 忘れられた大国・日 (アスキー新書 54) おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書) さて、前回私が感じた「出版のロングテール」話について、出版社の方か

    ロングテール続きと「子供の本離れは返本制度のせい」という話 - Tech Mom from Silicon Valley
  • ヤフーとマイクロソフト - シリコンバレー対シアトルの「骨肉の争い」 - michikaifu’s diary

    ヤフーとマイクロソフトの話の分析は、いっぱいネットに出ているので、真面目な話はそちらを読んでほしい。例えばこれなど・・ Life is beautiful: Jerry Yangがプライベート・エクイティと話しているという噂 私がこの話を聞いて最初に思ったのが、「ヤフーといえば、最近不調とはいえ、シリコンバレー・ネットカルチャーの象徴的存在の一つ。シアトルの軍門に下るのは耐えられないだろうな・・・」ということ。 私もニューヨークからこちらに移って来て初めて知ったのだが、このシリコンバレーとシアトルのライバル意識は、近親憎悪といおうか、日韓国みたいなもんといおうか、見かけは似てるくせに性格が大幅に違う兄弟同士の骨肉の争いみたいなもので、相当に根が深い。 スターバックスのコーヒーはゼッタイに飲まず、ピーツ・コーヒー(Peet's Coffee)というバークレー発のコーヒーチェーンに行くのが

    ヤフーとマイクロソフト - シリコンバレー対シアトルの「骨肉の争い」 - michikaifu’s diary
    atawi
    atawi 2008/02/04
  • 「あちら側」の物理的限界 - michikaifu’s diary

    日経の一面トップに、「地中に情報処理拠点」という記事が載っているが、これって面白い。 「あちら側」にあるネット世界は、「仮想」「サイバー」の世界のように思ってしまうが、その正体はサーバー群なわけで、サーバー君たちはカスミをって生きているわけではなく、熱を冷却する分も含めた、膨大な電力をっている。で、電力はカスミからできるのではなく、石油を燃やして作るのが大半なので、アメリカでもここしばらく、石油の値段が上がって電力コストが上がるにつれて、データセンターのコストが上がっている。グーグルやマイクロソフトなどが、巨大なデータセンターをオレゴン州某所に建てているが、とにかく電力コストの安いところ・・・と必死になってやっているのだ。で、日でも(新聞では、温暖化対策、となっているけれど、なにしろ)消費電力対策のために、サーバーを地面に埋めるという構想がある、ということらしい。「え?熱がこもるじゃ

    「あちら側」の物理的限界 - michikaifu’s diary
    atawi
    atawi 2007/11/15
  • グーグルAndroidは「局地戦」と見る、電話屋の見方 - michikaifu’s diary

    グーグルの携帯OSの話は、プレスもブログ界もエキサイトして、たくさんカバーされているので、私としては出番がないのだが、こういう話が読みたい人も世の中には2-3人ぐらいはいるかもしれない、と思って書いてみる。 グーグルフォンの噂がぐるぐる流れる中、いったいどんな恐るべきものが・・・と期待していたところ、出たニュースを見てちょっと拍子抜け、「んー??」と思っちゃったのだ。パソコン屋ではないので、ソフトの世界はよくわからないが、「要するに、リナックスでしょ?」というのが電話屋である私の第一印象。 携帯電話の中で、OSを搭載した「スマートフォン」と呼ばれるカテゴリーがあるのは皆さんご存知のとおり。このスマートフォンのOSは、世界的には、というかもっと正確に言うと欧州では、ノキア系のシンビアンが最大のシェアを持つ。アメリカではブラックベリーの独自OSが圧倒的に強い。ただし、欧州=シンビアン勢のいう「

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  • CMに富が集中する、日本のメディアのエコシステム - michikaifu’s diary

    昨日の続きで、ちょうど、映像コンテンツ制作話を書こうかと思っていたところで、このようなエントリーを読んだ。 http://d.hatena.ne.jp/kagami/20071016#p3 日では、俳優は「テレビドラマで顔を売って、CM出演で儲ける」仕組みになっていると思っていた。アメリカは、俳優組合の仕組みのせいかどうか知らないが、映画俳優・テレビ俳優・CM俳優は比較的はっきりと分離していて、階層的にはこの順番のカーストになっている。これに対し、日では、一人の俳優がどれにも出るが、映画やドラマでは儲からない。一方、日のCMはなんせ儲かるから、アメリカではCMなぞに絶対出ないトップ級のハリウッド俳優も日ではCMに出る・・・ そう思っていたら、俳優だけでなく、映像制作会社もそうだ、という話を当の制作会社の人から先日聞いて、「ふぅむ・・・」と考え込んでいたところだった。CMが一番ふんだ

    CMに富が集中する、日本のメディアのエコシステム - michikaifu’s diary
  • 「非現実」がアニメの独壇場でなくなると・・・ - michikaifu’s diary

    これを読んで、そういえば、と思った。 アニメ----破綻したビジネスモデル - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt) こちらアメリカだが、ウチの子供たちも、そういえばここ1-2年、全くテレビ・アニメを見なくなった。上の子が10歳なのでもうアニメを卒業するというのはわかるのだが、下の子は6歳。(単に兄の影響で他のものを見るだけかもしれないが。)先月は学校の新学期だったので、バックパックやTシャツなど、学校用品を買いに店に行ったが、そういえばアニメのキャラクターで目新しいものがあまりない。今年の男の子用の新しい人気キャラといえば「トランスフォーマー」だが、これはCG映画。他にも人気のあるキャラクターは「スパイダーマン」「カーズ」などの映画モノが多く、2000年代前半に一世を風靡した「スポンジボブ」のような、典型的なテレビ・アニメのキャラクターで

    「非現実」がアニメの独壇場でなくなると・・・ - michikaifu’s diary