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ブックマーク / cyblog.jp (14)

  • 「GTDがうまくできない」人のための本 | シゴタノ!

    私が不親切だと思う言動に「情報はいくらでも手に入る」というものと「ツール選びよりも考え方が大切」というものがあります。とくにタスク管理やGTDにはこの種の言い回しがつきまとっています。たしかにインターネット上に、GTD関係の情報は相対的に多くありますが「いくらでも」とは表現が強すぎるのです。 意外に自分が欲しいと思う情報ほどないものですし「ツールよりも考え方が大切。ツールや方法に関する情報はいくらでも手に入る」と言っている人は、必ずしも聞いたことに答えてくれていないのです。即座に「考え方」を分かるように教えてくれるわけではないし、どこを見れば必要な「考え方」を知ることができるのかも教えてくれないことが多いのです。 どうしてGTDに挫折したのか? このは「なかなかGTDをうまく回せない」で困っていた著者が、GTDを運用できるようになるまでの試行錯誤と、体得したコツをあまさず書き下ろしたもの

    「GTDがうまくできない」人のための本 | シゴタノ!
  • 「おまんじゅう」でなく「サンドイッチ」を意識して言葉を発する | シゴタノ!

    ※このについては、以前拙ブログ『図解化コンサル池田千恵の「人を動かす1枚図解」』でも紹介しているので、お時間ありましたら読んでいただけると幸いです。 大庭さんは講演で「分かりにくい文章はおまんじゅうのような文章構造になっている」という話をされていて、なるほど、と思いました。 おまんじゅうのように、一番おいしい「あんこ」の部分を最後まで包み込んで見えなくしているために、話を聞いていても要点が見えにくい、というわけです。 ビジネスコミュニケーションにおいての行き違いは、たいてい、「おまんじゅう話法」から始まっているような気がします。 「質問に対して答えていない」と言われてしまう人 今言おうと思ったのに、言う前に話をさえぎらされたという経験がある人 は特に、最後に大事な話をとっておく「おまんじゅう話法」をしている可能性が高いです。 そこで私が心がけているのは、「サンドイッチ話法」です。つまり、

  • ブロガーのための「読むだけで文章がうまくなる」新書2冊 | シゴタノ!

    By: Ryk Neethling – CC BY 2.0 一般的に、「スキルアップ」や「ビジネス書」は、「読むだけではダメ、実践しないと効果が上がらない」ものですが、「知識」がかなりのウェイトを占める分野に関しては、この限りではありません。「文章力」がそんな分野の一つで、ある程度ならば、「書き方を知る」ことで力が向上します。 もちろん、「文章力」も、「文章の書き方」を読むだけで終わるよりは、実際に書くことによって上達するものですが、「基的に書き方のことなどあまり考えたことがない」のであれば、知識を得るだけで力がつきます。文章とは「考えて書く」ものですが、よい文章読は、「文について自然に考えさせてくれる」からです。 今回は、時間があまりないものの、何らかの理由から「手っ取り早く文章がうまくなりたい」という人向けに、薄手の、読みやすい新書を二冊紹介します。一冊は、日語を外側から研究した

    ブロガーのための「読むだけで文章がうまくなる」新書2冊 | シゴタノ!
  • 今日の仕事を今日中に仕上げること | シゴタノ!

    私は『道は開ける』に登場するテッド・ベンジャミーノという「死傷者記録係」の下士官のエピソードに強い印象を受けました。私自身は「戦争」などという過酷な状況を経験していませんから、「極限状況」のエピソードにはつい興味をひかれるのです。 そしてそんな「極限状況」の体験談が、自分もよく体験していることのように語られていると、いっそう興味をかき立てられます。「もしかすると自分が気づいていないだけであって、いまの自分の状況もまた「極限状況」の一種かもしれない」というように思えてくるわけです。 だとすれば「いまは比較的安穏とした生活だから、もっと無理もきくだろう」などと考えるのは愚かしいことだということになります。少なくとも精神的には過酷な状況の中で、無理をして取り返しのつかなくなった話は心理学には山のように転がっているのです。 私は取り返しのつかないような大失敗をするのではないかという不安に駆られて、

  • 「嫉妬年表」は夜作り、朝見直す | シゴタノ!

    鈴木おさむさんの初めてのビジネス書ということで、テレビの現場で学んだ仕事に対する心構えが具体的エピソードとともに書かれていて、軽く読めるのに深い学びがあるでした。中でも、「嫉妬年表」という考えがおもしろいな、と感じました。 嫉妬年表とは、鈴木さんが、自分がどんな人に嫉妬してきたかを客観的に見るために作ったもの。自分の年齢をまず書いて、その横に一番嫉妬心を抱いてきた人の名前をずらっと書いてみます。そのことにより、自分がいつ、どんな時、どのようなタイプの人に嫉妬するかが分かったとのこと。嫉妬対象が変わるたびに、それが自分の成長の記録となっていることが分かったそうです。 誰でも、「あの人にだけは負けたくない」とか、「自分はこんなに頑張ってるのに、なんであの人だけが」とかいう、どろどろとした感情を持つことはあると思います(もちろん私も経験があります)。でも、その感情をそのままにせず、自分を成長さ

  • 思いつきで言葉を発しないための、どこでも辞書引き仕事術 | シゴタノ!

    辞書は普段、意味が分からない言葉を調べたり、使い方が間違っていないかを確認したりという感じで使いますよね。でも、たまには、当たり前だと思っている言葉を引いてみると、新たな発見があるのでおすすめです。 例えば、「報告」と「相談」の違い、意識して使っていますか? 試しに大辞林で引いてみると、こう出てきました。 「報告」 つげ知らせること。特に、研究や調査の結果、与えられた任務の結果などについて述べること。また、その内容。 「相談」 物事を決めるために他の人の意見を聞いたり、話し合ったりすること。また、その話し合い。 ざっくりいうと、報告はもう決まっていることを伝え、相談はまだ決まっていないことを伝えることです。 「こんなこと、当然知ってるよ!」という方が大半だと思います。 でも、例えば仕事でトラブルがあって、当は上司相談したいのに「報告があります」と切り出したりしたことはありませんか? 実

  • ブログ記事に困ったら、「アイデア生産工場」へ | シゴタノ!

    photo credit: ^Sandra^ via photopin cc 「オズボーンのチェックリスト」をご存じでしょうか。 アイデア出しの強力なパートナーとして有名です。 簡単に言ってしまえば、発想のトリガーワード集で、転用・応用・変更・拡大・縮小・代用・置換・逆転・結合の9つのカテゴリーが存在しています。 これを用いて、お題や問題や課題に対して、「大きくしてみたらどうか?」「逆にしてみたらどうか?」と問をぶつけることで発想を促します。 人の凝り固まった視点をほぐして、別の視点から物事を考えられるようにするツールと言えるかもしれません。知っておいて損はない発想法の一つと言えるでしょう。 この「オズボーンのチェックリスト」を簡単に使える「アイデア生産工場」というWebサイトが登場しました。 チャレンジ! こういうのは実際にやってみるのが一番です。 » アイデア生産工場 にアクセスして、

    ブログ記事に困ったら、「アイデア生産工場」へ | シゴタノ!
  • SH015:週にまとめてやるべきでないこと | シゴタノ!

    週次レビューというのは格好の残務処理タイムになりかねません。 現実にはそうしなければならない事情が100%あるのですし、それで「回る」ならそれが悪いとは言えません。 ただ「まとめてやる」というやり方は「そのつどやる」に比べて無駄が多くなりやすいのに、実際にはその逆のように考えられています。 私が頻繁に取り上げる家計簿の記入や、似たようなところで経費精算などが代表例です。なくす、日付は変わる、記憶は薄くなるので、「まとめて」やればやるほど無駄な作業が増えるのに、多くの人はその逆だと思っています。 週にまとめてやるべきでないことというのはつまり、細かい作業です。 一つ一つの作業速度は「まとめて」やっても「そのつど」やってもほとんど変わりはないのに、「そのつど」やっていたらなかったはずの作業が増えるということは、「まとめて」やるだけ損をすることになります。 「掃除」「整理」「精算」「記入」という

    SH015:週にまとめてやるべきでないこと | シゴタノ!
  • 自分らしい生き方を見つけるためのドリームリストとマイルールのつくりかた | シゴタノ!

    11月26日(土)に「自由でクリエイティブな人生のつくりかた」というイベントに参加してきました。 『やらなくてもいい、できなくてもいい。』の著者・四角大輔(よすみだいすけ)さんのトークイベントで、仕掛け人の安藤美冬(あんどうみふゆ)さんとの対談で進行しました。 四角大輔さんは、会社員時代に絢香、Superfly、CHEMISTRY、平井堅などの有名アーティストのプロデュースを手がけ、現在はニュージーランドと日のデュアルライフを送られています。ニュージーランドでは湖畔に居を構えているということで経営する会社名は「Lake Edge Nomad」。 安藤美冬さんは、大手出版社を飛び出し、ソーシャルメディアを活用することで営業を一切することなく複数の仕事をこなすノマドワーカー。 » セルフブランディング極め、営業ゼロでオファー殺到ーー今注目のノマドワーカー、安藤美冬 (オルタナ) – Yaho

    自分らしい生き方を見つけるためのドリームリストとマイルールのつくりかた | シゴタノ!
  • プロっぽいプレゼン資料作成のための、「画像背景化」戦略 | シゴタノ!

    何度もお知らせしていたので、もうとっくに発売されていたかと思われそうですが、2011年11月4日、『朝活手帳2012』がやっと発売しました! 発売日に合わせ、自分が朝活手帳の内容を10分程度でプレゼンするとしたらどんな資料を作るかという観点から専用サイトにてパワーポイント資料を紙芝居形式で公開しています。 今回はこの、専用サイトに掲載した資料を使って、プロとアマチュアを分ける画像テクニックについてお伝えします。 どうせプレゼンするならかっこいい資料を作りたい、でも、そもそもどこをどうやったらかっこいいのかが分からない、という方は多いのではないでしょうか。 私が考える、プロとアマチュアの差は「統一感」です。 統一感を表すためのテクニックはたくさんありますが、簡単で効果が高い手法のひとつが、今回紹介する「プレゼンイメージに合う画像を背景として使う」ものです。 今回の資料では、表紙のバックに、「

  • 「新しい時代」における知的生産の持つ意味 | シゴタノ!

    みなさん、初めまして! 日より「シゴタノ!」の日曜日に連載を書かせてもらうことになった倉下忠憲です。R-sytleというブログで仕事術、知的生産、働くこと、などについて書いています。 私がこの連載で書かせてもらうテーマは「知的生産」。漢字にすると4文字ですが、掘り下げていくと幅広いテーマがそこには潜んでいます。 発想法や整理術や表現法など、文具やツールの使い方、さらに脳の使い方なども視野に入ってくるでしょう。 加えて、そもそも知的生産とはなんなのか?という基的なこともきちんと定義・共有されていないのが現状ではないでしょうか。 そのあたりをふまえて役立つ情報や、考えるきっかけを提供していけたらと思っています。 知的生産の重要性 今回は初回ということで、なぜ「知的生産」が重要なのか、ということについて触れたいと思います。 知的生産の出発点とも言える「知的生産の技術」が発売されたのが1969

  • しぶとくフリーランスをやっていくために、会社にいながらしたい下準備 | シゴタノ!

    問題です。弱小フリーランスには少なくて、新卒正社員にはある程度備わっているもの。それはなんでしょう? ・・・ピンと来た方はするどい。ズバリ「信用」です。 クレジットカード入会、ローン、引っ越しと、目に見えずとも「信用」は多くの人の転機を助けてくれるもの。もちろん、勤続年数の少ない社員の信用にも限りがありますが、同じキャリアであれば、大体の場合社員の信用が勝るでしょう。 ならば、独立する前に会社の制度を利用しきってから卒業したほうが賢いというもの。 将来フリーランスとして活躍したいと考えていらっしゃる方が、太く長く生きていくために会社員時代からしておきたい下準備について、(私自身の「こうしておけば良かった!」という反省も込めて)ご紹介したいと思います。 1.引っ越す フリーランス仕事を軌道にのせるまでには少なからず時間がかかると思います。その間の期間を別の仕事で埋め合わせるとしても、使える

  • ものごとを前に進めるための新しい知識 | シゴタノ!

    『いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法』が3刷、計15000部となりました。どうもありがとうございます。 やはり、今の時代は、やりたいこととやるべきことが多すぎるのだと思います。だから「先送り」という問題を何とかすることが、個々人の大きな課題となっているのでしょう。

  • 思い込みを捨てる3つの方法 | シゴタノ!

    先月末、ブログと同タイトルのを上梓させていただきました。『ライフハック心理学』(東洋経済新報社)です。このは、 行動 → 心理の変化 → 新しい心の状態を獲得する という流れに沿って書いたですが、これは、以下の3つの思い込みから解放されることと言い換えられます。 なぜなら、この3つの思い込みは、世の中と自分の心理について、固定的な見方を強めてしまうものですから、それから解放されているということは「心は変えられる」という実感をもっているということなのです。 1、自分の心からはなにも出てこないという思い込み 2、自分の心は変わらないという思い込み 3、他人の心は変えられないという思い込み 1、自分の心からはなにも出てこないという思い込み これから解放される具体的な手法は、連想的に書き連ねていくことです。書くのは、デジタルでもアナログでもかまいません。 断続的にこれを続けていると、他ならぬ

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