システム開発からシステム提案の作業に移ると、その作業の中身も変わってくる。 ラフなメモ書き。 【1】ユーザ企業が、何かしらの問題意識を持って、システムを導入する計画を立てようとして、提案作業を依頼されたとする。 実際に提案作業に関わって感じたことは、「システムのあるべき姿」を描く能力がとても必要であること。 システム導入前に、関係者にヒヤリングして問題点や課題を聞いてみると、たくさんの不平不満、要望が出てくる。 現状に何らかの不満があること、それが起点になる。 しかし、それらの問題を集めて、こんな解決策があります、だからこんなシステムを導入しましょう、だけでは重役たちに提案は通らない。 なぜ、あなたはその解決策を思いついたのか。 本当に、その解決策で問題が解消されるのか。違うのではないか。 問題と課題が混同されていないか。 それが本当に目的なのか。 戦略と目標と目的、ねらいが混同されていな