「答えのない問題」と呼ばれる種類の問題があります。この種類の問題に取り組む仕事は、過重労働のイメージが強い。その理由が問題の構造にあることに気づいたので記録しておく。 まず答えのない問題について説明します。答えのない問題とは、明確な解決策や結論が存在しなかったり、主観性の違いにより一意の答えが存在しない問題のことです。明らかな答えはなくて、人によって言うことが変わるような問題です。例えば広告のクリエイティブだったり、ビジネス上の戦略立案や意思決定に関する問題、投資判断の問題は、答えがない問題です。どんな広告を出したらいいかに唯一の正解はないし、企業の戦略も唯一の正解があるわけではありませんね。 『左利きのエレン』で描かれている広告会社のクリエイティブの人たちとか、コンサルタントの人たちの SNS とか眺めていると、彼らの仕事はハードワークの印象が強い。やりがいが強く夢中になれる仕事だから、