VMwareは先週、vSphere 5をはじめとするクラウド基盤を構成するソフトウェア群の新バージョンを発表しました。 新バージョンが主に目指したのは、データベースやERPなどを含むクリティカルな業務アプリケーションの基盤としても仮想化サーバが利用されること。そのために仮想マシンの性能向上や仮想化インフラの信頼性の強化、インフラの自動化による大規模運用の実現などが推し進められています。 米VMwareが行った発表会のスライド資料から、新バージョンの主な機能を見ていきましょう。 性能の拡大でモンスター仮想マシンも実現可能に 今回新しく登場したのは、クラウド基盤を構成する一連のソフトウェアの中の以下の製品群です。 仮想化の利用範囲を広げていくための課題が、性能の拡大。vSphere 5では前バージョンよりも4倍以上の性能拡大を果たし、1Tバイトメモリと32仮想CPUまでサポート。 これにより「