Windows 7時代のWebシステム開発は混沌としています。 IE8を標準ブラウザとしてサポートしてしまったユーザ企業は、IEがシステムのライフサイクルをカバーできるだけのサポート期間を確保できなくなるため、+αの対策無くして開発を行うことができません。 (※参考 : 企業システムの2020年問題 - ふろしき.js ) IE8標準ブラウザとして採用した企業は、今後システム開発時に、以下の選択が求められます。 IEをアップグレードする。 Windows 7の移行日までをシステムのサポート期間とする。 IE8とIE9以上(FireFox/Chrome)で動くように作る。 Firefox/Chromeのみ対応にする。 本記事では、4番の対策のニーズを埋めるため、「Firefox向けWebシステム開発」でできること/できないことについてまとめてみました。 1. サポートライフサイクル→ESR(