夏に、近所のおっちゃんたちが家におしかけてきて納涼祭の出演依頼のあった話を書いたが、あれは結果大盛りあがりで、最後のおっちゃん挨拶では「後援会を発足させようじゃありませんか!」となったり、翌週自治会長さんから、私の紹介文を回覧板でまわしたいから、これでいいか?と原稿を見せに来られたり、それはそれは結構な評判で、戸惑うところももちろんあるにはあったけれども、しかし私はこのことで、なにかつっかえていた板のようなものが、ひとつ突破されたような、すがすがしさを身に感じていた。 人に喜んでもらうことを自らの喜びとすることに、一度挫折を感じていた私は、そこから逃げすぎていたのかもしれない。やっぱり喜んでもらえるっていうのは、こちらの力になる。力をもらったら、それをまたお返ししたくなる。 その時の手応えが、今回の島慰問へと繋がった。 島行ってよかった。とっても楽しかった。大盛り上がりだった。そういう人ら