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2010年10月4日のブックマーク (14件)

  • 大友良英のJAMJAM日記別冊 連載「聴く」第19回

    Improvised Music from Japan / Yoshihide Otomo / Information in Japanese ご無沙汰です。 今は4月11日サンフランシスコからです。planB 通信に連載してる「聴く」いよいよ最終章にはいってきました。先月末に書いたものを今回はメルマガで配信します。これをまとめて、もう少ししまった形でなんとか年内にはにできればと思っています。 今は3月27日午前6時のサンフランシスコにいます。欧州ツアーからアメリカに飛んで、もう時差ぼけで何がなんだかわからなくなってる中でこれを書いております。しばらく間があいてしまいましたが、今回はまた「聴く」にもどります。というのもこれを書いている1ヶ月前に出た雑誌『ユリイカ』でポスト・ノイズの特集をやっていて、この特集のなかで一番わたしの興味を引いたのが、菊地成孔が持ち出してきた iPOD以降の音楽

    atosakav
    atosakav 2010/10/04
    「音質と記憶の話…あるいはメソッドと呼ぶべきか」
  • 大友良英のJAMJAM日記別冊 連載「聴く」第18回

    Improvised Music from Japan / Yoshihide Otomo / Information in Japanese ご無沙汰してます。お元気ですか? わたしのほうは、9月以降の欧州ツアーを全てキャンセル日でのんびり…という計画がすべて狂って、日にはいますが、狂ったように忙しい毎日です。とはいえ、おかげさまで、心配かけました頚椎や腰のほうの症状、すっかり消えて、1年ぶりに体に痛みや痺れのない快適な日々を送ってます。痛みがないってのが、こんなに快適なの忘れてました(苦笑)。 え~と、明日になりますが、20日京都西部講堂でベースのナスノミツル、ドラムに外山明、ゲストに津上研太を迎えて、初めての編成でバリバリのサイケデリック・ロックをやります。他には山精一、DCPRGなんかも出ます。チケットまだあるようなので、お近くの方はぜひ。 他にもお知らせしたいこと沢山あるん

  • 吉村光弘への返信

    言おうかどうしようかまよったけど、やはり書こう。 ユリイカの吉村光弘さんの文章とそのブログになんだかひっかかっている。「徹底的な他者=外部」などというあまりに観念的すぎて、わたしには全然意味のわからない言葉で批評が行われていること、ものすごく疑問というか、正直な感情を言えばそういう紋切り型の批評が復活してきていて、読み手がそういうものに免疫がないのだとしたらとても怖いことだと思っている。というのは、そういうことに疑問を感じずに彼の文章を杉拓の非常に注意深く書かれた文章と同列に語ってる風情のブログをいくつか見つけたからだ。「徹底的な他者=外部」なんて今のところわたしは出会ったことすらないし、今後も戦争でもおこらないかぎり出会うことはないだろう。そんな究極の注釈なしには使うことが出来ないような紋切り型の言葉をいきなり使っていいのだろうか? 別に「徹底的な他者=外部」のような極端な言葉の使い方

    atosakav
    atosakav 2010/10/04
    "共演者は単に「他者」であって、それ以上でも、それ以下でもない。「他者」とはいつまでたっても「他者」どうしでしかなく、ただ近く感じたり、遠く感じたりするだけのことです。"
  • 知的障害者とのワークショップ発表会まであと半月 - 大友良英のJAMJAM日記

    え〜と、ちょいと宣伝です。 昨年の9月からちょろちょろと見学にうかがい、今年にはいってから格的に関わりだした神戸の知的障害児との音楽ワークショップの発表会が3月5日、神戸のジーベックホールで行われます。この日記にも随時書いてきたので、なんとなく、そのあぶなっかしい経緯をリアルタイムで読んできた方も多いと思いますが(叱咤、激励をくださったみなさん、ありがと)、ま、読んでもらえばわかるとおり、参加の子供達より、ゲストミュージシャンとして参加した大人のオレの意識のほうが変わる結果になって、ま、そういうの、成果が出たって言っていいのかな(苦笑。ほんとうは子供たちになにかを与えてあげなくちゃいけないのに、だらしのない大人で恐縮。オレがガキの頃見た46歳の大人は、もっと立派だったのになあ。まあ、歳のことはどうでもいいや。 そんなわけで、子供達や、そこに関わっている主催の学生やスタッフ達からいろいろと

    知的障害者とのワークショップ発表会まであと半月 - 大友良英のJAMJAM日記
  • 神戸の知的障害児たちとのワークショップ その3 - 大友良英のJAMJAM日記

    昨日5日は神戸の知的障害児のワークショップ4回目。 午前10時集合。朝早く行くのは、夜行性のオレには当につらい。こんなことを繰り返していたら確実に病気になる(苦笑。  この日記を読んでいる方でオレに仕事をオファーしようと思っている方、お願いですから午前中から仕事は入れないで〜。 もっとも、前日、京都の某料理屋で某プロデューサー達若干2名と悪巧み&雑談を深夜遅くまでしていたオレも悪いのだが。でも僕等の仕事は夜な夜な密かに深く進むものなのです。ほんと、ほんと、信じて〜〜〜。 え〜、早起きのことはともかく、このワークショップに行くのがとても楽しみになっているのは事実。なぜか、あの中にいると居心地がとてもいいのです。 昨日は、まずは子供達が集まる前にワークショップのスタッフとブッチ・モリスのコンダクションの簡易版のような自作曲をリハーサル。指揮はオレ。スタッフのほとんどはアマチュアだったりプロだ

    神戸の知的障害児たちとのワークショップ その3 - 大友良英のJAMJAM日記
  • 2006-01-23

    実際は先週参加できなかったので、ワークショップそのものは今回が3回目。 正直いって、ここに来るのがとっても楽しみになってきている。これ、オレにとってはすごい変化。だって最初は不安だらけだったのも。 最初に見学に来たのが昨年の9月。とんでもないもの引き受けてしまったと後悔した。見学しているだけでも、どうしていいかわからない。知的障害児と呼ばれる彼等、彼女等とどう接していいのかもわからないし、彼等が何を考えているのかもわかりにくかった。だから当時の日記には多分ずいぶんネガティブなことも書いたんじゃないかな。 前にも書いたけど、ココロがぐらっと動いたのは、音楽のことなんかじゃなくて、参加している年長のNくんから 「今度一緒に踊ろうよ」 と言われたとき。11月のこと。人間なんて単純なもんだ。以来Nくんと会うときは、まるでストリートのキッズがやってるみたいに指を2差し出して、拳骨をこつんとぶつけ合

    2006-01-23
  • 知的障害児とのワークショップ1回目 - 大友良英のJAMJAM日記

    昨年、何度か見学に行って、ここにもさんざん感想やら文句を書いた神戸大学の知的障害者とのワークショップ、いよいよ今度は自分がやる番。 で、 わきで見て文句を言うのと、実際にやるのとではえらい違いでした。これは予想以上に大変。毎日書いていた日記がすぐにアップできないくらい打ちのめされた。 なにに打ちのめされたかを書く前に、ちょっとびっくりしたことを。 実は今日はゲストの自己紹介もかねて、わたし、江崎将史、林加奈、森アリの4人それぞれがソロの演奏をした。わたしはまずはエレクトリックギターソロで、わたしが最初に作曲した映画音楽の「青い凧」を演奏。結構大きな音だったけど、みなみみをふさいだりしながらも集中して聴いてくれた。で、つぎにポータブルのターンテーブル3台でソノシートを使って演奏しだしたら、1分もしないまに、男の子数名がターンテーブルの前にやってきて、みなどんどん演奏しだしたのだ。最後には完

    知的障害児とのワークショップ1回目 - 大友良英のJAMJAM日記
  • 今日は知的障害者のワークショップの発表会でした - 大友良英のJAMJAM日記

    神戸の旧乾邸で神戸大学の大学院生が中心になってやっている知的障害者ワークショップ、今日はその第一期の発表会の2日目。 タイトルは「音の城」 これまでもここに書いてきたような問題はいろいろあるのだけど、でも、そういう問題があることを忘れさせてくらいの、いい音楽が、正確には音楽の萌芽のようなものが沢山あって、音楽になる以前の、なにか音がキラキラと光りだす瞬間みたいなものがあって、わたしは正直感動しました。 でも、これって、もしかして「知的障害者がやっているから・・・」というような色眼鏡をオレがかけて見てやしないか? という疑問符、後ろめたさみたいなものは常についてまわりながらの感想でもあります。そういったものをリセットして、たとえば録音した音だけをなんのインフォメーションもなく聴いて、オレは感動するのだろうか? みたいな自分への問いかけは、常にかたわらにありつつの感想なんですが。 このへんのこ

    今日は知的障害者のワークショップの発表会でした - 大友良英のJAMJAM日記
  • 知的障害者とのワークショップ見学3回目(長文) - 大友良英のJAMJAM日記

    昨日は神戸の知的障害者とのワークショップの見学の3回目。 前日の西部講堂の打ち上げづかれもあって30分ほど遅れて到着。 オレは来年1月から3月までの約2ヶ月間、神戸大学の大学院生達が主催する知的障害者のための音楽ワークショップにゲストリーダーという立場で呼ばれているのだ。とはいっても、そもそもオレは音楽の先生じゃないし、知的障害者と接したことすらない。最初はとても出来ないと辞退していたのだが、大学院生たちの説得にとうとう根負けする形で、受けることにした。とはいえ、まったく知らないことはいきなり出来るわけがない。年内は千野秀一さん等が何度かゲスト講師で参加する関係もあって、まずは見学させてもらうところからはじめることにした。 この先はこの日記を読んでいる人は内容に記憶あるかもしれない。 9月の1回目の見学の時、わたしは正直いって、大学院生たちや音楽療法をのやっている人たちの指導方法に非常に疑

    知的障害者とのワークショップ見学3回目(長文) - 大友良英のJAMJAM日記
  • 知的障害者とのワークショップ in 神戸 その2 - 大友良英のJAMJAM日記

    ワークショップ見学の2回目。 今回は楽器をつかっていたこともあって、前回と違いかなりいろいろなことが、わたしなりに見えてきて、とっても面白かった。 今回参加のうち2人の子が、ひとりはシンセのスイッチに,もうひとりがバイオリンに、あきらかに尋常じゃない興味をもっていて、しかも非常に面白い演奏をしていたのだ。 これをたとえば 、即興演奏の文脈で読み取ろうとしたり、その文脈で共演しても、なんか違うんじゃないかなって気がした。 そうじゃなくて、たとえば、シンセに興味をもった子にとっては、即興で音楽をやることではなくて、スイッチのオンオフと音の連動への興味こそが重要だったんじゃないかな。 これは、オレがそうだからすごく良くわかる。 そうそう、それ、オレもそれ好きなんだよって感じで。 だから、彼と、即興演奏で対応しようと、したスタッフをみていて、う〜ん、それ、違うかも・・・とも思ってしまった。 オレだ

    知的障害者とのワークショップ in 神戸 その2 - 大友良英のJAMJAM日記
    atosakav
    atosakav 2010/10/04
    "即興でやれば、なにかが見えてくる・・・ みたいな希望はオレ個人、とっくにもっていない。 むしろ即興とは、個人的には「生きる」とほぼ同義で、"
  • 知的障害者とのワークショップ - 大友良英のJAMJAM日記

    今日は、神戸大学の大学院生たちが主催するワークショップを見に神戸へ。主に知的障害者たちが参加する音楽のワークショップだ。来年このワークショップの何回かはわたしがリーダーを務めなくてはならない。これまで、知的障害者と呼ばれる人たちとの接点のまったくなかったわたしは、とりあえず、どういうワークショップがおこなわれているのか様子だけでも見ておきたかった。 う〜〜〜ん。 これは、そうそう簡単にできるもんじゃないなあ。 ワークショップ終了後、主催の人たちや、ボランティア参加の人たち、指導をしている人たちとディスカッション。 自由に音を出し合って、それで楽しくなったり、ココロがかよい合えば、それが音楽に聴こえるんです。それでいいじゃないですが・・・と主張する人がいる。この方は音楽療法の専門家の方だ。 音楽療法のセッションの現場でそういうことがおこるのはわかるような気がするし、そうやっていくことの重要さ

    知的障害者とのワークショップ - 大友良英のJAMJAM日記
  • 実験音楽? – F.M.N. SOUND FACTORY

    昨日ループラインで行われたという「激論! ど〜する!?ど〜なる!?ど〜したい!? 実験音楽」。Ust中継もされていたみたいだけど見てない。東京にいたとしても決して行ってない。こんなつまらないものに200人ほども観客がいたということに驚いた。 そもそも実験音楽といいわれるものを実際やっている人たちからしたら「実験」してるなんて思っている人は極々少ないはずだ。 なにかしら「試す」ことはあるが、それは通常の(これもひどいくくりだが)音楽でも当然ある。データを集めなにかしらの推論、その推論を結論に持ち込む判断基準を得るのが「実験」だと思うのだが、音楽でもしその実験があるとしたら、演奏者ー観客の関係自体がまるで存在しないかもしくは観客の意味自体も違うはずだ。 「実験音楽」という言葉自体、浅はかな聴き手が自分の接した音楽を理解しようともせずに簡単に片付ける言葉としてしか今ではほとんど機能してないはずだ

    atosakav
    atosakav 2010/10/04
    「実験音楽」について。FMN石橋氏の場合。追記→http://bit.ly/cZjpl0 追記2→http://bit.ly/bZWHJE
  • ■ - tana record diary

    昨日は子どもの運動会みにいって、晩は水谷トリオの録音。どんどんそぎ落とされていくし、発展していく。 家族全員でグ邸にいくつもりだったのだけど、雨で断念。しかし晩からあがったなあ。。ピアノバイクモンドこっそり練習を聴いてましたがかなりよいです。 毎年この時期に川端さんから徳島名産すだちが送られてきますが、さっそく酢橘チューハイや、秋刀魚にぴぴっとかけたりしております。うまいー。 あと、ひさびさにタツマとキャッチボールしたら、体の右半分が筋肉痛だ。 ループラインのトークイベントどうなったんでしょうか?もともとの自分の考えもあるので、興味深い。 いま編集しているブラジルの2.5というのは2ndと3rdのあいだに試みた音源なんだけど、まるまる一枚分の分量がある。それを一旦すべてボツにして全曲新たに書き起こして3rdをつくったのは、成り立ちや録音方法をふくめ、あまりに「実験/即興」過ぎたからだ。これ

    ■ - tana record diary
    atosakav
    atosakav 2010/10/04
    「実験音楽」について。稲田誠氏の場合。
  • 「朝まで生LOOP「激論! ど〜する!?ど〜なる!?ど〜したい!? 実験音楽」で語り切れなかったこと(1) - 吉田アミの日日ノ日キ

    久しぶりに長文を書きます。 ■経緯 先日、Loop-Lineにて行われた討論会「朝まで生LOOP「激論! ど〜する!?ど〜なる!?ど〜したい!? 実験音楽」に出演しました。 企画発案に関わった角田俊哉さんより、8月半ばに依頼を受け、口頭や軽いメールのやりとりで、出演を快諾。その後、質問、どういったことを話したいか、イベントの一ヶ月前にメールが来たので自分の意見を簡単にのべた。その質問はそのまま、角田さん宛てに転送されたということだった。9月半ばから自分は、海外に行っていて、メールのやりとりがおろそかになっていた、22日以降にイベントの詳細を知り、え〜これまとまるの〜?と急激に不安に。まず、出演者の人数が最初の依頼から急増。知らない名前もあったし、出演者に偏りがあるように感じられた。 タイトルがふざけていたのも気になった。それまでのニュアンスだとあくまでも、まじめな議論、深い内容ということで

    「朝まで生LOOP「激論! ど〜する!?ど〜なる!?ど〜したい!? 実験音楽」で語り切れなかったこと(1) - 吉田アミの日日ノ日キ