Tokyo, 2003.7.16 text by Yoshiyuki Suzuki interpretation by Stanley George Bodman translation by Shizu Kawata ← Prev | 1 | 2 | Next → すでにかなり長い歴史を持つジェイド・トゥリーだが、実際、90年代のオルタナティヴ・ムーヴメントの時には、それほど目立って人々の口の端に登る存在ではなかった。しかし、現在では多くの名盤をカタログに揃え、注目のアーティストを何組も抱えた重要レーベルとしてその名を知られている。前述のムーヴメント以降、インディー・シーン全体をとりまく激しい周辺事情の中、ここまで堅実に会社を育ててきたオーナー2人の手腕は大いに評価すべきだろう。以下のインタビューでも語られている通り、このレーベルの特色は2つある。ひとつは、他の多くのインディー・レーベル