福島第1原発から北西に約20キロ離れた福島県浪江町内の放射線量が、人間が屋外で1年間に浴びても健康に影響が出ないとされる放射線量限度の2233~2890倍に当たる255~330マイクロシーベルトに達していることが、文部科学省の調査で分かった。浪江町内には介護施設などに避難できない住民が多数いるとの情報もあり、文科省は「問題がある数値で官邸に報告した」と説明した。 調査は15日午後8時40分~同50分にかけ、同町内3地点で計測機器を積んだ「モニタリングカー」を使って実施した。その結果1時間当たりの放射線量は▽19キロ離れた場所で車外255マイクロシーベルト、車内223マイクロシーベルト▽20キロ離れた場所で車外270マイクロシーベルト、車内220マイクロシーベルト▽21キロ離れた場所で車外330マイクロシーベルト、車内300マイクロシーベルト--となった。 文科省によると通常の生活で1年間に
<1>ダリアの帯(大島弓子著/「大島弓子が選んだ大島弓子選集5」所収/メディアファクトリー、MFコミックス/1000円) <2>ロングロングケーキ(大島弓子著/白泉社文庫/610円) <3>ロスト ハウス(大島弓子著/白泉社文庫/590円) 少女マンガは、少女の理想を描く。では、この少女とはどういった存在なのか。本来なら年若い女子のことを少女と呼ぶが、私はそれに違和を覚える。大島弓子は生粋の少女マンガ家である。その彼女の作品は少女にしか理解できない特権的なものではないからだ。少女とは誰もが持ちうる性質のことで、男でも女でも若くとも老いていても、誰でも持っているもの。それが少女の本質ではないのだろうか。 思春期に私は大島の作品に出会うことができた。それは幸せな読書体験であった。世界の何処(どこ)にも居場所がないと泣きだす寸前に「ここに居てもいいよ」と一杯のあたたかいミルクが差しだされたのだ。
◇1万世帯から回答 過去1年間に経済的理由で必要な食料を買えなかった経験のある世帯が15・6%(07年時点)に達することが24日、国立社会保障・人口問題研究所が初めて実施した社会保障実態調査で分かった。厚生労働省が10月に初公表した相対的貧困率15・7%(06年が対象)と、ほぼ同じ割合。経済的理由などから医療機関に行けなかった世帯も2%あった。調査は07年7月1日現在で実施し、全国の1万766世帯から有効回答を得た。 「過去1年間にお金が足りなくて家族が必要とする食料が買えないことがあったか」を尋ねると、77%は「まったくなかった」と答えたが、よくあった2・5%▽ときどきあった4・5%▽まれにあった8・6%で、計15・6%が食料が買えない事態を経験していた。母子家庭など「一人親世帯・2世代」に限ると、計38・4%が経験していた。 一方、世帯内の人が医療機関に行ったかを尋ねたところ、行かなか
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