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ブックマーク / www.jcp.or.jp (3)

  • 84時間連続勤務/名ばかり管理職/東京地裁 SHOP99元店長提訴/賃金8万円減 残業代なし

    二十四時間営業の安売りチェーン店「SHOP99」(九九プラス・東京都小平市)の元店長、清水文美さん(28)が九日、「名ばかり管理職」として残業代もなく長時間働かされ、健康を壊して休職に追い込まれたとして、残業代と慰謝料など約四百五十万円の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こしました。 提訴後会見した首都圏青年ユニオン組合員の清水さんは、「入社後一年足らずで働けなくなるとは思わなかった。会社は人を人として扱ってほしい」と訴えました。 清水さんは二〇〇六年入社後、九カ月で店長にされました。管理監督者扱いされ、残業代は払われず、店員時代より賃金は八万円もダウン。アルバイトがいない時間も代わりに働かざるをえず、二十九日間の連続勤務や四日間で連続八十四時間労働など過酷な労働が原因でうつ状態と診断され休職中です。清水さんは「慢性的な人手不足で、いつ帰れるのか、休めるのかわからない状態だった」と語りました

  • トヨタ 期間工にもQC(自主活動)/「正社員めざすなら」と強要

    トヨタ自動車(愛知県豊田市)が、業務外とされている小集団活動「QCサークル」に、正規労働者だけでなく期間工も参加させたうえ、サービス残業まで強いていることがわかりました。労働者からは、「強要はしないでほしい」「労働時間として扱うべきだ」との声が上がっています。 QCサークルは「カイゼン」と呼ばれるトヨタの品質・生産性向上運動の一つ。「出来高の向上」「製品の不良低減」などの目標を決めて提案を出し合い、年四回リポートにまとめて職場の課長に提出し、発表します。 トヨタ工場で働くAさんは「会合は一回三十分で月四回。これに正社員と期間工が参加します。この二時間は『自主』活動ながら手当がつきます。しかし、テーマごとのリーダーは会合準備やリポートのまとめで月四、五時間は自宅でサービス残業しています」と話します。 ほかにも「創意くふう」「ヒヤリ提案」「エコ」「交通安全」「HUREAI行事」などの「自主」活

  • 経済時評/「世界一」と「過労死」のトヨタ

    昨年十二月、トヨタについての二つのニュースが世界をかけめぐりました。 一つは、トヨタの二〇〇七年の生産実績見通しが九百五十一万台(ダイハツと日野を含む)となり、GM(ゼネラル・モーターズ)の九百二十六万台を抜いて、初めて世界一になったというニュースです。GMは、一九三一年以来、七十七年間も維持した首位の座を明け渡すことになりました。 もう一つは、トヨタ自動車で働いていた内野健一さんが過労死した事件の裁判で、原告の、博子さんが名古屋地裁で全面勝訴したというニュースです。ロイターやAP通信、CNNテレビ、経済専門誌など海外マスコミは、内野さんが月百時間以上の「サービス残業」を強いられていたというトヨタの労働慣行の異常ぶりを詳しく報道しました。 トヨタ式“ものづくり”と超高利潤率 第一のニュースに関していえば、トヨタはどのようにして生産台数世界一になったのか。 トヨタは“ものづくり”の方法を極

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